考える力

 テストの出題形式を工夫した。以前は正しい知識が身に付いているかどうかをテストで確認することが大きなウエイトを占めていたが、今回は、絵や写真をみて、そこから何を読み取ることができるかという問題を多くした。

 そのようにしたのは、題名になっている「考える力」を養いたいからだ。考える力は考える機会がないと身につかない。確かに、正確に考えるためには正しい知識は必要になってくるが、これからの時代は、未知の領域に触れる機会が多くなり、既存の知識だけで解を出すことは難しくなる。そのため、問いに対して、感覚的に「こうなんじゃないか」と予想を立てる力が必要になってくると私は考えている。

分かるか分からないかの二項対立ではなく、分からないけど、多分こうなんじゃないかと考え、行動に移していくことができるよう、頭を使って「考える機会」を増やしていきたい。

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