イタリア・ローマのおすすめカフェ・レストラン13選 vol. 1
今回のnoteでは、2021年3月のローマ滞在中に訪れたカフェやレストランを紹介していきたい。
1. ダンジェロ・カフェ&ガストロノミア(D’Angelo Caffè & Gastronomia)
この青い内装が特徴的なカフェは、テルミニ駅から徒歩圏内にある。
ショーケースには焼き菓子や、
ジュース用のフルーツが並んでいるほか、
デリやパニーニも種類豊富に揃っている。
温かみのある木のテーブルと青いタイルで統一された店内はお洒落。
ソイカプチーノ1.6ユーロをオーダー。
美術館帰りの夕方に入ったが、筆者の他にもパソコン片手にゆっくりしているお客さんもおり、のんびり過ごすことができた。
ダンジェロ・カフェ&ガストロノミア(D’Angelo Caffè & Gastronomia)
住所:Via Venti Settembre, 25, 00185 Roma, Italy
営業時間:6:00-18:00(月曜から火曜)、7:00-16:00(土曜日曜)
2. バルヌム・ローマ(Barnum Roma)
こちらはナヴォーナ広場近くにあるカフェ。
大通りから一本裏の道に入ったところにあるのだが、この裏通りがとても味があってよい。
基本的なコーヒーメニューのほか、サンドイッチやケーキ、パンケーキも提供しているとのこと。
その日のメニューが店内の黒板に書かれている。
お洒落な内装。
ブリオッシュが入っている木枠のガラスケースがいい感じ。
ソイカプチーノ2ユーロを朝ご飯代わりにオーダーした。
泡もきめ細かく、綺麗なラテアートを描いてくれた。
器もスタイリッシュ、他のフードメニューもヘルシーかつ美味しそうなので気になっているのであった。
バルヌム・ローマ(Barnum Roma)
住所:Via del Pellegrino, 87, 00186 Roma, Italy
営業時間:8:30-16:00/ 18:00 - 24:00(月曜から木曜)、8:30-16:00/18:00-1:00 am(金曜土曜)
公式ホームページ:barnumroma.com
3. サンテウスタキオ・イル・カフェ(Sant' Eustachio Il Caffè)
こちらはコーヒー好きの間では言わずと知れたローマの名店とのこと。
創業は1938年、パンテオンやナヴォーナ広場の近くにあり、地元のお客さんも多いお店とのこと。
中にはコーヒー豆だけではなく、チョコレートなどコーヒーのお供や、デミタスカップやマキネッタなどオリジナルデザインのグッズが並んでいる。
チョコレートは一枚からバラ売りされているので、筆者も友人へのお土産用に買い求めた。
店内はお土産用のブースとカウンターに分かれている。
コーヒーと一緒に楽しめる焼き菓子も色々ある。
こちらではグラン・カフェ(2.9ユーロ)という特製のコーヒーが一押しだと聞いていたが、筆者が頼んだのはティラミス(2.2ユーロ)というメニュー。
小さなデミタスカップにエスプレッソ 1ショット、生クリームたっぷり、ココアパウダーが最後にかけられる。
このような見た目だが、甘さは一切ないのでするする飲む(食べる?)ことができる。
そのほか、カプチーノやチョコレート風味のデザートコーヒーもあり、気になるメニューを制覇しようとしたら、滞在中毎日通わねばならないカフェだなと思ったのであった。
サンテウスタキオ・イル・カフェ(Sant' Eustachio Il Caffè)
住所:Piazza di S. Eustachio, 82, 00186 Roma, Italy
営業時間:7:30-1:00 am(日曜から木曜)、7:30-1:30 am(金曜)、7:30-2:00am(土曜)
公式ホームぺージ:santeustachioilcaffe.com
4. デ・べリス(De Bellis)
こちらもナヴォーナ広場近くにあるパスティチェリア。
こじんまりとした小さいお店ながらも、店内には色とりどりの綺麗なケーキが並んでいる。
創業は2013年。
現在イートインスペースは縮小しているようで、コーヒーの提供もやっていなかった。
それでも一口サイズのモンブラン1.2€は、この場で食べても良いとのことだったのでオーダーした。
モンブランは全部食べると重いが、ほんのちょっと先っぽの方だけ食べたいという希望を叶えてくれるお菓子であった。
まったりしたマロンクリームの下には、フレッシュな生クリームが入っており、物足りないくらいが丁度良いサイズであった。
デ・べリス(De Bellis)
住所:Piazza del Paradiso, 56/57, 00186 Roma, Italy
営業時間:9:00-19:00(月曜定休)
公式ホームページ:pasticceria-de-bellis.it
5. カッフェ・ノヴェチェント(Caffè Novecento)
こちらもパンテオンやナヴォーナ広場近くのカフェであるが、本当にこの辺は素敵なカフェが多いエリアである。
この辺にはいくつか文書館があるため、筆者も立ち寄りやすいのである。
こちらは特にGoogleマップでブックマークをしたわけでもなく、文字通りふらっと通りがかりに見つけたお店である。
アンティークな雰囲気の店内の家具はどれも素敵。
