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【転職初心者向け】ストレスなく、円満に退職したいあなたへ!誰でもできる、シンプルな3つのマインドセット

こんにちは!リクルーターのジュンスケです。
 
あれ?名前が変わった?
 
と、思われた方、ご安心ください。当ニュースレターの筆者とは別人です。
この度、CRAキャリア通信にゲストライターとしてお邪魔させて頂いております、飯田と申します。
 
 
では、恒例の自己紹介から。
 
職業:リクルーター(ずっと製薬業界専門)
担当:製薬・バイオ系企業での案件(特にバイオベンチャーなど)
前職:ずっとリクルーター
好きな食べ物:焼きおにぎり、肉、グミ、他
 

 
さて、本日私がゲストライターとしてお届けするトピックは、「ストレスない退職の仕方」についてです!
CRAとして、もしくはCRAへの転職をご検討でいらっしゃる方々で、こんな不安をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
 
「初めての転職なので、現職を退職するのが不安・・・」
 
「転職したいけど、上司が気難しい人なので、すんなり辞めさせてもらえなさそう・・・」
 
「引き止められたら、どう対応すればいいのかわからない・・・」
 
転職が初めてであれば、転職先が決まってワクワクしていても、退職の部分は大きな精神的ハードルになることが多いです。
初めてでなくても、過去にしんどい退職プロセスを踏んでこられた方にとっても、「またあれをやるのか・・」と感じてしまうかもしれません。
 
 
それもそのはずです。
 
ネットで調べ始めたら、色んなホラーストーリーが見つかります(このトピックに限らず、ネットでは過激な例が目立ちがちですが)。
ただ、ホラーストーリーとまでいかなくても、以下のような「ストレスフルな」退職プロセスは日常茶飯事です。
 
・しつこい引き止めや、退職日の引き伸ばし依頼
・「こんな急に辞めるとか無責任だと思わない?」「メンバーが可哀そうだと思わないの?」というような罪悪感を搔き立てるような発言
・尋問に近いような質問攻めや、会社の幹部たちと連続のヒアリング面談
・「何が悪かったのか教えて欲しい・・」という上司のヒアリングに付き合う形で長時間の缶詰め会議
・「残ってくれたらOOしてやる」というようなカウンターオファーや口約束
 
企業風土や直属の上長の性格によって退職プロセスの「ストレス度」は大きく異なりますが、今回の記事では、
 
「とびっきりしんどい会社・上司の反応」
 
がきてもうまく対応できるようになる、シンプルな3つのマインドセットをお届けます。
 
このブログ記事でお伝えするポイントをしっかりおさえ、退職の報告をする際に実行して頂ければ、こうなることをお約束します。
 
①退職プロセスを必要以上に引き伸ばすことなく、最短で乗り切ることができる
➁退職が「交渉」のような形になることなく、自分主導で進めることができる
➂会社からしつこい引き止めにあう可能性が下がる
④自分にとっても、会社にとってもストレスが最小限になる
⑤トラブルや事件が起こらなくなる
 
少しばかりの勇気と意志力さえあれば、誰にでも実行可能なマインドセット・対応策ですので、是非とも試してみてください^^
 
 
 
 
では、早速一つ目のマインドセットをご紹介します。
 
 
①「相談」ではなく「報告」の姿勢で臨む
 
ちょっと自分の上司になったつもりで想像してみてください。
 
自分の有能な部下が退職することになり、会社に引き止めたいとしましょう。どんな伝えられ方をした方が、強引にでも引き止めを頑張ろうと思いますか?
 
—----
 
パターン1. 「ちょっと相談があるんですが、宜しいでしょうか・・・?この度、退職をさせて頂きたいと思っているのですが・・宜しいでしょうか・・・?」
 
パターン2. 「報告させて頂きたいことがあります。来月末で退職をさせて頂くことになりました。今までありがとうございました。これから必要な手続きをさせて頂きますので、一緒に確認させてください」
 
—------
 
もちろん、極端なコントラストにしてはいますが、パターン1が「相談」または「許可を取りにいく」という姿勢の退職、パターン2は「報告」をする姿勢です。
 
社員として「引き止めたい度合」は一緒だとしましょう。でも、頑張って強引に引き止めれば、成功率が高そうなのはパターン1だと思いませんか?
 
明らかに意志の強さの度合いが違いますよね。
パターン2の方は、明らかに退職するという意志が固まっている印象ですが、パターン1はどこか弱々しい感じです。
 
 
人は、「頑張ってもどうにもならなそう」と思うものにはあまりエネルギーは投じないものなので、最初から意志を強く”見せる”のはスムーズな退職を実現させるためには大きな鍵となります。
転職するという結果の部分は変わらなかったとしても、最初から弱腰で臨んでしまうと、「こいつは頑張れば説得できるかも」と思わせてしまうかもしれないのです。それがやたら長い説得、繰り返しの面談、必要以上のストレスに繋がってしまいます。
 
<ポイント>
・文末は「・・・」や「・・・?」のような弱々しい終わり方ではなく、しっかり「。」で締めくくるようにしましょう
・会社には「相談」も「許可」も必要はなく、「報告」だけすればいいと理解しておく
・不安や恐れがあっても、できるだけ相手の目をしっかり見る(*)ようにして、退職する意志が強いのだとアピールしましょう
 
*対面で報告する場合。特別な事情がない限り、対面や、このご時世ですのでビデオ通話などを使って退職の報告を口頭ですることを推奨します。メールやショートメッセージ上での退職報告も、退職報告として扱われますが、礼儀作法などの問題があり、避けられるトラブルに繋がるためオススメしません
 
