給付金の使いみち②登山ストック
さっさと書いてしまおうて
いくらもさっさとかいてないやないかい。
と自分に自分でツッコミながら続きやってこー!(笑)
9月28日。
前夜に茶そばを食べたのに朝食食べる気満々で5時半に起床。
私も母もいつも朝食はとらないのですがホテルは別です。
ホテルからの日の出。
レストランは6時からと早めに空いていたので7時半フライトでも寄れました。
普段はビュッフェ形式ですがコロナのためセットを選んで配膳されます。
洋食、和食どちらか選べましたがメインの旅行が
和食ばかりになるのがわかっていたので洋食をチョイス。
いや、和食でもよかったのだけど、ホテルの朝食のお魚って当たりはずれありません?
鮭がぼそぼそしてるというか…あの瞬間とても萎えるので(笑)
母はお腹は空いていないのでコーヒーだけ頼みました。
そんなに時間にゆとりがあるわけでもなかったのに
コロナで人が少ないのも相まってゆっくりしてしまい
気づけばそろそろ出ないとまずいのでは!?と
急いで部屋に荷物を取りに行きチェックアウト。
ホテルから空港までは送迎バスが出ていますが
始発のバスは私たちの向かいたい第3ターミナルには停車しません。
とはいえそこまで遠くなく徒歩で向かえる距離なので意気揚々とスタート。
しかし。
搭乗手続きの時間が刻々と迫り結局走る事態になりました。
スクランブルエッグが躍るポンポコリン。
「お母さんまだまだ走れるわ!」と言う母を見て余計に疲弊しました(笑)
急いだおかげでなんとか搭乗手続き締め切り時刻の5分前に到着。
今回はハイキングがメインの旅行なので2人ともリュック一つで決行し
預けるものもないのですぐに搭乗バスに乗れるかと思いきや…
「リュックに差してあるものを拝見してもよろしいでしょうか。」
(まずい。もしや長さがオーバーしているのか!?)
空港のスタッフさんが指したのは登山用のストック。
前日に母が私の分と2本用意したのですが
私はいらないと言い、1本だけリュックの外ポケットに入れて持ってきたのです。
リュックから抜いて渡すと先端の部分を触っています。
どうやら長さの問題ではなさそう。
スタッフさんは先端のゴムを握りそのまま引き抜きました。
あれ、外れるんですね。
キャップのようになっていたゴムの下には
少し先が尖った金属部分がお目見え。
たとえて言うとボールペンの先端のように円錐になっていました。
「先が尖っているものは機内に持ち込むことができなくて」
私「預けなきゃならないってことですね」
母「あらまぁどうしましょう」
今回乗ったのはPeachだったのですが
荷物を預けるか預けないかで予約時点での料金が違うので(差額1400円)
母と事前に相談し、何もないからと所謂シンプルな梅プランで予約していたのです。
まさかこんなことになるとは。
それと懸念点が一つ。
到着したら空港発のリムジンバスに乗る予定なのですが
乗り換えの時間は7分しかありません。
荷物を預けたら出てくるまでに時間がかかるので間に合わない説濃厚。
(そもそも間に合うかすらきわどいけど)
母「私たち向こうに着いたら乗り換えまでに7分しかなくて。もし間に合いそうになかったら捨ててもらえませんか。」
なかなか無理なことを言う母である。
「なるべく引き取っていただきたいのですがもし本当に難しいようであればお声がけください。それとこちらは包装せずそのまま積むので破損する可能性がありますがご了承いただけますでしょうか。」
私「それは問題ないです。いくらお支払いすればいいですか」
「2800円です」
倍の値段!(粗品風)
渋っている時間はありません。
さっさと支払いを済ませ、荷物検査をしてバスに乗り
飛行機に乗り込みました。
この日の天気は気温が低いためか、霧が濃く周りがあまり見えませんでした。
ニュースでは富士山今季初冠雪とのこと。
これは遅れるんじゃないかなぁと思っていたら案の定15分遅れで離陸。
実を言うと私…
飛行機があまり得意ではありません。
昔は平気だったのにな。
苦手な身からするとあの滑走路までの走ってる時間本当に嫌だ(笑)
LCCだと特に長い気がする。
母を思いやったふりして窓側を母に譲りましたが
久しぶりに乗る飛行機に母は大興奮。
また霧が多かった影響で離陸直後は綺麗な雲海が見られました。
関東以西は快晴。
旅行中は持ち前の晴れ女パワーで全日ピーカンで恵まれました。
1時間のフライトを終えて
着いたのは関西空港!
