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CRAとCRCってどう違うの?

こんにちは、リクルーターのナオです!
不安定な天気が続きますね。
 
今回は、混同されやすいCRA(臨床開発モニター)とCRC(治験コーディネーター)の違いについて書いてみました。
CRAご経験者であれば既にご存知の内容かと思いますが、未経験でCRAにチャレンジされる場合、両者の違いについて面接で聞かれることがあるためです。CRAへキャリアチェンジを検討されている方はもちろん、そうでない方もぜひご一読ください!
 
では、恒例の自己紹介から。
 
職業:リクルーター(製薬業界が専門)
担当:CRA、MSLなど
前職:MR
ふるさと納税:昨年に引き続き、今年も山梨県の某市に寄付をしました。返礼品としてシャインマスカットが届きましたが、もう幸せすぎる美味しさで生産者の方に感謝です💕まだやってない方はお忘れなく~!
 
それでは、本題へ。
 
「CRCではなくCRAを志望される理由を教えてください。」
 
これはCRA未経験者向けの面接で実際に聞かれている質問です。
治験を円滑に進めるという活動目的は同じでありながら、なぜCRCではなくCRAなのかを問う内容です。この質問に答えるためには、まず両者の違いがわかっていないと答えられませんね。
 
これからCRAになる/なりたいとお考えのあなた、この質問に即答出来ますか?
 
両者の違いについて、下記に簡潔にまとめます。
 
■CRA(臨床開発モニター)
「製薬会社」の業務を行う。
具体的には…
・治験実施計画書の作成と実施医療機関の選定
・治験実施状況の確認(被験者と直接関わることはありません)
・症例報告書(Case Report Form)の回収
被験者と会ったりすることはなく、医師への聞き取りやCRCと密に連携を取り、被験者の状況を把握します。
 
■CRC(治験コーディネーター)
「病院」の業務を行う。
具体的には…
・治験実施計画書の理解
・被験者への対応(被験者と直接関わります)
・CRFのドラフト(下書き)の作成
特に、被験者の精神的なケアやサポートでは重要な役割を担います。

候補者にこの質問をする意図として、下記が考えられます。
・業界/職種研究をしっかり行っているか?
・入社後のミスマッチを防ぐため
 
関連職種について調べていれば答えられる(難しい質問ではない)ので、候補者の本気度も読み取れますね。
 
いかがでしたか。
CRAとCRCは一緒に仕事をすることも多いので、面接対策だけではなく、違いを理解しておくことは重要です。
また言語化は簡単ではないため、実際の面接に挑む際は頭で理解しているだけでは不十分です。スクリプトを作成し、声に出して練習しましょう。

ぜひ弊社でお手伝いさせてください。
キャリア相談、書類の添削や面接対策など、ご入社まで一貫してサポートしております。さらに各社の面接の特徴や、実際に聞かれた質問に基づいて、的確なアドバイスを心掛けております。
 
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それでは、今日も良い一日を!

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