しまうま

婚喝ノート その6  作戦コードシマウマ🦓

私がコーディネートする婚活イベントで同性同士のおしゃべりは禁止です。せっかく婚活に来たんだから、しっかり婚活してもらうためのお約束です。どうしても同性と話したい時は、手話か手旗信号でやってもらうしかないとはっきり伝えます。特に女子は、小さい頃から女友達と群れて生きてきているので、1人になることへの抵抗感ハンパないし、トイレもみんなで行くと安心する生き物、私がそうでした。でも、やっぱ婚活は個人戦!「サバンナに一頭で立つシマウマ🦓」になることが大切。シマウマと言っても、もちろん四つん這いになる必要はなく(笑)とにかく1人、寂しそうに1人!これが男子に声をかけられる最強の作戦なのです。この作戦は事前レクチャーで説明し、実行するのはイベント中盤のフリータイム。しかしその時がきても、なかなか最初はシマウマできません。そこで、私が「作戦コードシマウマ!」と声をかけると男子はキョトンですが、女子は「あっ、そうだった!」とばかりに動き、みんな寂しそうなシマウマモードに入ってくれます。こうして女子がみんな1人ぼっちになるわけですが、私の婚活において、頑張って1人になった女子をほっとく男子はいません。というのも、事前レクチャーで男子には「女子を絶対に1人にしない!」と堅く約束してもらっているので、男女それぞれが約束を守ってくれたら、フリータイムはキレイなツーショット祭りになります。こうして、途中何回もメンチェン(メンバーチェンジ)を繰り返し、相手を変えながら会話をし、最後に矢印をだす異性を絞りこみます。もちろん選ぶだけではなく、自分が好意を持っていることもアピールしながら会は進んでいきます。ただ、時々、女性参加者から「あの男性、私と話したあと、別の女性とも楽しく話してますけど、それってどう思います?」とクレームみたいな相談がありますが、そんなクレーム一切受け付けません。婚活って、いろんな異性と話してなんぼ。八方美人に見られて全然OK。明日になったらもう会えないかもしれないメンバーに気を遣って動けなくなるのはナンセンス!細かいこと言っていると人生の釣り堀は狭くなるだけなのです。

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