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これからのコスパを「日経新聞 - パクスなき世界」に思う

「日本人は自動車のような工場型産業は向いていた。上意下達で言うことを聞き、優秀な労働者が勤勉に決まったことをする。江戸幕府のような軍事政権から身分制で持ち場が与えられた。米欧キャッチアップ型で国内総生産(GDP)では世界2位になれたが、そのモデルは崩壊した」
(上記記事より抜粋)

人口ボーナスもあったと思いますが、20世紀中盤に日本がイケイケだったのは、日本人の気質が工場型産業に向いていたからというのは面白い考え方。

逆に言えば、個人のアイディアやクリエイティビティが物を言う21世紀の産業構造に日本人の気質は向いていないのではないかと思うし、国民の気質的なものはそう簡単に変えられないんじゃないだろうかと思う。

じゃあ、お先真っ暗やんけと思っていたわけですが、インタビューに答えた、国際日本文化研究センターの磯田道史教授は以下のようにも仰っています。

「日本人はマニアックなことが得意だ。マニアックさを新しい時代に向ければ能力を発揮できる。これまでは努力の方向が間違っていた。失敗に寛容な教育に変えないといけない。効率を求める『選択と集中』の発想ではうまくいかない。不確実な時代にはすぐには役に立たないマニアックさの多様性が後に価値を生む」(上記記事より抜粋)

所謂、「好きこそ物の上手なれ」なので、短期的なコスパは度外視して好きなことをやるのが、長期的にはコスパが良くなってきそうですね。

noteのコスパ

1年以上「note」への投稿を続けていますが、続けるコツは「スキ」を表現することだと思います。翻って、「note」への投稿を続けるということは、自分の「スキ」を把握することにつながってくるのではないでしょうか。

上記記事に記載されているように「スキ」を持つことが価値を持つ社会になるのであれば「note」ってコスパいいのではと思ったりします。

うん、なんかちょっと良いこと言った。

#日経COMEMO #NIKKEI

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