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子供の習い事の適切な始め時

ピアノ、水泳、英語、バレエ、サッカー、そろばん、チアリーディング、リトミック、最近ではプログラミング教室やパズル教室、レゴ教室など、魅力的な習い事はたくさんありますね。


子供には出来るだけ多くの可能性を与えてあげたいものですが、何を習わせて、そしていつ始めるべきなのか、本当に悩みますよね


私が今は小学校低学年の息子に、始めて習い事をすすめてみたのは、彼が幼稚園の年少さんの時でした。

当時息子が通っていた幼稚園は、放課後の「パンダさん」と呼ばれる延長保育時間に、その園の敷地内で、英語やサッカー、アートスクールやピアノ、バレエなど、好きな習い事を選んで、習う事ができたのです。

そして、すでに色々習い事を始めていたお友達から「サッカー楽しいよ!」とか「算数国語クラスをやり始めたら、急にひらがな覚えたよ!」とか色々いい話を聞いたので、じゃあ、うちもそろそろかなと思い

ある日、自宅でおやつのプリンを食べていた息子に

「ねえねえ、お友達の〇〇君、サッカーやってて楽しいみたいよ!

別にサッカーじゃなくてもいいけど、英語とか、体操とか、アートとか、なにかあなたもパンダさんのときに習ってみない?」


と言うと

息子は手に持っていたスプーンをカチリとテーブルに置き


「…ぼくはね…

パンダさんのときは、おイスに座ってゆっくりしたいの〜〜〜っ!!」


と叫びました…。


息子はどちらかといえば大人しい性格で、好奇心も旺盛だったので

てっきり

「う〜んと、そうだね〜、じゃあ何かやってみようかな!」


的な返事が返ってくると思っていた私は、とても驚いて


「そっか〜、じゃあそうしよう!

そうよね、幼稚園、いっぱい遊んだり体操したりすると疲れるもんね、じゃあパンダさんではおイスでゆっくりしてね。」


と言うと、息子はいつもの穏やかな顔つきに戻り


「うん!」


とまたプリンを食べ始めました。


息子が大声で何かを主張するのは珍しい事なのですが、この息子があと1度、大声で主張した事がありました。


それは


「…ぼくはね…

お正月以外でも

おモチが食べたいの〜〜〜っ!!」


でした(笑)


そんなわけで、結局息子が習い事を始めたのは年中さんからで、本人が選んだのはサッカーでした。


そして、息子のおモチの発言以来、我が家には常におモチが常備されております。


私は長年英会話講師をしているのですが、講師の立場から考えると

英語に関しては、脳や耳がまだ発達段階で、吸収が早い幼少期から英語をスタートするのはとても良いことだと思います。

ですが、やはりそのお子さんお子さんによって「始め時」というものは、バラバラだと思うのです!


そして何より、お子さんが幼いうちは、親が子供さんに良さそうなものを、選択しておススメしてあげる必要がありますが、強引に親の思いを子どもに押し付けない事が大事かと思います。


その習い事に、素敵だな、カッコいいな、僕も私もあんな風になりたいな!


と憧れを持たせてから始めるのがベストかなと思います。

例えばバレエやピアノなら、お友達の発表会を見に行かせてもらう、サッカーなら試合を見学に行く、などですね。

習い事を通して、そのスキルだけではなく、家での練習や教室でのルールを守ること、お友達とのコミュニケーションなど、色々と学んでくれると嬉しいですね!


ここまでお読み頂きありがとうございました。

お子様の習い事を始める時の参考になさっていただけましたら幸いです!





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