探究の力で未来を拓く！「探究」を考えるデュアル講話
講話の目的
南部農林高校では一昨年から”南農未来探究プロジェクト”（通称：みらたん）が進められ、その取り組みの中に南農版デュアルシステムという取り組みがあります✨
詳しいことは以前紹介した記事がありますのでそちらを覗いてください👀✨
簡単に説明すると、生徒の学びたい・体験したい意欲を大切にしながら企業と連携をとって１０日程の職場実習や、生徒の今後のキャリアに繋がる講話・講習・イベントなどを指しています💡
6月25日に南農版デュアルシステムを進めるにあたって大切になってくる
課題発見能力・課題解決へのアプローチ・ありたい姿を見つけるための想像力や主体性の育て方についての講話が実施されました🌸
今回はその講話の様子をお伝えしていきたいと思います🌈
講師について（株式会社Study Valley 代表取締役 田中 悠樹 様）
今回講師としてお招きしたのは、株式会社Study Valley 代表取締役 田中 悠樹 様です✨
Study Valleyとは、誰しもが探究スキルを武器に自分の未来を切り開ける世界を実現するをミッションに掲げ、高校生と企業やその他関連団体へ探究学習の大切さや取り組み方法についてを支援されている企業です。
HPも載せますのでぜひ覗いてください🌻
情報企画力、情報処理力、人間力（直感力）：これから必要な3つの探究スキル
講話では、講師の田中さんのこれまでの経験などを交えながら、これからの社会で必要になる3つのスキルを生徒たちへ伝えていきました。
途中でグループワークを通して、下記のテーマについて生徒たちが実際に”探究”を実践する時間も。
白いものを黒くしたら売れるもの
お掃除ロボットに新しい機能をつける
世界の経済格差と貧困問題を解決する
日本の人口減少と高齢化を解決する
沖縄の肥満率が高い問題を解決する
丸正印刷の紙を使った広告を考える
生徒たちは活発に話し合う様子が見られ、
”お掃除ロボットに新しい機能をつけるとしたら”のお題では
・料理・洗濯・掃除機能、壁掃除機能・窓・階段、お金が出てくる機能、体を掃除してくれる、アレクサと連動して自分でごみ捨てしてくれる、（自分に）着いてきて音楽流す
などのアイディアを出していました💡
グループワークの後には田中氏より下記のアドバイスがありました🌸
・進学、就職をすると常に課題が出てくる。日頃から「じゃあどうしたらいいのか？」を考えよう考える訓練をしよう。
・進路選択をする時に「こうしたら企業の力になれるのでは？」の思考を持つ。
・1人ではできないことを知る。皆で話し合うからアイディアが出てくる。高校生活で周りの友達と話し合いアイディアを出すことを経験してほしい。
盛り上がった質疑応答タイム⏰
終盤の質疑応答では、生徒たちから質問が続々と飛び交いました。
ゴールドマンサックスを退職した理由
探究を身に着けるために大切なこと
高校時代の探究経験 など
いつも以上に質問の数が多かったのは、生徒たちの心に探究心の大切さが伝わり、実践している証拠ですね🌈
講師の田中さんは自身の経験を交えながら、生徒たちの質問に丁寧に答えてくださいました☺️
最後に、田中氏から次の言葉が生徒たちへ送られました。
「大切なのは、何よりも『なぜ』と問い続けること。そして、行動に移すこと。」
この探究心は子どもたちだけでなく我々大人にもとても大切なことですね🌸
みなさんは最近どんなことに探究心を燃やしましたか？🔥
生徒たちもしっかりと伝わっている様子が会場から感じることができました！
お礼の言葉とお礼の品の贈呈
講話の後は、生徒を代表してNさんからお礼の言葉と生産物の贈呈がありました🎁
お礼の品は食品加工科で作った焼き菓子と酸乳飲料。
生徒から、どうやったら美味しくなるかなと探究して作った物であることを講師へ伝え、にこやかな会場となりました☺️
探究の力で未来を拓く：南部農林高校の取り組み
南部農林高校では、生徒一人ひとりの成長を促すキャリア教育の一環として、探究的な手法を重視した教育活動に取り組んでいます。
今回の講話も、その一環として行われたものです。
今後も様々な講話やイベントを通して、生徒たちの探究力を育成し、未来を切り拓く力を身につけるための取り組みを行なっていきます💪
▼お問合せ▼
※ 南部農林高等学校では、インターンシップ受け入れ事業所様、その他地域連携プロジェクトも随時募集しております！高校生のインターンシップ受入れにご興味がある事業所様、またはお受入れを検討している事業所様は、お問い合わせフォームにご連絡いただけますようよろしくお願いいたします。
【南農未来探究プロジェクト】のお問い合わせはこちら！
担当：南部農林高等学校 地域連携コーディネーター 城間
☎：０７０－１９４８－３８９４
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？