見出し画像

故人の『暴露』

夏と言うこともあり、とある故人のお話を書いていこうと思います。

夏の夜の話と言うと『故人』、所謂『死者』は背筋が凍る様なお話が殆どですが、実際はそうでもなかったりします。

私は「サイキック・ミディアム(霊能力者)」の側面も併せ持っており、知り合いと言いましても少しだけお会いしたことがある方なのですが、こちらからお呼び出ししてお話を伺ったことがあります。

人間は「魂」の状態に戻りますと(全てが全てではありませんが)、非常に素直になります。「思い残したこと」や「これからどうするか」等、その時お聴きしたのですが、とても興味深いことを仰っていました。

「心残り」な話等は当人同士の「秘密」のお話です。私が知る由もないのは理解出来ると思います。

故人は男性で既婚者、もう一人は女性でフリーです。

何が「心残り」なのかをお聞きしましたら、「彼女の事が好きだった」と・・・。そして「告白」したことがあるのだけれど「断られた」と仰っていました。「これからどうしていきたいの?」と問いかけると「護っていきたい」と。

とにかく、面白い情報が聴けましたので、その方に「告白」されたかどうかをお聞きすると、「えっ!?」と言う表情になりポツリと「されました」と。

勿論、「何故知っているのか?」と聞き返されますのが普通ですから、「本人から聴きました」と。すると再度「えっ!?」と言う表情をされます。そこからは故人の『プライバシー』もありますので、ここには書きませんが、色々とお話をしていきました。

この世を去られると殆どの方は本来の自分(制約やしがらみ等が存在しませんので)に戻る事が出来ます。全て吐き出せば尚気持ち軽く天に還る事が出来るでしょう。

但し、自死は「時と場合により」この世に永く留まってしまいます。留まり過ぎれば「何が待ち受けているか」きっと解ると思います。出来るだけ「天寿を全うする」こと。これが最善で有り、天に還る方法の近道ですね。

もし、貴方に会いたい故人の方がいらっしゃいますならば、「問いかけてみる」のも良いかもしれません。きっと貴方の「問いかけ」に色々な形で気軽に「返して」くれるかもしれません。

因みに季節は関係ありません。あの世は時間も空間もない世界ですから・・・・。何か悩み事や困った事があった時、大好きだった方にお願いしてみるのも一つの手段です。

長文になってしまいましたが、夏の夜を是非楽しんで下さいね。

それでは。




七曜 高耶


サポートをありがとうございます!