南湖ハウス NANGO HOUSE

南湖ハウスは、茅ヶ崎市南湖で文化交流イベントを通じて、子どもから大人まで様々な人が出会…

南湖ハウス NANGO HOUSE

南湖ハウスは、茅ヶ崎市南湖で文化交流イベントを通じて、子どもから大人まで様々な人が出会い、育ち合うコミュニティハウスです。 大人は、子どもを一人の人として尊重し心の声に耳を傾ける。これができれば、みんなが幸せになれます。 ぜひ、子ども真ん中の楽しい関係性をつくってまいりましょう。

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望まぬ妊娠 日本とフランス

    • 本:親なき子

      著者 島津あきさんが北海道の児童自立施設のレポートをまとめた2008年発行の本には、愛を受けたくても受けられていない子どもたちの声と親の声が両側から調査され表されています。北海道家庭学校HP 子どもたちの本音には、真実があり、お知らせたいと思いました。 詳細は本を読んでいただきたいと思いますが、児童福祉の原点ではないかと思います。児童福祉に携わる心ある大人は謙虚にこの本から学び、一日でも早い日本の児童福祉改革に乗り出してください。もちろん、私も協力します。 ゴミ部屋の中

      • フランスの女性政治家 シモーヌと安發明子さん

        シモーヌという女性政治家はナチスのホロコースト アウシュヴィッツを経験し還ることのできた稀有の人 今彼女の人物像を描いた「シモーヌ」という映画がミニシアターで上映されている 映画『シモーヌ フランスに最も愛された政治家』公式サイト (simonemoviejp.com) 日本に希望や勇気を与えてくれる人 ロングラン、そしてもっと身近な映画館で扱ってほしい映画だ この映画を紹介してくれたのが 今話題のフランス在住の家庭福祉研究者の安發明子さん 彼女は一橋大学在籍

        • 初めて知る「エンバーミング」

          先週7月23日に「ライフワークを考える」という催しに参加してきました。 「湘南学習のすゝめ」を主催する縁造さんの催しには、これまでも何度か参加させていただいていますが、いつも大きな気づきをいただいています😊 今回はチガラボで20人を超える参加者の皆さんと学びを深め合いました。 テーマは、「グリーフサポート」と「エンバーミング」 聞きなれない言葉でしたが、講師の橋爪謙一郎さんのお話を聞くと、人生を閉じた時に遺族がどんなお別れをするかという「死との向き合い方」ともいえる内容

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          「子ども」を手放すのも親の愛情

          神戸市で起きた6歳の修君の事件。 2018年の千葉の心愛ちゃん事件の分析を第三者委員会が行い、その反省を社会に還元していくことが出来ているのでしょうか?子どもの「助けて~!」の声を再び無視した結果になってしまったことが残念です。修君の母親が「一時保護してほしい」といっていたことは、少し救われるところでした。 生命誕生には必ず2人親(卵子と精子)が必要です。 10月10日を経て、新たな命は生まれた瞬間から、別の人格を持った人としてスタートし、2人の親を含む複数の大人たちの積

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          フランスの市民と日本の市民

          22日間の西欧旅行を終えて、もう2週間ほど経ちますが、日本では6歳の修ちゃんが4人の家族の中で殺される事件が、そして、フランスでは6/27に17歳の少年ナエルさんが警察に撃ち殺された事件でフランス国民の抗議行動になっている様子が連日報道されています。 私はこの事件の市民の反応の違いに注目しており、それは旅行に行く前後で全く理解が違っているのでお伝えしたいと思います🙂。 旅行記の中のコラム④で書いたように、フランス人は個人の成熟度が日本人と違っていると思います。フランス人は、

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          子どもを真ん中に愛が環(まわ)る社会をめざす!

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          今日は憲法記念日!

          今日5月3日は憲法記念日。 1947年5月3日に日本国憲法が施行されたたことから、この日が憲法記念日と定められたとあります。(参照:hoikushibank.com) 海外ではパレードやホームパーティーを開いてにぎやかにお祝いする国もあるそうですね😍🤩😮 忘れちゃいけない 日本国憲法の三原則 1.国民主権 「政治の在り方や実行する権力が国民にある」という定め  今、国民に主権があると感じられている人はどれだけいるのでしょうか🙄 2.基本的人権の尊重 誰もが生まれたときか

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          茅ヶ崎市議会議員選挙の結果とこれから

          昨日は全国で地合統一選挙の後半戦が行われて、茅ケ崎市の市議会議員の当落が決まりました。 これまでは、市議さんとの距離も遠く関心もあまりなかったのですが、昨年の南湖ハウスの活動から市議さんとお会いすることも多くなり、関心が高まりました。 知り合いが多くなると、たった1票しかないことがうらめしくもなりましたが、なってほしいと思っていた方がほとんど当選されたのでホッとしています。😊 有権者数は20万3893人。 投票者数は7万8481人でした。 投票率は38.49%で、前回を

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          坂本龍一さんの生き様

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          実家について

          私の母が最近86歳の人生を閉じました。 「実家」は「母の居るところ」という感覚でしたが 健康を害して施設(病院や老人ホーム)にお世話になるようになると 意味が違ってきた気がします。 実家とは、大人になって、育ててもらった家を出て、「たまに帰る場所」 無償の愛に包まれて、できれば、食べること、生きることも保障されている 「ホッとするところ」 「否定されることなく、安心できるところ」 そんなイメージがあります。 実家には、人と場所 の2つの要素があると思いますが 場所は移転す

          映画「荒野に希望の灯をともす」

          娘の薦めで15日の朝、大森の映画館に中村哲医師のアフガニスタンでのドキュメント映画を見に行ってきました。 劇場版『荒野に希望の灯をともす』 (ndn-news.co.jp) そこに映し出されていた光景は、ライ(ハンセン)病患者や乳幼児や障がい者や高齢者の病や貧困の現実でした。 どうやって生き抜いているのだろう? 医師のいない街。 この状態を目の当たりにして、中村哲さんは、通り過ぎることができなかったのだろうと思います。 中村さんは医師としてアフガニスタンの山岳地帯に入

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          【湘南学習のすゝめ】イベント 0104

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          2023年の南湖ハウス

          2023(令和5)年、明けましておめでとうございます!! 今年は、子どもたちのための活動が、ピョ~ンと飛躍の年になるよう頑張ります😁 南湖ハウスの目標を里帰りしている里子兄弟とともに考えました。 彼らとお話していて、二つのエピソードに改めて驚きました。 一つ目 里子:ぼくはフレンドホームがあったから、「お餅」の存在を知っているし、施設でも「お餅を食べたい」と言って出してもらったけど、その他の子たちは「お餅の存在自体知らないと思うよ」 松本:え~~~~~~~~😱! 里子:

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          旧統一教会の二世信者の信教の不自由問題

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          子どもと若者たちのための闘い

          南湖ハウスができて今月で1年と4か月になりました。 いろいろな方に来ていただき、その期待に応えられているかわかりませんが、私を突き動かしているのは「先に生まれた大人の責任」と「弱い立場の人への無関心や理不尽さへの怒り」ではないかと感じています。 この25年で、実子と里子の子育てを体験させてもらって「子育ては未来の大人をつくる」ことであって、親の思い通りに育てる(従順な人をつくること)ではないし、ましてや自分の老後を見てくれるためでもない。 子育ては未来の社会資源である大人

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