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【閑話休題】「オボステルラ」第四章終わりました。第五章は…?


こんにちは!ナナオキです。

ファンタジー小説「オボステルラ」第四章、最終話までアップしました。

約23万字…! プラス番外編約1万9000字。
想定よりも長かった…!
いつも読んでくださっている方、応援いただいている方、ありがとうございます!
なんやかんや事件が起こった第三章と違って、第四章はけっこうダラダラ日常編というか、起承承承承転!な感じの展開だったのが不安だったのですが、いかがでしたでしょうか…? 脱落した方もきっと多そうだな…。

ただ、後半のお祭のシーンはどうしてもいろいろ描きたくて、むだに文字数割いてしまいました。だって、お祭って、なんかいいですよね…。


16話「祭の夜」(2)。書きたかったというより、描きたかった、ランタン飛ぶ感じのシーン。でも、なんというか、画力が追いついていない…


15話「祭」(5)。このシーンも、なんとなく描きたかった。改めて見ると、ゴナンの右腕長いな! 画力が(以下略)


 そして、第四章があんな感じで終わったため、おそらくとんでもない状況から始まる第五章は鋭意執筆中ですが、少しだけ途中の展開に悩んでいるのと、9月が本業がとんでもなくバタバタになりそうなので、少しお待たせしそうです…。

 余裕があれば、実は番外編をもう一篇いれたい所存でもあるのですが、
余裕、あるかな…?

その間、「オボステルラを忘れないでほしい…(切実)」、との思いもあり、
すでにnoteの記事の波の中に深く沈んでしまっている第一章を、再掲でアップしようかなと思っております。第五章までの時間稼ぎもかねて。

第一章は挿絵を入れていない話も多いし、
先日、InDesignで文庫本ライクなデータを作った際に、文章をやや整えたりやや校正したり、やや表記の統一をしたりと、やや品質が向上していると思うので(やや、が多すぎる)、また多くの方の目に触れてほしいとの思いも潜めつつ、第一章を再掲しようかなどうしようかなと思っております。

でも、今でもあれですが、書き始めた当初のイラストの雑さがちょっとあれで。リカルドさんなんか、別人だもんなあ…。
全部描き直すか…、いや、そんな暇、あるんか…?
そんな暇あるなら第五章執筆を進められるのでは?)


■やっぱり難しい、タイトル付けの話

いつもは、ストーリーを全部書いた後で、「さて、タイトルどうしよかい…」と長時間考え込むのですが、
第五章のタイトルは、珍しく候補が先にあって現在のところ、第一候補が「鳥と少年」です。(変わるかもしれませんが…汗)。第四章のラストシーンがあんな感じだったから、まあ、さもありなんなタイトルです。

実は小説を書き始めた1年前、小説自体のタイトルを「鳥と少年」にしようとしていたのですが、ご存じの通り同名の有名な海外小説あるし(日本独自の翻訳タイトルらしいですが)、私の中でどうしても、「ラピュタ」でパズーが吹くラッパの音が鳴り響くし(あれは正確には曲名は「ハトと少年」ですが)、そもそも鳥って言うより鳥の先に卵追っているじゃん、などと色々考えてボツりました。かといって「卵と少年」だと、なんか食欲旺盛な少年の話っぽくて雰囲気が出ない…。

で、仮題をひとまずテキトーに「その鳥と卵」にしたら、
小説を公開し始めた途端、鶏卵業者的な記事を書かれている方からフォローされたりして申し訳なく思いつつも、非常に難しい、と悩んだものです。

今っぽい長いタイトルも思いつかないし、そもそもそういう内容じゃないし、短い言葉でズバッと内容を表現する素晴らしいコピーがとても浮かばないしで、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出てきた「オンベレブンビンバ」みたいな呪文ぽいのに憧れていて、神秘的な感じにしたいなとか考えて、

「わかりやすいタイトルが思いつかないなら、思い切ってわかりにくい方向に振り切ったタイトルにすればいいじゃない」

と愚かにも思い立ち、「オボステルラ」となった次第です。
ちょっと調べれば、とても中二的なタイトルの決め方なのがバレバレなので恥ずかしいですが…、そこは生暖かく見守っていただきたいです、笑。

この「オボステルラ」はnote以外にも、いくつかの小説投稿サイトで時間差で投稿しているのですが、一応、異世界ファンタジー分野で投稿していますが、普段は引くほどPVが過疎です(笑)。
その原因の一端が、このわかりづらいタイトルにあるということも、よーく自覚しています。(いや、そもそもは小説がおもしろくないせいだとは思いますが、そこは認めたくない、笑)

本業での仕事のセオリーで行くと、こういう作品の場合、分かりやすさ重視のタイトルで行くのがもちろん王道で、内容がとてもとがっているとか、訳わかんないけど文学的で凄いとか、めっちゃ伏線張り巡らされてて最後まで読んだときに「そうだったのか」とタイトルの意味が分かるとか、そういう素晴らしい小説であれば意味不明タイトルも許される感じだと思うので、
もしこれが仕事で自分が編集している立場であれば、こんな文学性皆無で主義主張も薄い軽量級の小説に、こんな自己満足的なタイトル付けは許しません(笑)

ただ、これは仕事ではないし、誰よりも自分を満足させたいので、まあいいかというかんじです。
(とか言いつつ、人にも読んでほしいというジレンマ…)

代わりに、各章のタイトルを具体的にオシャレにカッコよくしようしようとしていますが、やっぱり、タイトル付けやら名付けが苦手…。

普段の仕事で見出しやキャッチコピー考えるのがとても時間かかるのですが、それと共通していると思います。

俳句短歌を作るのが苦手なんですが、それもまた、たぶん同じ原因ですね。
そして、尾﨑放哉や種田山頭火にこの上ない憧れがあります。

とにかく、短い言葉で本質を突き刺す表現が中々できない!
「いつか、自分の脳の奥底のどこからら素晴らしいワードが浮かび上がるかも」などと無駄に時間をおいてみたりもしますが、まあ浮かび上がってきた試しはありません。
能力の問題です! もしくは努力不足、インプット不足!

■目下の課題は、あの二人の名前をどうするか問題…

第四章でも登場人物が増えて、正直、そろそろ私の中でも忘れる人が出てきそうな勢いですが、その中でもまだ名前が出てきていないのが、鳥の少女と卵男。

実は、名前はまだない

いい感じの名前が考えられずにいます…汗。
どのタイミングであの二人の名前が必要になるかはまだわかりませんが、あの二人の名前の雰囲気如何で、この小説全体の雰囲気が変わってくる気がするので、いつも以上に悩んでいます。

ふだんのクライアントワークの場合は、大工さんや料理人みたいな感じで、目の前に建材や材料や設計図やレシピ用意されて、「よっしゃ、お好みに合わせて上手く調理しまっせ!」という感じですが、

やっぱり創作はゼロから創り出すもの。
材料や設計図も全部自分で創造せねばならない…。
使う脳みそが全然違うし、使うエネルギーも半端ないですよね…。
でも、書かざるを得ない。血反吐を吐く羽目になったとしても(大げさ)。
不思議なものです、創作欲って。


■というわけで、第五章は

というわけで、第五章は鋭意執筆中です!
秋が深まる前には更新スタートできればと目論んではいますが、ちょっとどうなるか分かりません!
正直、9月の途方もない仕事量を無事乗り越えられるのか今からビビっています。
気長にお待ちいただけますと幸いです…!

くだらない呟きや記事や写真日記的なものは、時折、更新します〜!



番外編最終話。この子ネコちゃんがわりと気に入っています、笑




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