ドンキー日記 2019年1月

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1月30日
 カーネーション は玉川太福さん独演会のためのリハ。インストアなどでも使ってきた小さなアンプ「Lunchbox」とアコギの関係がとても良い。これならギターのピックアップ は外さないでおこう。実家で古いカメラが出てきて、中には10枚ほど撮影済みの1980年代のフィルムが入っていた。何が写っているかは分からないが現像に出してみよう。


1月29日
 アナログばか。女性上位特集。いい曲ばかりかかった。それにしても波動水の威力がとんでもない。

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1月25日
 ZOOCOさん曲のヴォーカル入れで調布方面へ。難曲だけど、さすがにいい声だしうまい。

1月24日
 PTファイルのトラックをまとめて送信。木馬亭用に書き下ろしてる曲の構想が見えてきた。昨日から作詞が続いてる。トンデモでぶっとんだ小説、今東光『十二階崩壊』へのオマージュ的なものも。

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1月23日

 朝方にようやくZOOCOさんの曲の歌詞が見えて送信。優介くんから送られてきたピアノとストリングスもばっちり。品川へ移動。風呂入って筋子のおにぎり食べてワインちびっと。
 昼から映画「ノーザンソウル」試写会。東京駅へ出てインデアンカレー。今日はスパゲティ。そしてようやく「フィリップス・コレクション」へ。ボナールの中でも一番好きな「棕櫚の木」と40年越しに出会う。昔持ってた安い画集とは色が違って全体が明るい。あとココシュカとコンスタブルのタッチが近くで観ると狂気じみてて最高だった。

1月20日
 ホテルで軽くメイクすませてから江ノ島虎丸座へ。するとそこに元アルファの村岡さんがいらした。ブレッド&バター 『BB☆C』のディレクターさんで今、落語のイヴェントをされているそう。20年は経つけれどおかわりなくとてもお元気そう。大量の機材を車に積み込み、景色の良い鎌倉山を越える険しいコースを選ぶ。

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 鎌倉に着いて生姜焼き定食。鶴岡八幡宮へ。牡丹の展示を眺めて、茶屋でコーヒーフロートを。弁天様にもお参り。古本屋で1960年12月号の中央公論を発見。深沢七郎「風流夢譚」が掲載された貴重な一冊。500円とは驚き。
 今日はmoln。五十嵐氏からリトアニアで買ったという『HELP!』のLPをいただく。今回も本(今回は演芸にまつわるもの多し)にまつわる話をしつつ演奏。ここんとこ弾き語りの心境に変化あり。じつに面白い。打ち上げはmolnの夫妻と居酒屋でご飯。運転があるのでこちらは呑めないけれど、美味しいものをつまむ。お刺身、アンチョビのピザ、牡蠣のパスタ、泥ネギと鴨の炒め物など。
 倉庫にエレキ系の機材を戻してから帰宅。実家で5時間寝て、さらに移動して本格的に6時間は寝た。
 ギリシャからライ・クーダーのプロモ白盤7インチ「Billy the Kid」が届いていた。封筒に貼られていた2018年のクリスマス切手がやけに可愛い。

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1月19日

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 虎丸座。大田譲、棚谷祐一、張替智広、鳥羽修、ブラウンノーズという組み合わせ。「Speed Skate Sightseeing」「骸骨と貨物列車」など超レアな選曲あり。

1月15日
 今週末もライヴだし、仕事も山積みゆえ、体力温存せねばなので、爆音映画祭は控えた。夜から朝にかけてドラマ版「昭和元禄落語心中」の録画1〜10までを一気に観る。痺れまくり。

1月14日
 京都へ行くたびにお参りするいのしし神社、護王神社へ。今年、亥年ということもあり長蛇の列。あきらめて飯。洋食。四条付近のサフランサフランというお店へ。ここも続々と人が入ってくる美味しい超人気店だった。その後、アローントコに寄ってから京都を出てジャスト6時間で川崎料金所。

1月13日
 近江八幡の初雪食堂でカレーラーメンを。八幡へお参り。

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 近江兄弟社は休み。そのままは車で京都へ。京都拾得での音楽感謝にソロで出演。中村佳穂さんと吉田省念くんと。イマジネイティヴなセッションもできて刺激的な夜になった。拾得テリーさんもご機嫌。エマーソン北村さんもライヴを観てくださった。安田謙一さんとは映画『来る』の話など。

1月12日
 駅前で牛カツ定食。大田くんが鳥取から合流。ふたりのアコースティック・カーネーションを和気あいあいに。「Edo River」盛り上がった。

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こういうセッションとなれば、決まったことだけをやるのではなくて、瞬発力が発揮できなきゃ意味がないし、その時にしかできないことをやるつもりでいい。音楽はその日の気分によって違うものになって当たり前。地酒や郷土料理をたくさんご馳走になった。