お菓子がディスプレイされている棚だが、いずれのケーキもサンドイッチも美味しそうであった。
ホームメイドという感じでありながらも、綺麗に仕上がっている印象。
お菓子やデリが盛り付けられているお皿やガラスケースも可愛い。
カウンターの様子。
このステンドグラスの照明が良いアクセントとなっている。
エスプレッソはわずか1ユーロであった。
ほか、ソファー席の上に置かれたオブジェも、蚤の市で見るような素敵なデザインのものばかり。
ふらっと入ったお店が当たりだと、嬉しさも倍増する気がする。
カッフェ・ノヴェチェント(Caffè Novecento)
住所:Via del Governo Vecchio, 12, 00186 Roma, Italy
営業時間:8:00-24:00(月曜定休)
公式ホームページ:caffenovecento.it
6. プレビスチート(Plebiscito)
こちらは文書館からホテルに帰る際に、ディスプレイのミモザが綺麗だなーと思いカメラを向けると、お店の人がポーズを撮ってきたので入った、そんなお店である。
フォロ・ロマーノの近くにあるこちらお店は、同じ名前のお店でありながらも、レストランやカフェ、エノテカなど、それぞれのブースに分けられているようである。
筆者が入ったのは、気軽なバールのエリア。
あまり気取らず、街ばたのカフェという感じである(違うブースにはお洒落なカフェもあるようである)。
エスプレッソの値段は1ユーロ。
こちらも思いがけず入ったお店ではあるが、雨宿りしつつ、ゆっくり休憩することができた。
プレビスチート(Plebiscito)
住所:Via del Plebiscito, 104, 00186 Roma, Italy
営業時間:7:00-18:00(月曜から金曜)、8:00-18:00(土曜日曜)
公式ホームページ:plebiscito.net
7. ポンピ(Pompi)
ローマに数店舗、フィレンツェとロンドンにもそれぞれ1店舗など、各地に展開するジェラートとティラミスが有名なカフェである。
イースターの飾り付けがなされる店内。
朝ご飯の時間からジェラートが売っているのは、イタリアならでは。
ケーキも美味しそう。
ポンピ名物のティラミスは、ピスタチオやバナナ、ベリーなど色々な種類のものがあり、値段は4ユーロほど。
ここではソイカプチーノ1.7ユーロを頼んだ。
朝ごはん代わりにと、テラス席でゆっくりいただく。
いわゆるケーキ屋さん・お菓子屋さんにエスプレッソマシーンがあり、朝から営業しているのは、イタリアあるあるであるが、このように朝休憩の時間にも使えるので要チェックである。
ポンピ(Pompi)
住所:Via Cola di Rienzo, 313, 00192 Roma, Italy
営業時間:8:00-22:30(月曜から金曜)、8:00-24:00(土曜)、9:00-22:30(日曜)
公式ホームページ:barpompi.it
8. シャルロッテ(Charlotte)
こちらはレ・ディ・ローマ駅(Re di Roma)近くにあるフランス風のパティスリー。
マカロンやケーキなどを店内で味わうことができる。
お土産やオリジナルグッズも可愛らしいデザイン。
ケーキは、チョコレートやフルーツ、メレンゲやナッツなどを使ったものが揃っており、いずれも華やかなデザインである。
筆者が頼んだのはピスタチオのケーキ。
パリッとしたピスタチオ入りホワイトチョコレートによって、スポンジとムースがコーティングされており、上にはピスタチオクリームとピスタチオがトッピングされている。
大きさは手のひらにすっぽり収まるくらいのちょうどよいサイズ。
おやつの時間に立ち寄ったが、ピスタチオ欲を十分に満たしてくれる充実のティータイムとなった。
シャルロッテ(Charlotte)
住所:Via Vercelli, 12, 00182 Roma, Italy
営業時間:10:00-13:30/ 14:30-19:30(木曜から日曜)
公式ホームぺージ:charlotteroma.it
9. バール 1913(Bar Novecentotredici)
こちらはヴァチカン近くにあるバール。
もともとこの地には、クレメリア・オッタヴィアーニ(Cremeria OTTAVIANI)という1913年創業のカフェがあり、2015年、そのカフェの跡地にできたのがこちらのお店とのこと。
大々的に改装したという店内だが、販売されているお菓子やパンは、バールの定番のもの。
朝7時台、朝食を取る地元の人や警察の人で程よい賑わいの店内であった。
ソイカプチーノは1.6ユーロ。
後ろに映っているアマレーナの瓶が可愛い。
バール 1913(Bar Novecentotredici)
住所:Via Leone IV, 83/87, 00192 Roma, Italy
営業時間:0:00-22:00(月曜)、6:00-24:00(火曜)、24時間営業(水曜から日曜)
公式ホームぺージ:novecentotredici.it
10. スター・バブス・ローマ(StarBaps_Roma)
こちらはテルミニ駅近くの韓国料理屋さん。
韓国料理といっても、ビビンバやプルコギ、トッポギ、冷麺、餃子などの定番メニューをリーズナブルな値段でテイクアウトできる気軽なお店である。
おやつの餅1ユーロも販売中。
カラフルなナムルが食欲をそそる。