到着のアナウンスで「おおきに!」と言っていたのが印象的で
ご機嫌な母はCAさんに「おおきに♪」と言い返してました(笑)
さて。
肝心のリムジンバスですが、当然間に合わず。
のんびりストックを回収し、案内所へ相談に行きました。
行き先を伝え他にバスがないか聞くもないとのこと。
代わりに電車でのルートを教えてもらい、南海空港線に。
撮りたくなるよね、うん。
リムジンバスは直行なので110分で行けたのですが電車はそうはいきません。
3時間の路線旅が始まります。
そしてここでプチアクシデントが!
途中乗り継ぎで電車を待っていると母が
「なんか靴のソールが剥がれそう」
見るとソール部分に隙間ができつつあります。
久しぶりに引っ張り出したスニーカーだからでしょうか。
でも周りに靴屋もありません。
旅行中持ってくれるといいね、と話してそのまま向かいます。
地方は視界を遮るものがなくていいですね。
移動中の景色も醍醐味ですが、いつも疑問に思い口に出すのが
「ここの人たちは週刊少年ジャンプをどこで買っているの?」
今はネットで何でも買えますがそれまではどうしていたのか割と真面目に気になったりします。
のどかな田園風景を眺めていると母が写真を撮ってくれたのですが
これを撮って一言。
「三十路一人旅(笑)」
まだ三十路なってないわい!
まぁ、自分で見ても、場末のフリーペーパーですら落選、
憧れの東京カレンダーの表紙への道のりなんざ非常に長いと感じさせる
なんとも寂しさ漂う雰囲気ですね(笑)
※この旅はノーメイク決行のため適宜加工を「皆さんのために」使用致します
また単線のため20分以上止まる駅もあり散策もできました。
母、惜しい!(笑)
そんなこんなでつきました和歌山県高野山!
到着は13時過ぎだったのでバスに乗りすぐに腹ごしらえです。
千住院橋のバス停降りてすぐの花菱さん。
精進料理を頼みながらも鯖棒寿司をしっかり頼む矛盾。
量としてはやや食べすぎではありますが食材自体はヘルシーで
パーソナルトレーニングを始めた私も罪悪感なく食べられました。
色彩もきれいで繊細。
大好きなナスがね~大きくて大満足でした。
棒寿司は鯖の厚みがあって食べ応えがあり鉄の胃袋マンにとってはありがたかったです。もちろん美味。
それから宿坊を予約しに宿坊協会へ。
既に1か所しか空きがなく即決。
チェックインの時間まで観光します。
バスを待つ間に母はお土産屋さんに行きごま豆腐をげっと。
閉まるのが早いので買っててよかったです。
この時点で15時であまり時間がなかったため奥の院口から歩くのはやめて
バスで奥の院前まで。
たくさんのお墓を通って進むのですが
ここである編集者さんのLINEアイコンになっていたお墓を発見。
高野山だったんですね~
その場で連絡したら正解、お参り頑張ってとのことでズンズン進んでいきました。
ここはなだらかなので楽に参拝できました。
次の日からはもう大変だったので(笑)
バス停に戻り次は金剛峯寺へ。
ここも外せないスポットですよね。
年末のゆく年くる年で映る鐘はこちらにあります。
大仏様ってすごく視線を感じる気がして背筋が伸びますね。
撮影禁止なので写真はありませんが
コロナ対策もしっかりされていました。
参拝が終わり
チェックインは18時までなので急いで宿坊に向かいます。