実験室#17 インフル&手足口病体験記
*個人の体験記です。
今日はスクワット60回。効いている気がする。気持ちが大事。
インフルエンザにかかった話
もうだいぶ前なのですが、確か10月くらい、本格的に寒くなる前だったと思うのですが、
ある日突然、「あ、これやばいやつだ」という症状がでました。
急激なだるさで、地面に吸いつけられるような感覚すらするレベル。その時は確か座ってパソコンに向かっていたと思うのですが、そのまま後ろに寝転んだらおきられなくなってしまいました。
それが夕方過ぎで、そのまま就寝。
自営業なわたしは、翌日は新規のクライアントさんのところへ行くことになっていたので、だるい体に鞭打って電車で移動。多くの人が行き交う商業ビルに入り、個室で担当者さんと話をしました。今考えると最悪です。危機感が足りませんでした。
その段階では、すごい体調が悪いとは思っていましたが、インフルエンザだとは思っていませんでした。
ただ、打ち合わせの際に体調がおかしいことは伝えていましたが、その後その会社でインフルエンザが大流行したなどの話は聞かなかったので、多分大丈夫だったのだと思います。
打ち合わせの最中も目が回りそうになりながら、帰りに近所の内科へと向かいました。ちなみに、その打ち合わせの仕事はなくなりました。それどころじゃない。
その病院には行ったことがありませんでしたが、うちから一番近いということで選び、その他のことはしのごの言っていられる状態ではなくなっていました。
病院に着き、体温を測るよう指示され測ったところ、34.8度。熱はないですねと言われ、絶対ある、頭が爆発しそうに熱いと伝えるも、取り合ってもらえず。体調不良から怒りも爆発しそうになりました。
診察室に呼ばれ、やはり熱はないねと言われたのですが、頭が爆発しそうに熱い、熱がないのとは違うと訴えたものの、お医者さんは微妙にヘラヘラした状態で、伝わったのか伝わらなかったのかわからず。
インフルエンザの検査をしたのですが(鼻の奥に棒を突っ込むやつ)、「う〜ん、はっきりとはわかんないねえ〜、まぁたぶんインフルだから」と引き続きヘラヘラしながら言われ、またも怒りのボルテージがアップしました。
数日分の薬を渡され家に帰りましたが、そこからが地獄の始まりでした。
頭が爆発しそうに熱く、割れるように痛い、全身の関節が痛くて動けない、咳が止まらなくて喉が引き裂けそうなど、インフルエンザ特有らしい症状が一気に出ました。舌下で体温を測ると40度付近までの発熱。でも体は冷たいという状態でした。
何をどうして数日間を乗り切ったのか覚えていませんが、多分水だけ飲んで過ごしていたのだと思います。食欲については覚えていませんが、喉が痛く何も食べられなかったのは覚えています。
唯一覚えているのが、「大根飴」をなめていたこと。
あまりの喉の痛さにどこかで効いた喉の薬「大根飴」の存在を思い出し、冷蔵庫の奥で干からびていた大根を切って、そこに砂糖をかけ、出てきた水分(大根エキス)をなめてすごすという、まさしく地獄絵図な日々を過ごしました。
もちろん、大根を切るときもろくに起きることができなかったので、這いずって作業しました。
ちなみに、本当の大根飴は、大根にはちみつか水飴をかけるのですが、はちみつも水飴もなかったので、砂糖をかけました。大根があっただけでも奇跡です。砂糖をかけてもちゃんと喉に効く大根エキスができたので、わたしは命をつなぐことができました(大げさ)
確か4日ほど完全に寝込み、3日ほど関節痛で動けない日を過ごした覚えがあります。治るのに7日ほどかかった気がしますが、正直この時の記憶は「痛かった、大変だった」というものしかなく、部屋の真ん中に敷いた布団に寝転んでいたことしか覚えていません。
予想される感染経路
わたしは当時すでに自営業で、ほぼ自宅で作業をしていました。ごく稀に打ち合わせで人に会うことがありましたが、インフルエンザが発症する前に誰かとあっていた記憶はありません。むしろあのタイミングでの打ち合わせって運が悪すぎたくらいです。
他の移動経路は、近所のスーパー、ドラッグストア、コンビニ程度なので、いつ、どこで、誰から感染したのか、全く心当たりがありませんでした。
また、世間的にもインフルエンザ大流行って時期でもなかったし、その年にすごい大流行ってことでもなく、なんで急になったのか、今でも謎のままです。
とはいえ、わたし自身が、「なんかへんだ」と思いつつ、移動をしているし、人にもあっているので、そういう人がきっとどこかにいたのだろうと予想するしかありません。
手足口病になった話
ある年の確かゴールデンウィークごろ、ふと気づくと手と足に発疹、そして発熱。これはもしや手足口病かという症状がでました。
手足口病といえば、名前の通り、手と足と口に発疹が出る感染症で、主に子どもがかかることで知られています。わたしも子どもの頃にかかりました。
そう、なぜか大人になって2度目の手足口病に感染したのです。
ちなみに、母に確認したところ、子どもの頃にかかった際も、口の中に発疹は出なかったらしいので、わたしはそういうタイプのようです。
熱は37〜38度くらいになり、手のひらと足の裏を中心に水泡が発現。かゆい。でもかくとひどくなるのはわかっているので、濡れタオルをかけたり、手足をぶんぶん振り回したりして、ごまかしながら数日を過ごしました。
まぁ多分手足口病だし、調べたところ、病院に行っても別段特効薬的なものがあるわけではなく、時間が経てば治るということだったので、熱もそんなに高くないし何より動きたくないし、病院には行かず、そのまま数日を過ごして自力で治しました。*自己責任の判断です。
予想される感染経路
手足口病は、主に子どもがかかり、主に1度だけかかる感染症なのですが、稀に大人がかかり、稀に2度かかる人もいるそうです。
わたしは稀が2つ重なるとても稀な人でした。
2度かかる場合があるのは、手足口病に関わるウィルスが2種類いるからだそうです。
そして大人がかかる場合は、概ね一緒に住んでいる子どもからの感染だそうです。
わたしの場合、一緒に住んでいる子どもどころか、子どもと関わる機会自体ないのに、なぜ稀×稀をかいくぐって感染したのか全くわかりません。
インフルエンザの時と同じく、スーパー、ドラッグストア、コンビニ程度にしか行かないし、子どもに接触した記憶もありません。
インフルエンザの時以上に、感染経路には全く心当たりがありませんでした。
わたしの結論:どうしようもない
感染症がとても広がって約1年が経過しましたが、わたしは上記の経験から、どれだけ注意をしてもかかるときはかかるだろうと思っています。
どれだけ避けていたとしても、かかるときはかかるし、避けようと思って避けられるものではないと考えています。
だから、ワクチンを摂取しないと決めていることと同じく、「自分の免疫を強くしておく」ということをしっかりと意識しています。
わたしの場合、健康の為に死ねる!というような感覚は今の所持っていないので、いい感じの食事、適度な運動と睡眠、そして楽しめることをやっていく程度のことですが、きっと免疫はいい感じに働いてくれているんじゃないかと思います。
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