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文フリのついでに空港で歌会をする

遅くなりましたが、皆様文フリお疲れさまでした。

文学フリマ。
今回はいぬのせなか座 さんのブースで歌集『光と私語』を置いていただいていました。初売りでないにもかかわらずそれなりに売れたらしく、ありがたいことです。
この日はいぬのせなか座ブースにサイン本を納品するというミッションがあったのではるばる流通センターまで行きましたが、即売会って(規模にもよりますが)出店側じゃないと意外と時間持て余すんですよね。
お目当てとご友人のサークル回って、見本誌コーナーで気になってたやつ確認して、ターリー屋でお昼たべて、それから他ジャンルも一周して、、、
別に、用が終わればしゅっとスマートに帰ればいいんですけど。でもせっかくモノレールに乗ったからには、もう少し何かイベントが欲しい。

というわけで空港で歌会をしてきました。
歌会は歌と人があればその場でできる大変手軽なレジャーです。
歌会の様子はまた別途で、ここではひとまず「羽田空港で歌会をやるためのTips」を中心に書きたいと思います。
参加者は前日ぽろっとツイートしたら反応してきた数人。
歌が6首、人が7名。ありがとうございました。
14時頃。皆さま文フリ会場にいらっしゃったので流通センター駅に集合。
その場で詠草を渡し、モノレールに乗って空港へ。

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詠草はメールで貰ったものを行きの電車内で纏めて、浜松町のセブンでネットプリント出力しました。Wordとnetprintのアプリがあればスマホでどこでも歌稿が作れます。

今回、地味に役立ったのはモノレール1dayパス
浜松町-流通センター間が切符で片道350円。
で、休日限定の「東京モノレール沿線お散歩1dayパス」が700円。浜松町ー流通センター往復と同じお値段で第一ビルにも第二ビルにも大井競馬場前にも天空橋にも降り放題です。あと便利なのはバインダーとか。エクストリーム歌会には何かと出番がありますね。

歌会のために目星をつけていたのは第1ターミナルビル。個人的にはANAの第二ターミナルばかり使っているので、あまり縁がありません。
モノレール乗り場からエスカレーターを乗り継いで、到着ロビー、出発ロビー、土産物屋、レストランなどを過ぎて6Fのスカイデッキへ。間違えた修学旅行生みたいな感じでぞろぞろ移動します。

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ガチの望遠レンズを構えた人たちがいっぱい並んでいました。
雨じゃなくてよかったですね。

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ここの売店、スカイステーション付近にテーブルと椅子があります。みんな飛行機(の撮影)がメインなので、テーブルはそこそこ空いていました。
オリジナルビールの「Haneda SKY ALE」とかスカイドッグとかそういう浮かれた食べ物をめいめい購入し、席に着きます。

※エクストリーム歌会は周囲の迷惑にならないよう、様子を見つつ慎重に行いましょう。

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歌会はつつがなく行えましたが、スカイデッキ、搭乗口の真上なんですね。
発着の度にエンジン音がすごいので、会話がところどころ中断しました。
発言に(物理的な)制約のある歌会
個人的にはエクストリーム感が溢れていて大変良かったです。
この日はJALの新型、A350も間近で見ることができました。
その場で一時間半ほど議論をして、帰りのモノレールで感想戦。

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流通センター駅に戻って文フリ閉会前に解散。おつかれさまでした。

今回は第一ターミナルを使いましたが、他にも歌会に使えそうなスペースはいくつかありました。別に歌会をする必要は無いのですが、文フリの際に、羽田空港から流通センター入り、は可能性がありそうです。
羽田空港、東京各地から直通でリムジンバスが出ているのでアクセスがいいんですよね。搬入用のカートを引きずって最寄駅から浜松町まで電車を乗り換えること考えれば、荷物をトランクに入れて座って移動できるリムジンバスに乗って羽田まで行ってしまうのはありかもしれません。空港は大荷物で移動しても迷惑がられないし。
バスの時間帯や本数にもよりますが、具体的には中央線沿線とか一考の価値があるかも。それと、打ち上げで使えそうな店も空港内にいくつかありました。ライオンとか。流通センター周辺にはお店がないし、浜松町は土日あいてない店も多いので。
それはそれとしても、単純に、空港は楽しい。人が集まるための機能がすべて揃っている。大きな乗り物がたくさん動いている。

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目がさめるだけでうれしい 人間がつくったものでは空港がすき/雪舟えま

やはりこの歌が真理ですね。というわけで文フリに行く人はついでに空港に行ってみればいいのに、という話でした。またやりましょう。


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