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『倉敷動物妖怪展』自然史博物館


おはようございます。

いつもお読み頂き有難う御座います。

9月11日、タートルカンパニー所属のライターの「ゆうさくさん」に同行し、倉敷の「妖怪展」へと行って参りました。

今回の一番の目的は「円珠院」に保存されていました「人魚のミイラ」を直に拝見すること。

ワクワクドキドキしながら、申し込み時間迄の少しの間を「美観地区」を探索する事にしたのですが、その「美観地区」「旧中国銀行(現美術館)」跡で、たまたま面白いイベントをしておりましたので、画像と説明文を加えておきますね。(※ noteギャラリーにも追加しておきます)

画像1
ヤノベケンジ作

● ヤノベケンジ《サン・シスター》
《サン・シスター》は《サン・チャイルド》の姉のような存在として、東日本大震災による被害や苦難の日々を乗り越えることを願い、希望ある未来の姿として2014年に制作しました。《サン・シスター》は座りながら目を閉じて、深く瞑想し、立ち上がりながら手を広げて目を開く動作を繰り返し、再生の夢と希望の訪れを象徴的に表しています。
【以下略・・・・・】

画像2
画像3
ヤノベケンジ作
正面から観察すると宇宙猫のよう


● ヤノベケンジ
船に乗せられた猫たちは、船中のネズミを捕らえる事で、船員たちを疫病から守り、さらには心を癒す友となりました。
ヤノベケンジは、そうした猫の存在に注目して人々を護り、幸せをもたらす象徴として《シップス・キャット(SHIP'S CAT)》シリーズを2017年から手掛けました。その最新作が、《赤漆船守縁起猫》です。
京都の漆職人と協同し、金、銀、鮑貝、溶連水晶などによる吉祥のイメージを身にまといます。後頭部には、アマビエもいますのでお見逃しなく。

と言う事で、いよいよ本丸へと向かいます。
残念な事に「妖怪展」の方だけは撮影禁止になっていましたので、お見せする事が出来ないのですが、円珠院の「人魚」を拝見してきました。
大きさは約30㎝位。歯は細かいギザギザが有り、魚類である事を彷彿とさせています。例えるならば・・・・・カサゴ・・・か小さな鯛の歯の様な感じでした。
他、2体の人魚のお写真も有りましたが、一つは珍しいタイプで、何と「人間」の様な歯を持つ人魚のお写真でした(背丈はやはり円珠院と変わらない感じです)。ただ姿形はディズニーアニメの様なマーメイドの美しさはないものの、髪の毛は束ねる事が出来る程の長さも有り、イメージに近いと言えば近いミイラだったかもしれません。下半身は鯛のそれに近い感じかな。

真偽はともかく、館長のお話の中で一番面白かったのは、岡山県はイワシかサバかと言う位、人魚が豊漁だったとか(笑

そこまで豊漁だったのに、皆さん普通に食べていないのは見た目の問題だったのか?人間の天寿を全うしている方が多いのも謎。

かなり濃い時間を過ごしましたが、興味の有る方は9月25日(日)迄開催されていますので、事前申し込みを済ませてから訪れてみてくださいね。

人魚だけではなく、他にも沢山の「妖怪(スネコスリ・件 くだん・烏天狗オオカミ・雷獣・河童 ごんご・化け猫・オニ等)」のパネルが狭いブースの中に展示されていますので是非楽しんで下さいね。




七曜 高耶

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