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略語多すぎ!CROとSMOの違いとは?

こんにちは、リクルーターのナオです!
 
今回は、CROとSMOの違いについてまとめてみました。
CRAやCRCご経験者であれば既にご存知かと思いますが、これからCRA/CRCにキャリアチェンジされる方はぜひご覧ください!
 
では、恒例の自己紹介から。
 
職業:リクルーター(製薬業界が専門)
担当:CRA、MSLなど
前職:MR
9月のハイライト:おみくじで「凶」を引いた。梅干しを凍らせた「冷やし梅」が美味しかった。3連休って台風と付き合ってるの?
 
それでは、本題へ。
 
CRO, SMO, CRA, CRC, GCP, SOP, CRF…
 
治験用語って本当に略語が多いですよね!挙げたらキリがないくらい多いですが、これから臨床開発の分野へチャレンジされる皆さんが知っておくべき略語 ― CROとSMO ― について、その意味と違いを整理したいと思います。

まず、CROとSMOのいずれも、治験に関する組織のことを指すワードです。
CRO(Contract Research Organization): 開発業務受託機関
SMO(Site Management Organization): 治験施設支援機関

 
つまり、もっとシンプルに言うとこういうことですね。
CRO:製薬会社を支援する
   所属するCRAは製薬会社側の立場で仕事を行う。
SMO:病院を支援する
   所属するCRCは病院側の立場で仕事を行う。

※CRAとCRCの違いについては、下記リンクをご参照ください。
CRAとCRCってどう違うの? | LinkedIn

「治験に関わる仕事」と一口に言っても、その立ち位置や仕事内容は異なります。CRO/CRA, SMO/CRCについて理解することにより、どちらがより自分の希望・キャリアビジョンに合っているのかどうか見定めることが出来ます。
 
<CRAに求められるスキル>
活動目的:法律やルールに則って、適正に治験が行われているかを確認すること
・スケジュール管理能力
たくさんの書類を扱うが、書類それぞれに締め切りがあるため。
・コミュニケーション能力
医師、看護師、薬剤師、検査技師、CRC、製薬会社、社内リーダーなど、多くの人と関わりながら仕事を進める必要があるため。
・折衝力
時には製薬会社側と病院側の意見が異なる時も。最善の妥協点に落とし込む必要がある。
・英語力
 入社時点で高い英語力が求められるわけではないが、手順書が英語で書かれていたり、報告書を英語でまとめたりする必要がある。主に読み書きの英語力が求められる。
 
<CRCに求められるスキル>
活動目的:治験を実施する医療機関において、被験者・医師・治験依頼者(製薬会社)間の調整役を担うと同時に、安全で正確に治験が行われるようサポートする
CRCに求められるスキルは、CRAと同様です。コミュニケーション能力、問題解決能力などが挙げられます。
 
いかがでしたか。
略語が多くて混同しやすいですが、意味と違いをセットで覚えましょう。
CROに所属するCRAとSMOに所属するCRCは、「治験に関わる職種」という点は同じですが、その立場や業務内容は異なります。きちんと業界/企業/職種研究をすることによって、入社後のミスマッチを防げる可能性が高まります。
 
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→次回は「面接対策~中級編~ 転職回数が多い方が意識すべきポイント」を予定しております。
それでは、今日も良い一日を!

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