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海外営業マンが語る神道のロマン 第七回 氏神神社参拝のしかた(ライト♪)その3


さて、明日はエイプリルフール♪ いや、月初めのお詣りの日です!午前中に(できれば朝イチで)氏神様に行きましょう。ということで、今日は参拝のしかたの最終回。これで明日の参拝はバッチリですね♪ 天気がいいといいなぁ。

前回お伝えした手水舎でお清めが終了したら、さぁ拝殿まで行きましょう!アゲイン、参道の真ん中を歩いてはいけません。拝殿の手前(階段がある場合は階段の手前)でお辞儀をしましょう。

賽銭箱の前でもう一度お辞儀をして賽銭箱にお賽銭を入れます。賽銭は真ん中に穴が開いた硬貨(5円玉、50円玉)を穴が開いていない硬貨(1円、10円、100円、500円)2枚ではさんで3枚ひとかたまりにして入れます(諸説あり)。できればすべて違う硬貨がいいので、私はいつも50円玉(ないときは5円玉)を100円と10円ではさんで入れています。

5円玉を100円と10円ではさむと、計115円なのでいいご縁!なんちって。語呂合わせの意味はありません。悪しからず。笑。

さて、ここからが拝礼のしかたです。いわゆる「二礼二拍手一礼」ですね。東京神社庁から下記の動画も出ていますから参考にしてください。

①まず、背筋を伸ばして姿勢を正しましょう

②2回深く(できれば90度くらいまで)お辞儀をしましょう(二礼)

③胸の高さで両手(右指先を少し下にずらして)合わせます

④肩幅程度に両手を開いて2回拍手しましょう(二拍手)

⑤祈ります(*ココ重要なんで後述しますね)

⑥最後にもう1回お辞儀(やっぱり90度くらい)をしましょう(一礼)

ぜんぶ終わったら立ち去る前に会釈(90度はいらないですよー)しましょう。はい、簡単ですよね!

で、⑤のお祈り部分ですが、大事ですからね~。まずは神様に語り掛けてください(あ、声に出さないで、心の中でです!)。みなさん、もちろんお詣りする氏神神社の祭神様(祭神に関しては第三回「八百万(やおよろず)の神」を読んでください)はご存知ですね?

まずは、祭神の神様に〇〇さま!と呼びかけるのです。そしたら、自分が何者であるか名乗りましょう。氏神様と言えども多くの氏子を抱えているので、私が誰か名乗らないと判別できないんです。崇敬神社ならなおさらです。まずは住所から、そして氏名(年齢まではいりません 笑)。

ココで感謝の気持ち「いつもありがとうございます」とお伝えします。どうしてもかなえたいことがあれば、氏神様および一部許されている神様にはお願いしてみるのもいいかもしれません。

ちなみに、崇敬神社および伊勢神宮でお詣りするときは、自分の氏神様のお名前もお伝えしてくださいね。これに関しては次回以降に。今回はあくまでも氏神様をお詣りする前提でお話しています。

では、私の例を使ってお祈りの復習です。

私の氏神様の祭神様は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)様なので、

「日本武尊様、○○町〇丁目〇番地〇号ハイム○○号室に住む記野直子です。いつも本当にありがとうございます♪」

となります。

すべてが終わったら、参道を鳥居方面に戻り(やはり真ん中は歩かずに(しつけぇ笑))、鳥居をくぐるときはお辞儀を忘れずに!

今回は氏神様をお詣りすることに特化しています。崇敬神社にお詣りするときは若干違ったりするのでこれもまた今度。ちなみに、私の大好きな崇敬神社の出雲大社では「二礼二拍手一礼」が「二礼四拍手一礼」になります。笑。いっぱい手を叩くんです!おおらかで寛大な出雲大社、皆様も一度お詣りいただきたいと思います♪ と言ってる私もまだ3回しか行ったことありません…笑。

実は…鳥居をくぐって神聖な場所に入ったら...写真は撮ってはいけません。あ、上の写真...私が撮りました。すみません!神聖な場所からモノを持ち去るのと同じ意味だからです。「Pokemon Go!」を神社でやらないで!と言われるのは、神聖なところからモノを盗ってくる、ということに当たるからです。反省しています…が、どうしても美しくて撮影してしまいました!

あ、また長文に…。連載はまだまだ続きます♪ 月初めのご挨拶ができなくても、いつお詣りに行ってもいいんですからね!ぜひ神様にお会いする時間を作ってみてください!





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