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日本って平和.....

ただいま日本。先日日本に帰ってまいりました。

毎日天気が良くて、温かくて、最高です。睡眠サイクルはやはりまだおかしい。毎日明るくなってから寝て、お昼くらいに起きるという生活をしている上に、本当は留学を振り返る時間を取りたいのに、なかなかそれもままならない状態です。忙しいわけじゃないんだけどなー。

一番この国に帰って感じたのは安心感。

あの状況下で家族と離れた異国の地にいることは結構疲れました。

刻々と状況が変わっていく中で毎日ニュースや国の方針、感染者数のデータに目を光らせていたし、FBでは「落ち着け、落ち着け。」と必死で安静にするよう呼びかける投稿。「カフェやバーに行くな!家にいろ!」と怒る人々。(この変な正義感がちょっと気持ち悪かった...。)レストランは閉まるわ、意味なく外出したら罰金とられるわ。ヨーロッパではみんなが少なからずパニックで、どことなく”不安”が空気に漂っていた。

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【発つ前日のマーストリヒト。天気が良くって人々はランニングや犬の散歩、川沿いで日向ぼっこしていました。この情景をみて結構心が安らいだ。】

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【そのアイスどこの~?(オランダ語)って20m先から声かけられたから、LUNAのだよ~!って叫んで、もっと心が安らいだ。ああ。大変なこともたくさんあったけどやっぱりこの街は美しくて、綺麗で、温かくて。さんざん文句も言ったけど(パン屋さんのパンがおいしくないやら、街が小さすぎるやら)やっぱりすきだったんだなあって。来たばかりのころの気持ちを少し思い出して泣きそうになった。】余談でした(笑)

私が異国の地でにいて刻々と状況が変わって、帰るか帰らないかという判断したりで、このコロナ騒動のド真ん中にいたからこそこう感じているのかもしれない。でもやっぱり全体的に生きづらかった。


ところが。日本に帰ってみるとびっくり。

なんて平和なんだこの国は........。みんな何事もないかのように生活している。テレビでは一面コロナについてだが、むしろ「オリンピックやる?やらない?」の話題のほうが騒がれている気がする。

帰国した3日後にお世話になったサークルの4年生を送り出す追いコンがあって、「留学組はくる?」って聞かれた。とてもじゃないけどそんな大人数、密集した場所に行くのは前代未聞!100%無理!と思って「いけない!」って言ったら不思議がられた。「別に誰も気にしないと思うけどね」って。

いやいやいやいや.....欧州とコロナ、空港や飛行機をナメてるぞ....と思っていたけど数日間ここで過ごしたら、不思議がるのも無理はない、と思ってしまった。だってコロナに対する雰囲気というか空気が違いすぎる!

日本人の人々の心の平穏さ、によるものか??

オリンピックがあるからということで、メディアの意識操作...?

島国だから?

それにたいしてヨーロッパ諸国がこんなにもパニックになっているのは、それこそ本当に初期のころは中国やアジアだけで収まるだろうと思っていたのに感染力が想像以上にやばくて、まさかのイタリアでパンデミックになって多くの人が亡くなっているからか?

このギャップがものすごく引っかかります。

先ほど記した違和感については今度サークルの留学してた人たちで呑みに行くのでジャンジャン共有したいなあーと思います。


結局わたしの知っているひとはみんな日本に帰ることになりました。

こんなことだれも想像していなかっただろうな。

春から復学。ということでまたあの日々が戻ってきます。

近所の公園の桜も六分咲きくらい。日本で春を過ごせることをうれしく思う。晴れた日にお花見したいなあ。

最後に。おもしろい傾向があったので書き残そうと思います。オランダにいるときは日本帰ったら何食べよう~うな重と天ぷらと~焼肉と焼き鳥と~なんて考えていたんですが、

結局久々に日本に帰ると行きたくなるのは、銀座のモンブラン屋さんとか、馬場のおいしかった沖縄料理屋さんとか、思い出のある店というか、自分がよく知っている店でした。人間の心理って面白いです。


さて、今回のヘッダーは帰りの飛行機(ヘルシンキ経由だったんですが)から見たオーロラです。一眼レフsony a5100のスローシャッターで撮影。(実際は肉眼だとこんな見えない)。ラッキーなことに窓際でその上一番後ろの席で隣二席空いていたし(!)オーロラ独占してました。1個、「飛行機の中からオーロラを見る」っていう人生の夢がかなった~☆

乗り換えしたヘルシンキ空港では同じ学部の友人4人に会えたし、まあヘルシンキで手違いがあって「あんた違法でフィンランドに入国してるよ」って税関で脅されたりもしたけど、終わりよければすべて良しですね~!

では。



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