満月の夜。僕はまた彼に恋をした。
2020/10/31。
僕は長野の松本にいた。
映画『サクリファイス 』を観るために。
行こうとしてたけど断念した、はずなのに。
そりゃあ行くよ。だって青木柚くんが来るんだから。
大体いつよ最後に会ったの。3月のアップリンク吉祥寺以来だからもう7ヶ月半よ?最後に話したのなんかもう舞台の千秋楽(2019/11/4)よ?1年よ?
最推しですもの。この1年色々ちょっと浮気したかもしれないけどなんだかんだ1番好きだもの。登壇するなら行くよ。
『サクリファイス 』も好きだもの。神奈川以来だからこれも4ヶ月?ずーっと観たかったもの。そりゃ行くよ。いや一回断念したけども。
そんなこんなあって。
劇場で前出演した作品のポスター出てることに気付きパシャリ。
19:00 当日券購入。
19:15 入場。
1番前の真ん中いただきましたありがとうございます。
19:30開始 わくわく。
…え何これ何これ映像めっちゃキレイなんだけど何これ。
今まで観たことなく画がキレイだった。終映後にカメラマンの柗下さんとも話したのだが、ご本人もそう思ったそうだ。
それに音が良い。ここの劇場では『爆音映画祭』という映画祭をやることがある。くらいには音に自信があるのだろう、と以前伺った時から思ってはいたのだが。バランスがいい。良かった。たぶんこれ真ん中とかだったらもっと音良かったんだろうなあ。
たった1回の上映じゃもったいないなあ、もっとこの劇場で観たい。と思ったけど何回もやってたら柚くんはたぶん来ていなかったかもしれなくて。というもやもやがあったり。
ここまでクリアにみれたのだから、それはもう今までになく色々なものが見えた。むしろ初見か、というくらいに本当に作品が別物だった。久々に視たのもあるのだろうけれども。
あー予告編に使われてたカットはたぶんこことここの間に入るんだな、とか。
目のアップやっぱ惹かれるなあ、とか。
あここは元の画面サイズのものを引き延ばしているのかな?とか。
この作品をここまで鮮明で観たからこそ分かったことかもしれないけれども、一枚何か隔たりがあった方がこの『サクリファイス』は見応えがあるのではと思った。
何故だろう。映画なんだけど『これは映画だ』って思わせられる何かを感じられなかった、リアルに見えてしまったのかもしれない。僕は『サクリファイス』という作品はしっかりと「映画」として観ているからこそ、どこか違和感を持ってしまったのか。
映画としては最高だった。
ただ、『サクリファイス』としては少しあそこまでキレイすぎると、「らしさ」が少し軽減してしまったのかもしれないかなあ。
と思ったのかもしれない。
そんなこんなで上映が終わって。
舞台挨拶。
これが観たいがために来たと言ったら作品に申し訳ないので声を大にしては言えないのだけども。
…え冒頭で言ってるって…?気にしないでください。
わ、今から出てくるのか。
え、ドッキリじゃないよね、本当に出てくるよね?
えどういう顔していればいいの?
頭がごちゃごちゃのまま、舞台挨拶が始まった。
え何今日のビジュ。最高じゃない?髪型、服装、肌質。今日めちゃいいやん。うっわマジかよ。この時点で来て良かった度MAX。泣きそう。
内容の前に色々と動きとかで気になった2点。
えペットボトルのラベル外しとる。しかもちゃんと周りの人の話聞きつつ音がうるさくならないようにしてる。何その配慮。マジ神かよ。
あぁ、柚くんて手を組んだ時右親指が上に来るんだなあ。感覚派の左親指が上かと思っていたけど分析派なのか。いやでも考えてみると確かに分析っぽい感じするよなあ。
細かい動きの中にも新しい発見。来て良かった。
内容。メモってないので記憶だけども。
「涙腺ヤバいなって、感慨深さで大切な作品だって長野にきて改めて思った」
これはファンのこっちでも感慨深いんで本人はより感慨深いんだろうなあ。涙腺ヤバい、っていう言葉にこっちがなんか涙腺ヤバくなった。
オーディションの参加の経緯とか、初めて聴いた!
「柚にはこんな役できないよ」みたいなこと言った人たちに対しての言葉も面白かった。(この話も初めて聴いた)
SNSの話とかほとんど聞いたことなかったのでSNSの話聞けてよかったなあ。
林さんの話聞いてみんな仲いいんだなあっていう雰囲気がめっちゃ伝わってきて本当にいい現場だったんだなあって。
「危なっかしい人は実年齢より下に見える」
どこかでこんな言葉があってなんか印象に残ってたんだけど、めちゃ分かるわあって思ったな、っていう話笑
このご時世の影響でお話とサインが柚くんがダメとのことで柚くんが最後に挨拶。
これが、本当に素晴らしかった。
まず立ち上がって、全体を見渡す。この段階でやはり姿勢が良いと思えた。みんなを見て、しっかりと話したいんだな、っていうのが伝わってきた。
・東京、神奈川以外で舞台挨拶に来るのが初めてで忘れられない経験になった
・出ている作品のほとんどが、この劇場で上映されている
・実際劇場に足を運んでみて、観てくれる人が長野にもいるんだな、っていうのがありがたい。
・県それぞれにしかない思い出が今回長野にきたことによって強く感じた。
そういう経験を自分の力にしてまたここでも上映してもらえるような作品をつくっていきたい。
・また絶対ここに戻ってきたい
・最後の最後に噛む。
すごい考えながら、でもじっくりと時間がない中で言葉を選びながら色々と語っている彼を観ながら。過去の話が出てきたせいなのか。昔の彼の舞台挨拶の姿も脳裏に浮かんできて。しっかり伝えたいんだな、伝えたいことを言葉にすることをより出来るようになったんだな、と。過去と今の感情がごちゃまぜになって、泣きそうになっていた。いや、泣いていたと思う。
そして写真撮影。なんか今回目線いっぱいくれていた。
いくつかおすそ分け。
終わってハケる時、一人一人に「ありがとうございました。」と言っていた。僕にもしっかりと目を合わせてくれて「ありがとうございました。」と言ってくれた。
ああやっぱり大好きだな。こういう細かなところが大好きなんだ。
10/31。ハッピーハロウィン。満月の夜。僕はまた彼に恋をした。
恋?いや恋じゃない?いやもう好きならなんでもいい。恋でも愛でもなんでもいい。好きだ。
こうして約7ヶ月半ぶりに最推しこと青木柚くんと会えたわけで。いやー本当に行ってよかった。じっくりいっぱいお話聞けた。お写真撮れた。
少し心残りあったりもしたけど(サインとか)、それでもこうしてわざわざ忙しい中で長野に来てくれたことに本当に感謝。
好きすぎて青木柚くんのこと改めて調べてたらこんなのがあった。
コメントが追加されていることも今更知ったけど、PROFILEの最後に驚きがあった。『主演映画の公開が待機している』。…主演!?これはもう楽しみだ。
これからも彼の動向は見逃せないですね。引き続き応援します。