新入社員にオススメする仕事に役立つ書籍3選

こんにちは、なおぼんです。
今回は、3回目の投稿になります。
新入社員にオススメする仕事に役立つ書籍3選を紹介したいと思います。

普段は、Twitterで読んだ本の感想や要約を書いていますので、併せて見ていただければと思います。

1.トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術(浅田すぐる)

仕事の中で、よく紙1枚にまとめる機会があります。企画書であったり、報告書や議事録等さまざまなものがあります。紙1枚にまとめるといっても、はじめはなかなかうまくできないものです。そこで紙1枚にまとめる方法、型を知る必要があり、それに役立つ1冊がこの書籍です。
具体的な方法は書籍に譲りますが、この書籍でいう「トヨタの1枚」には、①ひと目で全体が見える(一覧性)、②枠がある(フレーム)、③枠ごとにタイトルがついている(テーマ)という特徴があります。読んでわかるのではなく、見てわかる「1枚」になり、上司への説明・決裁等がスムーズになり、自分の時間だけでなく、上司の時間の節約にもなります。
私自身、この書籍を読んで紙1枚にまとめる技術を身につけてから、仕事がスムーズに進むようになったと実感しています。ぜひ、試してみてください。

2.マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書(大嶋祥誉)

こちらの本は、仕事に役立つ技術というより、仕事に対するマインドについて書かれた1冊です。
仕事をしていると様々な問題が発生し、さまざまな課題を解決する必要があります。
この書籍でいう「問題解決」とは、起こった事象に対処することではなく、問題の本質まで掘り下げて解決すること。つまり、「そもそも本当の問題は何か?」と、真の問題を明らかにし、あるべき姿と現状のギャップを埋めることです。そして、問題解決のためには、原因と結果がはっきり分かる「筋が通った」ものの考え方や捉え方である、ロジカルシンキング(論理的思考法)を用いる必要があります。ロジカルシンキングで導かれた結論や解決策は、どこから見ても、だれが見ても「これが重要なポイントだ」とわかります。
実際、私も仕事の中で様々な問題にぶち当たりますが、その際、真の問題は何かを意識して問題解決に当たるようにしています。これを少し意識するだけで、仕事がうまく進み、他者と差別化できるようになっています。

3.「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。(ひきたよしあき)

最後に「質問力」に関する1冊。
私が、この本を手にしたのは、他社の人も交えた1週間の研修に参加した時でした。さまざまな仕事上の課題の解決策について講義を受けて、実際に解決策を提案するような研修だったのですが、講義の際に、他社の社員がたくさんの質問をして、その質問と回答を課題解決に結びつけていくさまを見て、まったく質問が浮かんでこない自分に焦りを感じ、「質問力」を鍛えようと思い、読みました。
書籍では、問うことで、常に有利な立場を確保し、相手に答えさせることで、自分に有益な情報を得ることができると書かれています。自分の頭に浮かんだ「質問」を書き出すと、「質問体質」になっていきます。
私も、この本が勧めるように質問を書き出すことにより、自分が相手から何を引き出したいかを意識できるようになり、仕事がスムーズに進むようになりました。ぜひ、みなさんも試してみてください。

以上、3冊をご紹介してきました。
新入社員のみなさんは、これから仕事を進める上で、さままな課題に直面すると思います。その際、上司や同僚に相談しながら、仕事を進めることはとても重要です。しかし、自ら書籍を読んで、バイブルとなる1冊を見つけることで、自分の仕事の型をみつけることは、もっと有意義だと感じています。仕事の悩みを解決してくれるような書籍はたくさん出ています。みなさんの武器となる1冊に出会い、仕事を円滑に進め、社会に貢献されることを期待しています。


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