見出し画像

デフォルメ王に私はなる!!

ども~。最近とても楽しく描けたうえになかなか満足度の高いイラストの制作が出来たので記録に残してみようと思いました。今回描いたのは植物を中心とした小人たちの散策風景の一枚絵となっています。そして初めて挑戦した線画なしイラストになります!



探検隊!出動~ー!!🚩

■ラフ➡カラーラフ


物の配置のみ記したもの。構図って考えるの難しいですよね。構図考える場合、ぼーっとしてるときの方が自分は思いつきやすかったり…全然別のことをしてる時に私は考えています。

大ラフ、大まかな物の配置や構図を示したものになります。この絵を描こうと手を動かし始めたのは、自身で撮った写真からなので、ある程度構図が整っていますね。同じものを複数置きリズムを作ったり、物をあえて重ねて描写し、簡易的な遠近感も意識し、加筆しています。考え込むよりも実物を反映することにより、説得力や魅力につながりやすいイメージがあります。ですので、積極的に取り入れていけたらなと思っておりますね。

彩度の低い絵は目に優しくて私は好きです。彩度高いと自分が目チカチカしちゃってギラギラしてかっこいい色使いが出来ないのが少し悔しいですが、柔らかい絵作りが出来るので頑張りたい
ところですね。

今回の基盤となったのはこちらのカラーラフになります。今回少し現実から外れた世界観を持った絵にしたかったので、普段目にする植物、動物、家具の中に紛れている小人という構図にしております。画面のどこを見ても何かがあり、何秒も眺められるような絵を作りたいと思っているので画面に要素を敷き詰めがちですね。思考と相談しながらバランスを見て配置していきます。ちなみに、大ラフで植物の輪郭を描いていないのは、枠から植物のみ出そうと考えていたこと、色々な物と被ることを予想していたため調整しやすいように線画では描かず、色を置くだけにしています。

■描き込み➡仕上げ


まとまってはいますが効果レイヤーがないのでメリハリがありませんね。どこ見ればいいのかなってなる絵は私はあまり好みません。絵を見てストレスなんて御免ですからね。

色を付けた状態、本塗りになります。物の配置や、色味はカラーラフできちんとまとめることが出来ていたため、スムーズに進めることが出来ますね。
すみません。大嘘です。
「どーやって塗るんだよーーー????どーーやって色分けするんだよーーーーー????!!!!」
ってずっと言っていました。色分け出来てからはスムーズでしたね。線画なしイラストの制作の場合、線画のみ一番上のレイヤーに置くと色を置きやすかったですね。同じ模様を連続するだけでも可愛く仕上がります。木目、土などで応用しています。そして、土のオレンジ色がなかなかいいアクセントなっていると思います。可愛いですね。ちなみにレイヤーは近景、中景、遠景と別に、小人(動物)、植物で大きくファイリングし、その中で重なる物ごとにレイヤー分けを行っています。

見やすいーーーーー!!!すっきり!!!!

先程の物に、乗算、スクリーン、加算(発光)、オーバーレイを使用し物です。
・乗算、明度の低く、彩度の高い青で影を
・スクリーン、細い植物が遠景に馴染みすぎないようにスクリーンで明度を追加
・加算(発光)、左上から当たる光をの二種類
・オーバーレイ、全体にグラデーションの追加
仕上げの段階なので、雰囲気作りや、視線誘導の調整になります。この段階も手を抜けないのが面白いところですね。レイヤーには映っていませんが、途中途中で、彩度を0にし明度差を確認しています。調整したいときにはもってこいです。効果レイヤーにより、先ほどの物よりも一段と雰囲気が変わっていると思います。パット見て、目に映るものは何か、そこから視線を動かして楽しむ絵作りを私はしていきたいです。まるでウォーリーを探せみたいですね。柔らかい空気感を作れていたら嬉しい限りです。

ちなみにレイヤー選択時に邪魔になるので効果レイヤーにはレイヤーに色を付けて、表示を消しやすくやりやすかったです。レイヤーで迷子にならない対策に日々悩むばかり。

■感想


「うまい!!!!偉い!!!!!」って言いながら描いてました。絵描きはどこかおかしくないとやってられないと勝手に思っています。

どこを見ても楽しめる絵作りが出来てとても満足できた作品になったと思います。枠から一部の物を出す表現や、普段使わない効果レイヤーを使ってみたので様々な挑戦が出来ました。今回の大きな目標は何より線画なしイラストへのと挑戦だったのでそれが達成できたことが何よりうれしい限りです。
描き込みながらも実物に近づきすぎない描きこみが個人的に楽しかったので、試行錯誤していきたいところですね。

■参考資料

今回参考にさせていただいたものは、ア・メリカ先生「主線なしイラストの描き方」ヒョーゴノスケ先生「ヒョーゴノスケ イラストの描き方」になります。是非線画なしイラストとてもたのしいですので手に取ってほしいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?