この日、筆者はベジタブルビビンバ9.5ユーロを夕ご飯にテイクアウト。
友人はプルゴギ弁当を選んでいた。
紫キャベツやズッキーニなどイタリア野菜を使って作られたナムルに、甘めに味付けされた薄揚げがお肉代わり。
お腹にもたれることもなく、種類豊富な野菜を一度に取ることができたメニューであった。
スター・バブス・ローマ(StarBaps_Roma)
住所:Via di S. Maria Maggiore, 116, 00184 Roma, Italy
営業時間:11:59-15:00/ 18:30-21:00(月曜定休)
公式ホームページ:korean-cuisine-starbabs.business.site
11. ヌーヌー・リストランテ・ヴィエトナミータ(NUNU Ristorante Vietnamita)
こちらはローマ在住の友人とランチに入ったベトナム料理のお店。
テルミニ駅近くでとてもスタイリッシュな内装である。
まずは生春巻きをシェア。
そして筆者がオーダーしたのは、ブン・ティット・ヌン 13ユーロ(ちょっとうろ覚え)という汁なしフォーに様々な具材を載せたもの。
ヴィーガンにもできるとのことだったので、お願いしたら、お肉の代わりに厚揚げが乗っており、これがまたパリパリとして美味しい。
食べても食べてもまだあるというように、なかなかのボリュームの一皿。
豆製品と野菜を中心に様々な食材を摂ることが出来るのも嬉しいポイントである。
ヌーヌー・リストランテ・ヴィエトナミータ(NUNU Ristorante Vietnamita)
住所:Via Varese, 38/42, 00185 Roma, Italy
営業時間:12:30-14:30(月曜から水曜)、12:30-14:30/ 19:00-21:00(木曜から土曜)
公式ホームページ:ristorantenunu.it
12. リストランテ・ガイン(Ristorante Gainn)
アジア料理が続くが、こちらは筆者がローマに到着してすぐのお昼ご飯に食べた韓国料理のお店である。
場所はテルミニ駅の近く。
お腹がペコペコだったのでビビンバ16ユーロをオーダー。
ランチに16ユーロとは贅沢だが、今回は昼しか外食できないということでちょっと奮発。
ビーツやズッキーニ、紫キャベツなど、イタリア野菜も使って作られたカラフルなナムルたちは、ごま油の香ばしい香りと相まって食欲をそそる。
こちらのナムルは食べ放題。
美味しいのでたくさん食べたいところだが、ビビンバ自体が具沢山なので、ほうれん草のナムル一皿お代わりでお腹がいっぱいになってしまった。
何気なく頼んだ炭酸水は、ラツィオ州のコムーネの一つ、ネーピの水とのことであった。
昨年、ウンブリア州を旅した時にはなかなかアジア料理店が見つからなかったのだが、さすが首都ローマには、日本、中国、韓国、そしてベトナムなどなどアジア料理店が数多くあって、とても助かったのであった。
リストランテ・ガイン(Ristorante Gainn)
住所:Via dei Mille, 18, 00185 Roma, Italy
営業時間:12:00-15:00/ 18:00-22:00(日曜定休)
公式ホームページ:gainnrome.com
13. エクル(Écru)
こちらはヴァチカンやサンタンジェロ城からも徒歩圏内にあるローフードのカフェ。
ティベレ川沿いにあるため、散歩の途中に立ち寄ることもできる。
筆者はヴァチカンの帰り、ランチを食べるために入店した。
ランチやデザートなどが書かれたメニュー表。
またショーケースには、ローチーズやデザートがディスプレイされている。
シンプルなカウンター。
店内では自家製グラノーラなども販売されている。
メインのお皿のところに書かれていたアボカド寿司ロール12ユーロ。
ローフードのことなので、当然のことながらお米は入っていない。
これはこれで美味しかったけど、午前中にたくさん歩いたので、ちょっと物足りなさを感じてしまった。
そのほか、サンドイッチやポタージュの方が、お手頃でしっかりと食べ応えがありそうだったので、街歩きをする人にはそちらのメニューの方がよさそうであった。
川沿いにちょこちょこ飲食店があるこの感じ、ヴェローナと少し似ているなと思いつつ、お店を後にしたのであった。
エクル(Écru)
住所:Via Acciaioli, 13, 00186 Roma, Italy
営業時間:10:00-18:00(木曜から日曜)
公式ホームページ:ecrurawfood.it
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以上 、ローマで立ち寄ったお店を色々紹介した。
ローマに訪れた2021年3月上旬の時点では、ローマはイエローゾーンに指定されており、飲食店は一応イートインの営業をしているものの、18時までの営業であった。
制限のある中でも、朝のコーヒータイムやランチ、そしてお茶の時間と、合間合間にお目当てのお店を楽しむことができた。
次回のローマ訪問の際にも気になるお店に色々行ってみたいと思っているのであった。
(文責・写真:増永菜生 @nao_masunaga)
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