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大切にしたものにしか、大切にされない。


「私の道具」

道具を大切にすると、良い絵が描ける。
なぜなら、道具から愛されて、どんどん良い絵が描けるからだ。

大切にしたものにしか、大切にされない。

あなたは、大切にしていますか?
あなたの大切なものを。


こんにちは😃
あなたの想いを繋ぐ♾アーティスト NAOです。

今日はポエマーNAOでございます🙋‍♀️笑


今日は
「大切にしたものにしか、大切にされない」というお話です。

これは、いくつかの場面で学んだことがあることかな〜。
すぐに、思い出せるのは、私が美術予備校に通っていた時です。
高校生の時ですね。


皆さんは、デッサンってご存知でしょうか?
鉛筆を使って、紙の上に目の前にあるものを
正確に捉える力を養うための練習です。
(筋トレみたいなところ)

その、デッサンをしている時に、
よく、予備校の先生が口すっぱく言っていたことがあるんです。

それは、「常に鉛筆を尖らせておくように」ということでした。

デッサンをする際に、鉛筆が尖っていないと
非常に描きづらいんですね。

で、素人だと、どんどん先が、丸まっていきます。
ガリガリ夢中で描いてしまうから。
(ちなみに、鉛筆を回転させながら描けば、
しょっちゅう削らなくて済みます。
もうデッサンはしないけど。)


デッサン用の鉛筆は、通常の書き方鉛筆の時とは異なって
物凄い、尖らせます。人が殺せる?とまではいかないけれど、
それくらい、凶器になれるほど、尖らせます。
そして、それはカッターで削る他なくて、
正直めんどくさい作業です。


私は、その作業が嫌いでした。

カッターで鉛筆を削ることに慣れていなくて、
長さを出しながら削っていくと
途中で「ボキっ!!」とせっかく削ったのが折れてしまうんですね...。

ちなみに、デッサン用の鉛筆は、1本、150〜160円あたりです。

コンビニで、ペットボトル1本買えます笑
当時バイトもしていない高校生の私からしたら
高かったんですよね。

だから、折れるとショックで...(^◇^;)

話を戻すと、先生はいつも、
「道具を手入れするように...!」と言っていました。

その時、先生は「道具が味方をしてくれる」なんて
スピリチュアルっぽいことは言っていませんでしたけれど、
今の私は、そんな風に、理解できるんですよね。


例えば、美大受験の時、
すべての鉛筆がまん丸で挑む場合と
すべての鉛筆がしっかり尖って用意された状態、
どちらが良い絵を描けますか?って言えば、

やっぱり後者なわけです。


鉛筆の気持ちになれば、なんとなく想像できます。

「いつもちゃんとお手入れしてくれて、ありがとう。」
「君の受験がうまくいくように、合格するように、協力するからね。」

鉛筆自体は言葉も発さないし、何も主張しませんけれど。


「鉛筆が味方してくれる」からいい絵が描ける。
これは、きっと人も同じ。

例えば、夫婦生活で言うと、
長年仲良しの夫婦は
「おはよう」「おやすみ」この挨拶をしっかり毎日できているそうです。
相性がいくら良くても、多少のすれ違い、ケンカとかってありますよね。
そんな時でも関係が修復できるのは、この「小さな挨拶の積み重ね」だそうですよ。
(メンタリストのDaiGoさんが言ってました笑)


挨拶は、「気にかけてくれてるんだ」
「私の存在、ちゃんと認めてくれているんだ」
そう感じる、些細なことだけれど、大切な言葉。

筆のお手入れをする時、
そんなことを、思い出すのでした。😌



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エネルギーや生命力・躍動感に溢れ、
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🦁 STORY 🌻
高校2年〜)
自分の将来、進路について「どう生きたいのか?」真剣に考え始める。
美術の先生から「美大」の存在を知り、美術予備校に通う必要があることを知る。
3ヶ月間予備校に通うも、周囲の上手すぎる才能を目の当たりにしすぐに挫折。
“学校内、クラス内で一番絵が上手い“という自信がへし折られる。
「自分には向いていなかった、勘違いしていたんだ」と、予備校を一度辞める。

高3の秋〜)
母親に大反対されつつも涙と顔を真っ赤にして懇願し、
もう一度美術予備校に通い直す決断をする。
1年間のみチャンスをもらい、 受験に全てを捧げる。

美大〜)
工芸工業デザインをメインに、布の染色・パターンデザインを学ぶ。
両親や周りに勧められ、教職過程を専攻するも、1年で辞める。
真面目に就職活動をするも、 「これでいいのだろうか?」と考え込んでしまう。
一歩踏み出せず、就活の選考が合格しても自ら辞退をしてしまう。

4年生最後の芸術祭にて、個展展示中に、他学科で非常勤講師の“恩師“に出会う。
「絵を描き続けてみたらどうだろう?」という言葉をきっかけに、
卒業後、改めて絵という絵を描くようになる。

以後の話)
アーティストとして生きている上での考え、
体験・経験してきたことそれゆえの考え、をシェアしています。
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ー INFINITY SIX ー
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