カメラ講座9

〜撮影スキーム考察〜

【夕景撮影】
WBはマニュアル設定で,夕日のグラデーションは色温度で好みに調整。
暗くなってくると明るさを稼ぐ必要がでてくるので,SSを遅くする。その為,三脚は必須です。
※三脚がないと手振れが抑えられないので。

【桜撮影】
広角のまま近づくと迫力がでる。
前ボケにも必ず桜を加えること。
背景が綺麗な場合は,背景をシンプルに使う。

【新緑撮影】
設定でブルーとグリーンを寄せる。

【紅葉撮影】
葉の色が派手なので,周りの色との対比をつくり,色のメリハリを意識する。
PLフィルターは準備しておく。

【雪景色撮影】
ストロボあれば雪に当てる。
プラス補正気味に撮る。
逆光でキラキラを狙う。

【花火撮影】
マニュアル露出でSS30秒以上が良い。
三脚は絶対必須で,出来れば広角・中望遠レンズがあると良い。
※位置や距離,規模が色々と変わるので。
=単焦点は✖︎
もしくは,バルブモードで撮影する。
→ISO100・F11もしくはISO200・F16程度。
MFでピントは遠景に合わせておく。
※打ち上がる花火に対して,毎回ピント合わせは
至難の技であるため。
また,AE(絞り優先)では露出がズレやすいので使わないようにすること。

【イルミポート撮影】
F値の低い単焦点がベスト→玉ボケを狙える。
背景は電飾(光)が多いほど良いのだが,あまり多すぎても逆光になってしまうので注意する。
=逆光だと被写体が暗くなってしまう為。
理想は,前景イルミ+中景被写体+後景背景のサンドイッチが1番理想的。
その際,周りのイルミの色被りには注意する。
=角度をしっかりと選ぶこと。
※被写体の暗さが緩和できない場合は,ストロボの出番となる。

【ナイトスナップ撮影】
F値は開放する。(夜なので暗い為)
→それに伴って背景ボケがつきまとうのは難しい問題。
※明暗差の大きいところはお洒落に撮れる。

【星空撮影】
街明かりの影響が少ない高原がベスト。
天気予報には注意して,晴れの日に向かうこと。
ピントが合ったらズレないようにテープでピントリングを固定する。
撮影中は常にMFにしておくこと。
※AFだとまずピントは合わないため。
 ピントは遠くに街明かりがあればグッド。
必要な機材としては,三脚・ケーブルレリーズそして,
30㎜以下の広角レンズ。
※望遠だと広く撮れないことと,星も流れて写ってしまうため。理想は↓↓↓
(F2.8以下・ISO3200〜6400・SS15秒)
※SSは15秒以上にすると星が日周運動で流れてしまうので注意する。
ただし,どうしてと明るさが確保できなければ,最悪はISO6400のSS20秒にするしかない。
設定はスタンダードはまずNG。基本的には風景にセッティングし,コントラストもあげておくと良い。



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