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ミラノのおすすめ、イタリア料理を楽しめるお洒落なレストラン6選 vol. 1

今回のnoteでは、珍しく筆者がこれまでに訪れたイタリア料理を楽しむことができるミラノのレストランを紹介していく。

自炊が多いかつアジア料理が好きな筆者は、残念ながら、イタリアに住んでいながらもあまりイタリア料理というものを食べることがない。

そのような感じでイタリアで過ごしてしまっているので、美味しいお店にまだまだ行けていないのだが、ここで紹介するイタリア料理店は、今風のお店ばかりである。

イタリアの家庭料理あるいは伝統の味が楽しめるようなお店は、またの機会に紹介することができたらと思っている。


1. ラタナ(Ratanà)

こちらはガリバルディ駅とジョイア駅の中間、ポルタ・ヌオーヴァ付近にあるアルベリ図書館公園(Parco Biblioteca degli Alberi)内にあるレストランである。

緑豊かな公園の傍にポツンと一軒家というように建っているため、とても目立つ外観である。

こちらは、2020年7月、ミラノがロックダウンしていなかったディナー時に訪れた時の写真である。


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テラス席で食事をする人が多かったが、暑かったので店内に入ると、ずらりと並んだワインに驚いた。

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ラタナは、伝統的なロンバルディア・ミラノ料理をベースに、新しいセンスを吹き込んだ一皿を作っているとのこと。

それなりの値段はするが、席料とパン代が無料なのは嬉しい。

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こちらはピューレしたポテトの上にどんとのった柔らかい牛のステーキ。

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そしてこちらはラタンタ特製、穀物入りサラダ。

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テーブルのセッティングも雰囲気も最高、食後は、ポルタ・ヌウォーヴァや公園を散歩しつつ帰ったのであった。


ラタナ(Ratanà)

住所:Via Gaetano de Castillia, 28, 20124 Milano, Italy

営業時間:12:30-14:30(ランチ)、18:30-20:00(アペリティーボ)、19:30-23:30(ディナー)

公式ホームページ:ratana.it



2. フィオラリオ・ビアンキ・カフェ(Fioraio Bianchi Caffè)

こちらはモスコヴァ駅近くにあるカフェレストラン。

名前の通り、お花も販売しているお店である。

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シンプルな作りの内装には、素敵な花がいくつも飾られており、料理を待つ間、見て楽しんだ。

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友人とそれぞれオーダーしたのは、鴨のローストとポークソテー。

筆者はポークソテーの方を選んだのだが、とろっと柔らかく、またさっぱりとした味付けだったため、食べ応え十分ながら、また食べたくなってしまった。

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またこちらは、別の機会にランチに訪れた時の様子。

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店内入ってすぐのカウンターでは、コーヒーだけもオーダーできるので、普通のバールのような使い方もできるお店である。

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カヌレやブリオッシュ、クッキーなどコーヒーと共にお手頃に楽しめるのもポイントである。

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フィオラリオ・ビアンキ・カフェ(Fioraio Bianchi Caffè)

住所:Via Montebello, 7, 20121 Milano, Italy

営業時間:8:00-16:00(2021年春現在、夜の営業はやっていない模様)

公式ホームページ:fioraiobianchicaffe.it


3. ラ・プロシュッテリア・ミラノ(La Prosciutteria Milano)

こちらはミラノのほか、フィレンツェ、ブレシア、ヴェローナ、ボローニャ、ペルージャと北イタリア中心に展開するチェーンのプロシュッテリアである。

お昼用のパニーニから夜のアペリティーボプレートまで幅広くメニューが揃っているため1日中使えるお店である。

ミラノにはガリバルディ通りとナヴィリオ川沿いに店舗がある。

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ワインも赤と白、グラスで販売されており、値段は1杯5ユーロから。

