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【脳は投資に向いてない】損をしたくないという本能

先日の記事で「10月というのに真夏日(30℃超)で暑い💦」と書いていました。

あれから約2週間、ここ数日は暖房をつけて過ごしています、、、

私と同じように、急激な気候変化に身体がついていってない人も多いと思います。皆さま、お体ご自愛下さいませ、、、


さて、「人間の脳は投資に向いてない」という話しを聞いたことがあるでしょうか? 

なぜ向いていないかという大きな理由は「損をしたくない本能が強いから」と言われています。お金の損得でいうと、得をして嬉しい気持ちと比べて、損をして残念な気持ちのほうが、2倍くらい印象が強いそうです。

たとえば、次の2例を比べてください。

・懸賞で1万円が当たった

・1万円を落として無くしてしまった

おそらく多くの人は、1万円を無くしたショックのほうが後々まで覚えていると思います。


投資で成果を上げるためのたった一つの方法

投資でうまくいくには、どうすればよいでしょうか?

それは「安く買って、高く売ること」です。単純なルールですよね。

たとえば下記のチャートを見てください。これは今年2021年の日経平均株価の推移です。

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参照元:日経平均株価(Google Finance)

株価は毎日小刻みに変動しつつ、たまに大きく上がったり下がったりしていることが分かります。

いかがでしょう? このチャートを眺めていると、「最安のときに買うのは難しくても、ちょっと安いときに買って、ちょっと高いときに売ることならできるかも」と感じませんか?

実際、私はそう感じますし、講座の生徒さんでも同じように感じる方がいらっしゃいます。

ところが、、、そこに「投資の落とし穴」が潜んでいるのです。


損をしたくない本能が邪魔をする

これは実際に売買をしてみると実感するのですが、「損をしたくない本能」が投資判断の邪魔をしてきます。

たとえば自分が買ったあと、さらに値段が下がったとします。このとき「もっと下がったらどうしよう」という不安な気持ちが出てきます。

本来は「安く買おう」としているはずなので、値段が下がったら「買い増し」をするチャンスかもしれません。

でも、不安を感じながら買い増しするのは難しいものです。それどころか「もっと下がる前に売ってしまいたい」と思うこともあります。

実際に投資をしたことがない人がイメージするのは難しいかもしれません。でも、投資をするときに生じる感情は、正しい判断の妨げになるということは覚えておいていただきたいです。


大事なのは「感情で投資判断をしない」こと

そこで大事になるのが、感情に左右されない投資法です。

具体的には、

・一定のルールや判断基準にしたがって投資をする

・自動化できる仕組みを使って運用する

というような方法があります。

私がとくにオススメしたいのは、後者の運用を自動化してしまうことです。これが、「つみたてNISA(ニーサ)や「iDeCo(イデコ)」をもちいた「積み立て投資」です。

積み立て投資というのは、毎月一定の金額を投資していく仕組みです。つまり、「いつ買うか?」というタイミングの判断すらしなくて良いのです。

始めるのに最低限の知識は必要ですが、初心者の方ほど、まずは少額の積み立て投資を検討していただければと思います。

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