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【歴史3】アメリカ史をまとめますⅤ

河出書房新社の『1冊でわかるアメリカ史』を借りて読んでいます。
あまり長くならないように少しずつまとめていきます。
気軽にコメントをお書きください(^^♪

前回は独立戦争とアメリカ独立を論じた。
今回はアメリカ合衆国憲法制定と三権分立を論じます。

憲法とは国家の基本的なあり方を規定したものです。
しかしアメリカ合衆国が成立した18世紀後半、世界のどこにも
憲法を持っている国はありませんでした。

1787年5月、憲法制定に向けた検討会議が始まりました。
会議では人民主権が強調され議員は人民選挙で選ばれる事が決まりました。国家権力を行政・司法・立法に分け、調和を図ります。
邦の権限を抑制し中央政府の権限を明確にする事
そのために新しい憲法が不可欠である事も再確認されました。

検討会議のメンバーは4カ月の討議を経て39名に減りました。
しかしなんとか全員の合意を得て草案が完成されました。

ワシントンは「これは現状で同意できる最上の内容でこれ以上の改定は
将来の修正に任せよう
」という言葉を残しています。

1787年9月に憲法の草案が一般公開されると2つの批判が出ます。

①連邦主義といいながら強力な権限を持つ連邦政府の設置を認める事
は連合と邦の権利が否定される事

②信仰や言論などの自由など人民の権利に当たるものがない事

いずれの批判も会議のメンバーは予想しており各邦で集会を開き集まった人々のYes or Noの2択で議決しなければならないという奇策を使い可決する事に成功しました。しかも13邦中9邦賛成でOKという条件がありました。

これにより1789年に発効されました。信仰の自由など人権に関する規定は
修正1~10条(権利の章典)として提案され1791年に実施されました。

続いて三権分立を簡単に説明します。

立法府は2院制からなる議会です。
上院議会は各邦から2名ずつ選出され、州の間に差が出ないように配慮されました。議員任期は6年です。下院は州の人口の増減によって議員数も増減します。任期は2年です。法案審議は両院で行われ、歳入関連などの法案を除けば両院可決が必要です。

行政府の最高権力者は大統領です。
選出方法は現在も続く間接選挙という方式です。
各州の上下両院の議員の数と等しい大統領選挙人が選挙で決まります。
この選挙人の多数票を集めた候補者がその州の当選者となります。

司法の最高機関は連邦最高裁判所です。
裁判官は大統領に使命され、議会の承認により就任します。
任期は終身で法律が憲法に違反していないかを
審査する違憲立法審査権を持っています。

独立戦争から合衆国憲法制定までの15年間はアメリカ史だけではなく近代史の観点からも非常に重要です。

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