世界で活躍する、大好きな巨匠が教えてくれたこと。

2022年9月26日 12:27

「　続けることだ。　」
NAO, keep painting ！
┈┈┈┈┈┈ ∞ ┈┈┈┈┈┈
今日のメッセージは…　当時の私、
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・人生に彷徨っていた
・好きなことで生きていきたいのに現実辛すぎ。
・何がしたいのかわからない
・全然思うように行かない。
・周りが幸せそうで羨ましいし、嫉妬だらけ。
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のような人に届いたら嬉しいです。

水彩画家の巨匠、ゲイリーさんが私に教えてくれたこと。

ゲイリーさんに出会ったのは、
武蔵美の図書館で画集を発見したことだった。

武蔵野美術大学の美大生、卒業間近の4年生。
「本当は就職したくないな」
「このまま好きなことをしていけたらいいのかな」
「やっぱり、あっちの会社の方が魅力的だ」

思考がうまく働かないまま、就職先を蹴ってしまって
未就職のまま卒業する寸前だった。

自分は物作りを学んでいたけれど、
実はファインアートの世界を参考にしていた。

図書館で出会った一つの画集。
それが、このゲイリーさんだった。

画集に載ってる画家さんて
「偉人すぎてこの世にいないんじゃないか」と
勝手に思っていたけれど（失礼）
SNSで見つけた。
コンタクトして、手紙を書いて、自分の絵を送った。

ゲイリーさんは、日本にいる私に、お返しにご自身の絵と、サイン入りの画集を下さった。

それから、3年後…（NAO27歳くらい）
「NAO、京都でイベントがあるから日本へ行く機会がある。
会えないだろうか？NAOがよければ」と、メッセージが来た。

もちろん！　GOだった。

お金がないとか関係ない、もう行くんだ。
申し訳ないけど、バイトも休んだ。ズル休みだ。
あちこちの口座に散らばった、
なけなしのお金をかき集めて、財布に入れて、新幹線で向かった。
恥ずかしながら、新幹線のチケット、ホテルの予約
自分で行動すること、それまで積極的にしたこと、なかった。
親や兄弟任せにしていた。

この時が、
自分を突き動かしてくれたんだ。

ついに、会えた、ゲイリーさんだ。
本物だ…！

「なんて、あったかいオーラなんだろう。」

その時は、京都の日本酒で有名な蔵つきだったかな、
風情溢れるレストランの会場を貸し切って水彩画教室のイベントだった。

ゲイリーさんを招いての水彩画教室では大人も子供も参加していた。

誰かが言った
「私、上手く描けないわ…」
そんな声に、ゲイリーさんは….

「自分が信じて描いたものが、正解なんだ。」

ゲイリーさん

これを聞いた時、なぜか、涙してしまった。

道に迷っていた。
美大を卒業したものの、
受かるまでの予備校代、大学の学費、東京での一人暮らし代
全部合わせて、一体いくらになるだろう。。

うちは姉もいて、兄もいて、
めちゃくちゃお金がかかっているはずだ。
それなのに、
親に全部払わせておいて、未就職だなんて、
マイナスを作ってしまった感覚。

なんて、ダメな子どもなんだろう。
お父さん、お母さん、ごめんね。。。

両親は毎日朝から晩まで、我慢して、働いているのに
自分は、何をしているんだろう。

なんてダメな自分なんだろう。
なんて弱いんだろう。
なんてクズなんだろう。

未就職だ、フリーターのような、ニートみたいな生活している自分。
「就職した方が良かったんじゃないか」
「親を困らせているサイテーな自分じゃないか」

自己嫌悪たっぷり、自己肯定感なんてない。
人の意見に振り回されて
行動しても自分の希望する未来が見えてこない。

「ねぇ、今何やってるの？」
「あなたは、何者なの？」

絶対聞いてほしくない言葉、
自分が何者なのか、私もわからないし、言葉にできない。

消えたい。。
でもそんなことできない。。
絵を描いている時だけが、逃げていられるような
時間が変わったように
みんなとは違う世界にいられるような気がした。

ゲイリーさんが
そんな時、私にかけてくれたシンプルすぎる言葉。

Keep painting.
続けることだ。

とてもシンプルだった。

何があろうと続けてごらん。
NAOと、NAOのアートを待っている人がいる。

#wonderful　あなたは素晴らしい
#proud 私の誇りだ
#believe　自分を信じろ
#future 夢を生きろ
#happy 幸せを感じよう
#smile 笑顔でいよう

こんな素晴らしい言葉、投げかけてもらったことあっただろうか…？

困った時、悲しい時、辛い時
拙い英語のメッセージを
投げ掛ければ、
いつでも、
全部”希望”のメッセージだった。

時がたっても、ずっと
画面越しに、見守り続けてくれている温かで大好きなメンター。
ありがとうございます。

NAOから伝えられることは、、、
すでに叶えている人の言葉を聴くこと。
それ以外は無視です。

何を信じるかは、自分で選べる。
何を描くかも、自分でできる。

ゲイリーさんの教えてくれたバトンを
NAOは、アートで繋ぎます。
Thank you so much..🦁💖

ゲイリー・ブコブニック氏
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ゲーリーブコブニック氏は 1947 年アメリカオハイオ州クリーブランドにて生まれ美術の学校を卒業後、サンフランシスコに移住多くの個展をアメリカ国内のみならず、スイス、オーストリア、カナダで開催し、アメリカや他国の美術館やギャラリーに彼の作品は所蔵されている。
サンフランシスコシンフォニーホールのポスターをはじめ数々の個展を開催される。世界的に知られる水彩画家である。