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MSLって何をやってるの?

こんにちは、リクルーターのナオです!
今回は第二回目の投稿となりますが、前回の記事をご覧になっていない方もいらっしゃると思いますので、再度簡単な自己紹介をさせていただきます。
 
職業:リクルーター(製薬業界が専門)
担当:主にCRA(+MSLなど、CRA/MR/研究者のNext Careerとなりそうなポジション)
前職:MR
最近の悩み:アイスが止まりません
ハマっているもの:パピコ デザートべジ 紫いも
 
では、そろそろ本題へ。
今回のテーマは、「MSLって何をやってるの?」です。
 
先日、オンラインにてキャリアイベントを開催させていただきました。
『経験者は語る―未経験からMSLのキャリアを築くには?』というタイトルで、現役MSLの方々をパネリストとしてお招きして、質問に答えて頂くという形式で行いました。
約65名の聴講者の方にご参加いただき、MR・CRA・研究者など、聴講者の職種も様々でした。
 
まず冒頭でPoll(アンケート)をさせて頂いたところ、下記のような結果が出ました。
「MSLについてどのくらい知っていますか?」
(41名の方にご回答いただきました)
よく知っている~ほとんど知らない、までの複数の選択肢がある中、
約半数を占めたのが「なんとなく知っている」という中間に位置する回答でした。
 
名前は聞いたことがあるけど具体的に何をしているのかよくわからない…
というみなさんの疑問に対し、イベント内で現役MSLの方々に伺ったリアルなお声をお届け出来ればと思います。
 
[MSLの役割/責任範囲]
・医師と患者さんの考えのギャップを埋めること
・疾患啓発
・適応外使用についての情報提供
・科学的コミュニケーションのスペシャリスト
 
[具体的な業務内容] ※企業による
・KOLとの面談準備(文献検索/読み込み)+面談レポート
・ウェビナーの準備
・Medical Planの策定
― 出張の有無によっても、日々のスケジュールは大きく異なるそうです。
 
なぜ上記のような要約/結論になるかというと、MSLの役割・業務は下記の通り定められているからです。(2019年 製薬協の基本的考え方より)
1. MSL の活動は、医療の質の向上と患者利益の最大化に寄与することを目的とする。
2. MSL は、 担当する疾患領域における最新の科学知識に基づき、社外医科学専門家と同じ科学者同士の立場で医学的・科学的情報の交換並びに意見交換を行う。
3. MSL は、社外医科学専門家の独立性を尊重しつつ、健全で良好な信頼関係の構築・維持に努める。
4. MSL は、MA 部門が作成した計画(メディカルプラン等)に則って活動する。
 
業務内容に関するお話の流れから、やりがいや大変なことについてもお伺いしました。
 
[MSLのやりがい]
・担当する疾患領域において、多くのKOLと話が出来ること
・医師も知らない内容について詳しい(メカニズム~エビデンス)の話が出来る
・自分が行ったアクションについてサイクルを感じたとき
 
[大変なこと]
・仕事内容を理解されていない(学術との違いなど)
・慣れるまでは仕事内容を掴みづらい
 
いかがでしょうか?
MSLという職種について、少しでも理解を深めていただけたのなら幸いです。
 
弊社でこのようなイベントを開催する理由として、
・MSLという職種の認知度を上げる
・コミュニティ/ネットワーキングの機会を創る
という背景もあります。
いずれは、教育やトレーニングのリソースも提供していければと考えております。
 

最後に、現役MSLの方からこれからMSLを目指す人に向けて「怖がらず、チャレンジしてみて大丈夫だよ!」という温かいメッセージもありました。
お一人で悩むのではなく、まず一度相談してみませんか?
 
今回の投稿はイベントの要約がメインでしたが、より詳しく話がしたい方は、下記までお気軽にご連絡ください。お待ちしておりまーす!
n.kamiya@realstaffing.com
 
ご意見・ご感想、取り上げてほしいテーマなど、お気軽にお寄せください。
イベントの企画・運営もやってます!イベント情報は随時告知していきます♪
 
→次の記事は「CRA(臨床開発モニター)についての内容」を予定しています。お楽しみに~!

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