このお店の目玉は、プロシュート盛り合わせプレートであり、大きいディナーやランチ用のものは15ユーロ、中くらいのアペリティーボ用のものは10ユーロ。

つまり15-20ユーロあればこれだけの量のプロシュートやチーズ、サラダ、パンを楽しめるわけである。

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この豪華な盛り合わせはインパクトがあるため、筆者は、イタリアの外から友人が来た時にこのお店を選ぶことが多い。

ワインを追加すれば値段も上がるが、比較的リーズナブルにイタリアの美味しいものを食べることができるのである。


ラ・プロシュッテリア・ミラノ(La Prosciutteria Milano)

住所:Corso Garibaldi, 55, 20121 Milano, Italy

営業時間:11:00-22:00

公式ホームページ:laprosciutteria.com


4. ラ・カーザ・イベリカ(La casa iberica) 

こちらは先ほど紹介したプロシュッテリアのガリバルディ店から少し歩いたところ、スフォルチェスコ城から徒歩圏内にあるイベリコ豚のお店である。

このアペリティーボセットは、ワインがついて12ユーロとかなりリーズナブル。

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サラダはないが、パンは食べ放題である。

友人曰く、パンの付け合わせのトマトソースが病みつきになるとのこと。

お得に美味しくアペリティーボをしたい時におすすめなお店である。


ラ・カーザ・イベリカ(La casa iberica) 

住所:Via Mercato, 3, 20121 Milano, Italy

営業時間:12:00-2:00 am

公式ホームページ:lacasaiberica.it


5. ポタフィオーリ(Potafiori)

こちらは市内の中心部からちょっと離れたポルタ・ロマーナ駅近くにあるお店だが、ドゥオーモからは地下鉄黄色線で一本で行けるため便利である。

お花屋さんが併設したレストランであり、店内のフラワーアレンジメントはとても凝っている。

メニューは伝統的なイタリア料理が多いが、その味付けや盛り付けはかなりスタイリッシュである。

ミラノ風リゾットや、

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プロシュート・コットの盛り合わせ。

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牛肉の赤ワイン煮込みなどなど。

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付け合わせのパン屋一口サラダもお洒落。

付け合わせのパンも種類が多く、美味しいお店は、印象に残る。

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ワインやシャンパンの種類も多く、この時はロゼワインを楽しんだ。


前のスマホで撮ったため、かなり画質が悪いが綺麗にライトアップされた店内はとてもロマンティックである。

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とっておきの日に行きたいレストランであった。


ポタフィオーリ(Potafiori)

住所:Via Salasco, 17, 20136 Milano, Italy

公式ホームページ:potafiori.com


6.ドール・ミラノ(Dhole Milano)

ポルタ・ロマーナ駅近くにあるこちらのレストランの名前は、アカオオカミとも呼ばれるドールという動物に由来しているとのこと。

うどんやたこ焼き、たたきや刺身など、和食の定番をイタリア風にアレンジした、そんな面白いお店である。

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和牛のたたきもお花などが添えられておしゃれに仕上がっている。

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こちらはマグロのたたき。

イタリア料理によくあるタルタルと形は似ている。

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このようなしっかりしたメニューのほか、パンケーキなどの軽食が揃ったブランチメニューもある。

2021年現在、営業時間を短縮している可能性もあるが、朝バールでのカプチーノから夜のディナーまで、1日中、シーンに合わせて使えるのもこのお店のポイントである。


ドール・ミラノ(Dhole Milano)

住所:Via Gerolamo Tiraboschi, 2, 20135 Milano, Italy

営業時間:7:30-2:00 am

公式ホームページ:dhole.it


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以上 、これまでに訪れたことのあるイタリア料理のお店(たまに創作料理もあったが)を紹介した。

こうして見てみると、純粋なイタリア料理のお店には、なかなか足が向いていないことに気づいた。

筆者の個人的な食の好みで、外食というとアジア料理店に行きがちなのだが、また機会があれば、無限にあるイタリア料理店を開拓できたらと思っているのである。

(文責・写真:増永菜生 @nao_masunaga





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