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好きなゲームの話

ときめきメモリアルの話の時少ししたが、私はオタクである。
私をオタクにしたゲームはときめきメモリアルで間違い無いと思うが、それ以前からゲームは好きであった。

幼児期は兄がやっているファミコンを横目で見て育ったのである。
小学2年生の時、我が家にはPC98というパソコンがあったのだ。
私はよく使い方がわからず、イラストのゲームだけしかやり方がわからなかった。

そんなある日、兄が2つのゲームを持ってきた。
プリンセスメーカー2ときゃんきゃんバニースピリッツである。
プリンセスメーカー2の方は忘れたが、きゃんきゃんバニーはモロに18禁の作品であった。
兄は当時小6。やるな。

どちらもイラストのゲームしか出来なかった私にはとても新鮮で楽しかった。
プリンセスメーカーは未だにシリーズを通して大好きだし、Steamでソフトも買っている。
当時は妾やら娼婦、画家くらいにしかなれなかった。
きゃんきゃんバニースピリッツはカソフトという名前で覚えていた。

中学時代に話が飛ぶが、私は当時セガサターンの18歳以上推奨のゲームにハマっていた。
ようはエロゲの移植でやる時も下着はつけたままだったり、一部シーンが省かれたりしているものである。

なぜ、18歳以上推奨のゲームにハマったのかは、ときめきメモリアルからの流れだ。
ときめきメモリアルが大好きだった私はもちろん電撃G'zマガジンも買っていた。
そこには楽しそうなギャルゲ、エロゲの数々が載っていた。
ギャルゲは普通に買ってやれたが、エロゲは年齢的に買えないのだ。
そこでセガサターンの18歳以上推奨ゲームなのだ。
推奨なので別に18歳以下が買っても問題はないのだ。

はじめは別にやる気は無かった。
別にエロさを求めていたわけでは無かったし。
ただ、G'zマガジンで読んだ、育成シミュレーションっぽかったpiaキャロットへようこそ2を店で見つけてしまったのだ。
当時地域振興券とかいう2万円だったかな?の券を15歳以下は貰えたので、それで購入した。
自分で買った初めてのエロゲである。

さっそく家に帰ってプレイ開始である。
…えっ、なんだこれは!??
ゲームの内容では無かった。
ときめきメモリアルの声優さんが2人も出ているのである(裏名義で)
それ以外にも某国民的アニメのお母さんが出ていたりして、声優もかじっていた私は死ぬほどびっくりした。
速攻でレイちゃん役の人がやっている双葉涼子というキャラをおとした。
レイちゃんが喘ぐのである。
これは私の脳内ではなんども妄想していた事だが、現実のものとなると受け止めるのに時間がかかった。
何度聞いてもレイちゃんの声なのである。
名義は夏野蛍さん。
OVAの全年齢版ではもう隠そうともしなかったのか、普段名義の津野田なるみで出ていた。
もちろんその次は美樹原さん役の声優さんのつかさちゃんを落とした。
というか今検索して知ったんだけれど、ぴあキャロシリーズ、乙女ゲーなんて出てるんだね。いつかやりたい。

それ以降18歳以上推奨のゲームを集めまくった。
特にカクテルソフトとフェアリーテールの物は集めまくった。夏野蛍が高確率で出ているからだ。
中でもきゃんきゃんバニーシリーズとバーチャコールシリーズはお気に入りだった。
きゃんきゃんバニーは調べていくうちに小学2年生の時やったゲームだという事を知って驚いた。
あの頃はアリスというキャラがメインだったが、中学時代にやったきゃんバニはスワティという子がメインだった。
バーチャコールは呼びかけくんとかいう名前を呼んでくれる機能がついていたが、私は女なので読んでもらえなかった。
ゲーム自体は普通に楽しい。
でも一番好きなのはエンディングテーマの僕のひまわりだ。
未だにiPhoneに入れて聴いている。

他にも私を形作ったゲームはいっぱいある。
まず初めてやったRPG ドラゴンクエスト5
初めてやったサウンドノベル かまいたちの夜
初めてやった音ゲー ビートマニア
初めてやった乙女ゲー アンジェリーク
世界観が大好きなMother2
攻略本を見ないでも全エンディング見れるまでやり込んだワンダープロジェクトJ
マルチってそんな可愛いの?って疑問を抱きつつやって号泣したマルチエンドTo Heart
ファンの間ではクソゲー呼ばわりされている悠久幻想曲3
そしてときメモと同じくらいみつめてナイト

これらが私を形作っているゲームの一部だ。
もちろん忘れているものもあるかも知れない。
でもどれをやらなくても私は私じゃなくなってただろうと思う大切なゲーム達である。

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