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「決意表明」

羽生決意表明、って昨日から言ってたので、記者会見見たよ。
わたしは、フィギュアスケート箱推しなので。思ったこと書いてみます。

メディアさん、羽生は引退って言いたくないって言ってるじゃん。プロ転向っていうイメージだと、ショーにしか出ないんだー、もう4Aやめるのか、と思われるのがイヤだったのではないかなと。それで決意表明。

完璧なプログラムを演じたいと常時言っていたわけで、夢の第一歩を踏み出したということですね。ショーはなかなか行けないので、出来ればテレビ中継してくれるといいなあ。あと、誰か採点してほしい。

羽生の演技は、教科書のようなものです。ISUに選手の得点表が出てるのですが、技術点はジャンプ、ステップ、スピンに加点(GOE)がつく(5点が最高なのですが、4以上ついてることが多い)。さらに演技構成にもものすごい加点がついてます。演技構成点は、本人の努力より振付師の腕みたいなところがあるのですが、技術点は本人の演技で決まります。ジャンプならそのジャンプの基礎点に、飛び上がるところ、空中フォーム、着氷、その前後の難しさなどで加点が決まります。いまの採点方式になって数年たちますが、今がわかりやすく、完全にスポーツ競技として成り立ってるように思えます。

だからこそ、見てても面白く、得点で勝負が出来て選手も満足できる。
選手の映像を教科書のように、動画で何度も見てる様子がときどき映ってます。羽生の映像は全世界のスケーターがお手本にしている。

ジュニア時代くらいから見てるような気がしますが、はじめの頃はスタミナが最後までもってなかった。が、次のシーズンで大化けし、世界選手権で上位に食い込みはじめる。演技力もどんどんついて、存在感とかオーラとかいろいろなものが洗練されて完成されていった。成長していく姿を見るのがやはり一番いい。

あとは、最近メンタル面のゆらぎをかなり口にしているのが気にはなっていた。アスリートは薬を気軽に飲めないので、自分で整えるしかない。メンタルトレーナーはいるのか?個人競技がゆえ、言葉は結局選手のところに届いてしまう。心無い言葉も聞いたと言っていたが、これは現代の人間すべての悩み。進退、活動について決めるのは本人だけだ。届ける言葉は賛辞と共感だけでいい。

食が細く喘息持ちで、よくここまできたよ。わたしもかなり食が細いので、そうとう無茶してるなぁ、とは思う。
ただ筋肉は必要な所にはついているように見える。

大臀筋、おしりの筋肉がつくとジャンプが美しい。いま一番大臀筋がついてるのは宇野昌磨らしい。鍵山くんもついてきたので、楽しみだ。
羽生は隠してるようだけど多分そこそこついてる。あとは太ももの筋肉もすごい。(NHKで町田樹がフィギュアスケートの筋肉について語っていてとてもわかりやすい)

でも筋肉は、食が細いとなかなかつかない。わたしも太ももの筋肉は、いくらトレーニングしても落ちてしまう。リハビリしてたら、どうやってつけているんだろう。ジャンプに一番必要な大臀筋はヒップリフトが一般的なようだが、足首痛めてたらどうするの?

芸術的なものは既に獲得済みなので、あえて今回アスリートとして高みを目指すと言ってたので、そちらからアプローチしてみた。
アクセルジャンプは同じ足で飛び上がって降りるので、負担がすごい。足首は鍛えるのは難しいので、適時休んでほしいとは思う。

同じ宮城出身として誇りに思う。親戚の子が顔似てるとか、若い頃の自分にも似てる気がして勝手に親近感抱いてました。

また伝説のプログラムが誕生することを楽しみにしています。

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