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面接って何をどう準備すれば良いの?(基礎編 Part2)

こんにちは、リクルーターのナオです!
 
今回は、前回に引き続き、面接での質疑応答の対策についてまとめております。
Part1:よく聞かれる質問 [自己紹介、退職理由、志望動機] ※昨日配信済み
Part2:よく聞かれる質問 [成功事例、入社後のキャリアビジョン、強み/弱み、逆質問]
昨日配信したPart1をまだお読みになっていない方は、ぜひ遡ってcheckしてみてください。
 
では、恒例の自己紹介から。
 
職業:リクルーター(製薬業界が専門)
担当:CRA、MSLなど
前職:MR
休日の過ごし方:最近は、カフェ巡り→気に入ったスイーツを再現するのにハマってます!マイブームはNY風キャロットケーキ♩中に千切りしたニンジンを、トップはクリームチーズフロスティングをたっぷりと♡
(ダイエット宣言どこいった?)
 
それでは、本題へ。

まず、質疑応答の基本については重要なので再掲します。
 
<回答時の基本>
・結論から話す→その後詳細を述べる
・複数項目を述べる場合は「理由は3点です」のように最初に数を示す
・具体的な事例/数値/期間などを交えて、相手のイメージが湧きやすくする
・現職などの悪口になるような表現は避け、回答がポジティブな表現で終わるように心掛ける
・企業HPには事前に必ず目を通し、最新のプレスリリースなどもチェックする
・(余裕があれば)実際に声に出して練習してみる。特に録音して客観的に聞くと、長さや回りくどさ、短すぎる…など気が付きやすいです。

 
次に、質疑応答の基本的な内容 [後編] について見ていきましょう。
 
<よく聞かれる質問>
■成功事例
伝え方で意識する点(伝える順序):
①    結論:「〇〇を達成した時のことをお話します。」
②    状況:「△△のプロジェクトにアサインされ、自分のミッションは□□でした。」
③    課題:「業務を行う中で××の問題が立ちはだかりました」
④    行動:「**と仮定し、主に3つのアクションを行いました。具体的に、・・・です。」
⑤    結果:「その結果、〇〇を達成することが出来ました。」
 
■入社後のキャリアビジョン
志望意欲、計画性、定着性を見る質問です。
入社後、希望されるキャリアパスを短期的視点(1~3年)・長期的視点(5~10年)答えられるよう回答を準備しましょう。
CRA未経験者の場合は中長期的に考えることが難しいかもしれませんが、実際の面接ではよく聞かれます。現時点での見解で構わないので、企業や職種についてリサーチをして回答を用意しましょう。
 
■強み/弱み
まず、面接で問われる「強み」とは、仕事の成果の出し方に直結するもののことです。一方「長所」は、自身の性格で他者より優れている部分です。面接では、質問内容の文脈から面接官が何を知りたいのか理解した上で、強みと長所を使い分けて答えましょう。
・周囲の人からの評価を聞いてみる
・弱みについて「強みの裏返し」という回答はあまりお勧めできません、なぜなら人間味や正直さに欠ける判断をされるリスクがあるからです。もちろん、仕事に支障が出る壊滅的な弱みは避けていただいて結構ですが、自身の弱みを客観的に観察・把握ができるというのも1つの強みなので、弱みをどのように克服しているかを述べていただくと良いです。
 
■逆質問
・現場の方に直接質問する、せっかくの機会です。質の高い質問を複数ご用意ください。(面接中の会話で解決してしまうこともあるため、5個以上ご用意いただくと良いです)
・次の転職先としてふさわしいのか、ご判断いただくための情報収集のお時間とお考え下さい。
・「給与」「福利厚生」といった待遇面の質問をすることは好ましくありません。(こちらは我々エージェントにご質問ください)
・既に企業HPなどに明記されている内容は避けましょう。そのため、企業研究もしっかり行う必要があります。
*質問の仕方としては、“ここまで調べてわかった+ここの部分を教えてほしい”という聞き方ですと、熱意も伝わりかつ面接官も回答しやすいです。
 
頻出の質問項目について確認してきましたが、特に成功事例は伝え方を意識しないと冗長になりやすく、何が言いたいのかわからない…という状況に陥りかねません。
 
上述のポイントを意識して回答するとどのように変わるか、具体例を挙げて見ていきましょう。
 
(例)成功事例 CRA未経験者・看護師 (現職) ver.
<修正前>
成功したと思うことは、ほとんど口を聞いてくれなかった患者様がいて、私たち医療従事者も困っていたのですが、こちらから積極的にコミュニケーションを取り続けたことによって、最終的に話してくれるようになったことです。
 
<修正後>
コミュニケーションでの成功事例をお話します。(結論)
病棟勤務〇年目の頃、ほとんど口を聞いてくれない糖尿病の患者様がいました。(状況)
患者様のライフスタイルを把握し、生活指導するためにも、コミュニケーションを取ることは重要なことでした。(課題)
「ご自身の興味のあることなら、お話してくれるのではないか…」と考え、ご家族に釣りが趣味であることを伺いました。(行動)
そのことを話題にすると、少しずつご自身のことも話してくださるようになり、笑顔も増えました。(結果)
それ以来、患者様の好きなことや興味のあることは何かを聞き、会話のきっかけにするようにしています。(教訓/考察)
 
いかがでしたか。内容は変えていませんが、伝え方を意識するだけで、聞き手の印象は大きく変わりますね。
 
先週に引き続き、2週連続で面接対策の基本についてまとめてみました。
 
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それでは、今日も良い一日を!


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