1月11日
 事務所で物販積み込み。出発。近江八幡に前乗り。西村さんから教わった駅近くの居酒屋さんに飛び込んで、土地のものをいただく。刺身、本もろこ。赤こんにゃくの牛肉炒めなど。辛子酢味噌あえが日本酒「楽」にあう。同年代の店主西村さんも遅くまでつきあってくださって楽しく。

1月10日
 ZOOCOさん曲の鍵盤とストリングスを佐藤優介くんに依頼。WAVファイルを送信。
 エンケンさん50周年祭。私物コーナーでベルトを購入。曽我部くんとディスクユニオンへ。ランディ・ニューマンの『Live』プロモ白盤とリッキー・リー『Flying Cowboys』のドイツDMM盤を買う。曽我部くんとは幽玄に2曲「哀愁の東京タワー」「雨上がりよビル街」。面白いのでまたやりたい。あとクドカンさんのバンド、画鋲はすぐにレコードを出して欲しい。最高だった。終わっていつもの居酒屋でビール2杯。寒ブリとハムカツと炙り白レバー。

1月9日
 ここ何ヶ月か決算だのツアーだので神経すり減らしていた分、寝る前にワインをがぶ飲みしていたけれど、今年に入ってからはあまり飲まなくなった。このくらいで丁度いいのかも。
 曽我部くんとのリハに向かう電車で玉川太福さん用の詩を書く。いい感じになりそうだ。帰りにもうひとつやっておかなきゃ。来週まで時間がない。
リハ後、ふたりで下北沢へ。曽我部くんオススメの喫茶店で深い話。ユニオンも少しのぞき、そのまま代官山まで送ってくれて助かった。鍼治療が終わった頃に美容院のRさんが来て奇遇。おつかれさまです。

1月7日

レンタカーを借りて宗像大社へ。2度目だけど、ここへ来ると気持ちがすっとする。

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糸島へ移動。櫻井神社の森は昔に夢で見た気がしてとても懐かしい感じがした。

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二見ヶ浦、そして一蘭の工場に寄ってラーメンを食べる。

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1月6日
 旅館の立派な朝食をいただき、10時に松冨さんがお迎えに来てくださる。再び寄ったデパートのレコードセールで寺田十三夫のシングルを購入。街中の公園でフリマをやっていたので急遽覗く。店仕舞い中のご老人夫婦のブースで江戸家猫八と漫才のSPを2枚500円で。優しいご夫婦で、盤質もみてくださる。新山口駅に着いてあっさりのうどん。博多までは30分。それにしてものぞみの料金高い。

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 リハ後、リブラボ店長、バンバンバザールの福島さんから「美味しい」と教わって散策の10分後、その〈久保カリー〉に入ったら福島さんが食べてた。Sサイズのプレートを注文。中古レコード屋に寄り、柳好の『野ざらし』LPを購入。ライヴは最高に気持ちよく。リブラボの売りレコードからジョージ・ハリスン『クラウド・ナイン』のUS盤を買わせてもらう。打ち上げは近所のうどん屋で。西鉄エージェンシー松尾さんと初代マネージャーのヨッシー夫婦と。途中から福島さんも合流。なんでも美味しいし楽しい。
 旅館の鍵を持ってきてしまったことに気づいて焦る。送らねば。

1月5日

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 朝7時に起きて羽田に9時16分着。湯浅さんも同じ飛行機。1時間遅れで出発。ほぼ寝てた。宇部空港から松冨さんの運転で山口市内へ。寿司をたべてから会場入り、セッティング。湯浅さんとレコードフェアを覗いて、開演時間ぎりぎりで会場へ戻る。

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 アナログばか一代in山口で湯浅学さんのお誕生日を祝う。あと、昔から湯浅さんとも親交があったカーネーションの初代マネージャーのヨッシーが会場に突如現れて心底たまげたし、嬉しかった。

1月3日
 六角精児の呑み鉄本線・日本旅を観てたら呑みたくなった。ブラウンノーズからいただいた「寫楽」純米吟醸おりがらみ。

2019年1月1日
 深夜にジェフ・トゥイーディの新作を聴く。緩いフォーク・ロック。自由な作風が商業ベースで成り立つ立場が羨ましい。ドラムスなどいくつかの楽器以外は1人多重。
 さて、毎年恒例、正月早々にPro Toolsの年間ライセンスを購入。お雑煮は控えめに餅4個。そのかわり肉とか野菜の煮物、刺身を食べる。夜、落ち着いてから作業開始。アレンジと作詞。


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