#備忘録 女子大生が福祉に熱を抱くまで
福祉とか介護ってどんなイメージがありますか?
大変そう?自分には関係ない?”お世話になる”もの?よく知らない?
それとも弱い立場の人を助ける大事な役割…?
前回の備忘録でTwitterとnoteをする目的の3つ目に福祉について発信すると挙げました。理由を後回しにしていたので、今回はじっくり触れていきたいと思います。
単純に福祉に興味を持ったきっかけ話をさせてください!!
選択肢としての福祉
私は元々福祉を学びたいと強く思っていたわけではありませんでした。
強いて言えば受験校を決めている時期は、一緒に住んでいる母方の祖父がデイサービスに通い始め、あんなに頑固で仕事一筋だった祖父の顔が和らぐのを間近で見ていた頃でした。
そしてオープンキャンパスで説明を聞きながら、小学生の頃にジュニアボランティアに所属していたのを思い出して、福祉って何だろうとぼんやり興味が湧きました。
それでも多くの受験生と同じような選択肢の一つといった具合でした。
それでも私は無事に受験を終え、福祉の奥深さを知ることになるのです。
選択はいつも分かれ道
入学してからもここまでの熱はなく、最低限の勉強をこなしている状況でした。私の学科では実習を行うか否かを選択できるのですが、正直迷っていたくらいです。
お金払ってまで実習しなくても、ボランティアとかすればいいんじゃない?なんて何も知らないくせに思っていました。よくない癖が出ています。
でも私の巡り合った指導の教授たちが素敵な人ばかりで、話を聞いているうちに実習に行ってみてもいいかもなと思うようになりました。
そして準備をしているうちに、いつの間にか福祉職に就くのもありかもしれないとまで思うようになっていました。
新しい感情
沢山の準備期間を経て行った30日間の実習はとても濃いものでした。
しかも実習後の方が授業も勉強も楽しいです。現場を知るって偉大だ。
ただここで一つ、私は介護の実習をしたわけではなく、社会福祉士・ソーシャルワーカー(以下SW)の実習を行ったということを述べておきます。
SWの主な業務は相談窓口です。しかし窓口とはいっても、待っているだけではなく自分から動くことが多いのですが…
SWについてもいつか書きたいと思います。尊敬する素敵な職業なので。
守秘義務の観点から実習について詳しいことは言えないのですが
当事者の方の想いに触れたり、
人の死を目の当たりにしたり、
福祉職の凄さと大変さの両面思い知ったり、
とにかく複雑でなんとも言い難い感情をたくさん抱きました。
実習を終えて思ったのは
こんなに本気で人の為に働けるってかっこいい
という素直に憧れの感情が大きくなった一方で、
福祉業界はこのままだと回らなくなってしまうのではないか
福祉現場の現状や福祉の大切さをもっといろんな人に知ってほしい
という新たな熱が生まれました。
その熱が今このnoteによって小さく、でも強く光り始めたんだと思います。
これからは少しずつ福祉の面白さについても発信していきます。
プロの方から見たらかなり甘い意見も多いはずです。そもそもただの学生である私が書いていいのだろうか?そんな不安がずっとありました。
それでも書こうと思ったのは福祉を学べる環境にいることへの感謝を表すためです。
どうかお手柔らかに!
しかし実は私、福祉業界には就職しませんでした。
福祉や介護にはほとんど関係のない企業の内定を承諾させて頂きました。
福祉への想いがなくなった訳でも、就職先を踏み台にしようとしている訳でもありません。
次回のnoteでは私の就活に触れながら、福祉にこだわっていた私が「やりたいこと」ではない部分で決断した理由を書きたいと思います!
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