 
では、二つ目のポイントです。
 
 
➁議論・交渉はせず、謝り倒す
 
 
退職プロセス上でストレス・問題になるのはしつこい引き止めだけではありません。
 
他にも、
 
・上司の感情的な反応や怒り
・罪悪感をかきたてるような発言
・理屈っぽい説得
 
引き止めや退職の引き伸ばしなどの明確な目的はなくても、こういった「上司の反応」というのはかなりストレスになります。
 
自分としてはただ転職をするだけで、特段悪いことしているわけでもないのに、
 
「は?こんな時期に辞めるって社会人としておかしいと思わない?」
 
「急に退職しちゃうなんて、他のメンバーが可哀そうだよね」
 
みたいなこと言われれば、こちらもムッとして当然です。
 
退職の報告をもらう側の上司も人間なので、感情的になってしまうこともありますし、フラストレーションなどから反射的に刺すような言葉を使ってしまう人もいます。
 
こればかりは、辞める自分にはコントロールができません。
 
 
ですが、自分の対応はコントロールできます。
 
相手の発言や対応にイラっとくることがあっても、言い返してしまうと、そこからドンドン泥沼になっていくだけなので、議論に持ち込むこと、反発することは避けましょう。
 
あたかも悪いことをしているように言われたとしても、転職をする自分は悪いことをしていないことが心でわかっていればそれで大丈夫です。
 
相手が言いたいことを言い終わるまで謝り倒しましょう。
 
「仰る通りです。チームにご迷惑おかけすることは重々承知しております」
 
「誠に申し訳ございません。ですが、このように決まったことです」
 
上司の方が理屈っぽかったり、頭がキレる方だと、特に言い合いになるのは避けなければならないので、議論にも交渉にも応じず、謝り続けるのが無難です。
 
 
<ポイント>
・相手が言いたいことを言い切るまで、謝る→報告する、というループを繰り返しましょう
・相手が上司でも、社長や上司の上司など別の人でも、取るべき対応は同じです
 
 
 
➂情報はできるだけ出さない
 
さて、最後のマインドセットですが、
これは「質問攻めに応じない」という風に言い換えることもできます。
 
退職の報告をする際には、間違いなく何らかの質問はされます。
 
「どうしたの?」
 
「なんで辞めちゃうの?」
 
このくらいなら常識の範囲内ですし、当然のように聞かれるでしょう。
ですが、場合によってはそこで終わらず、
 
「競合の会社?」
 
「どんなポジションなの?」
 
「給料は上がった?」
 
「うちのどこが悪かった?」
 
「どこの会社にいくの?」
 
という流れで、次から次へと質問が続いてしまい、歯止めが効かなくなってしまうようなこともあります。
 
純粋な気持ちで、「ただ知りたい」「ただどう自社を改善できるか知るためフィードバックが欲しい」と思って聞く上司も一定数いるでしょう。
 
ですが、引き止めるための情報収集をしているようなパターンも十分想定できます。
 
このような場合、質問に答えれば答えるほど、ピンポイントな引き止めを受けてしまうかもしれませんし、モラルが歪んでいる上司の場合、転職先の社名が知れたらその会社の悪口を言って引き止めようとするような人もいるかもしれません。
 
自分は折角気持ちよく新しい会社に入りたいのに、入社前から悪いこと言われたら不安になりますし、スッキリしないですよね?
 
 
自分の身を守るためにも、必要以上に退職プロセスを引き伸ばさないように、最初から情報は出さない方が無難です。
 
「情報を出さない」の究極的な例は、
 
「個人的な理由です」
 
と伝えて終わることですが、これでは流石に納得されないので、
 
「新しいチャレンジが見つかりました」
 
「転職先が決まりました」
 
くらいが無難な言い方でしょう。
ぐいぐいとこられたら、
 
「ほとぼりが冷めたらしっかり説明させて頂きます」
 
というような言い方で避けちゃいましょう。
質問は一つ答えれば次の質問に繋がるだけで、どこで区切るか、緊迫した会話の中で判断するのは非常に難しいことです。
 
もしどうしても恩を感じている上司で、説明しなければ満足できない場合には最初からどこまで情報開示するか決めてから退職の報告に臨むことをオススメします。
ですが、転職先の企業を開示することはリスキーなので、それだけは極力避けた方がよいでしょう。
 
 
<ポイント>
・辞める自分には「説明責任」「義務」のようなものは存在しないことを理解しましょう
・質問には答えれば答えるほど、自分が苦しくなってしまうので、最初からきっぱりと質問には応じない姿勢で臨みましょう
・もし説明しなければならないと「恩」を感じる場合には、予めどこまで情報を開示するか決めましょう。ですが、転職先がどこかは開示しないようにしましょう
 
 
 
いかがでしょうか?
 
シンプルなマインドセットですし、ものによっては少し非常識に感じられるものもあるかもしれませんが、想像以上に効力はあります。
 
今回のアプローチが全ての「退職の報告シナリオ」において最善だ、というつもりはございません。ですが、退職のプロセスにおいて不安を感じていらっしゃる方には強くオススメするアプローチです。
 
①ストレスを最小限に抑え
➁自分主導で
➂最短で
 
退職プロセスを終わらせることができます。
 
報告以降は、社会人として常識の範囲内で考えて、残る責任をしっかり果たせば、きっと円満に退職できるはずです。
 
 
ご自分のキャリアについて、転職のプロと相談されたり、市場の情報を入手したいという方は、是非とも当社のコンサルタントにご相談ください^^
 
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では、最後まで読み進めて頂きありがとうございました!
 

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