TCGカフェを開きたい!①
いまやそれなりの人口となったTCG・・・トレーディングカードのプレイヤー。
ここ最近だと、2023年3月14日発売されたポケモンカードゲームが、転売ヤーと思わしき人に相当量買い占められ、公式が謝罪文を出すまでにいたったのは、プレイヤーの方には記憶に新しいのではないでしょうか。
ポケモンカードゲーム(以下ポケカ)だけでなく、遊戯王やデュエルマスターズ、MTG、ヴァンガードにヴァイスシュヴァルツ、新しいものだとワンピースなどなど、ここ20年あたりでいろいろなTCGが発売され、そこにはいろいろなプレイヤーがいます。
対戦して勝ちたい人、自分が好きなカードで勝ちたい人、好きなキャラのカードを集めたい人・・・プレイヤーの数だけ、楽しみ方が千差万別。
そんなTCGを楽しめる飲食店を開こう!
と思ったので、勉強をはじめたのが先月2023年3月。
いろんな本やネットを読み漁っているのですが、情報をまとめようとnoteを開きました。
完全個人趣味・個人志向・自己満足のものになりますが、
興味ある方、暇つぶしに読んでやるよ!という優しい方、お付き合いくださるとうれしいです。
なぜ「TCGカフェ」を開こうと思ったのか。
「お前、この先ずっとそのまま仕事続けるの?」
ある日の父親からの言葉でした。
たしかに、中小企業の事務職なので、お給料はお世辞にも高いとは言えない・・・手取り16万前後。
社会人になって10年ちょっと、積み立てはしていたのですが、
ちょいちょいニュースで「老後2,000万問題」の話題をきいていたある日、「株投資しようかなー・・・」と思い、その積立金の8割ほどにあたる300万を元手に株を始めたのが2022年の9月5日でした。
現在、配当金だけで1万いかないくらいのプラスになっているので、普通にそのまま銀行に預けておくよりは、株式投資をやってよかったと思っています(株主優待もありますし、何より銀行に預けておいても数千円どころか数円にしかならない!)。
ーーー閑話休題。
が、確かにこのまま雇われの低給料じゃなー・・・と思っていたのも事実。
けれど、ふと「どうせ同じ低給料なら、自分の好きなことをしたほうがいいんじゃない?」と思いました。
じゃあ私の好きなことってなんだろう、と考えました。
ディズニー好き(お給料の関係でそんなしょっちゅういけないですが)!
美味しいものを食べるの好き!!
ゲーム(特にFGOとどう森)、あとヴァンガード!!!
ターミナル駅であるY駅にはトレーディングカードショップが5件前後くらいあるのですが、
友達とカードパックやらシングルでカードを買ってデッキを調整して遊ぼうとすると、だいたい行くのは漫画喫茶。
マックは手が汚れるから論外(手が汚れるとカードも汚れる)、ファミレス等は長時間はなかなかいづらい(カードゲーマーの方はお分かりになるかと思いますが、デッキのカードを入れ替えて対戦するとなると、たいてい最低2時間以上はいるはめになるので)。
そのたびに、(このあたりにカードゲームを気軽にできる飲食店があればいいのになぁ)と思っていました。
で、前述しましたが「どうせおなじ安い給料なら好きなことして苦労したほうがいいじゃん」という思いも重なり、よしTCGカフェを開こう!!となりました。
飲食店を開くまで
開こう!とは思ったものの、当然そんなすぐに開けるようなものじゃありません。
もちろん先立つものが必要なのも確かですが、飲食物を提供する以上、なにかしらの資格や届け出が必要なはず。
あとお店を開くのだから、物件を借りるにあたってもどうすればいいのか、いくらくらいなのか調べないと・・・
なので、ネットや本を読み、ある程度の流れをまず知るところから始めました。
以下は、開店までのおおまかの流れになります。
*融資を受ける前提での流れになります。
①店内イメージを決める
②「食品責任者」の資格を取得
③1.物件探し・仮契約
2.内外装に関する見積もり請求
3.事業計画表の作成
4.融資申請
④融資が決定したら、物件の本契約
⑤内外装着手
⑥営業許可書申請
⑦雇用募集(必要に応じて)
⑧税務署へ申請
・事業開業届
・急所支払い事務所等の開設届書
・源泉所得税の納期の特例に関する申請書
⑨プレオープン
⑩オープン!!
ざっとこれだけあるようです。
さらに、必要に応じて他にも申請しなければならない資格や書類、用意しなければならない機材などなど・・・本当にやらなければならないことがたくさん!!
いろいろなものを並行して行わなければならないので、個人オーナーさんの本などを読んでみると、皆さん「大変だった」とのことでした・・・そりゃそうですよね。
でも、やはり「自分が思っているお店ができる」という期待やわくわく感も相当あるようで、とくに内外装の時は本当に皆さん楽しそうでした。
お手製の小物やウォールラック、家具などをDIYしたり、壁やカウンターをペンキで塗ったり。
やっぱり、「自分が思い描いていた、自分だけのお店」が形になっていくのは、わくわくするものなんですね。
融資を受ける条件
さて全体の流れをざっとお話しましたが、まずは前述の通り必ず必要なものがあります。
そう、お金です!
融資を受ける前提とはいえ、必要金額分のすべてを融資で受けることはできません。
調べたところ、一般的に個人カフェだと、開業するのに必要な資金(開業資金)は500~1,000万円と幅広いです。
そして、比較的個人開業でも融資を受けやすい「日本金融政策公庫」では、融資を受けるための条件として、下記の3点を必要最低限の条件としてあげています。
・クレジットカードや公共料金での支払い事故(未払い、遅延)がないこと
・必要資金の1/10は用意できること
・創業計画に問題はないか(融資を受けたとして、きちんと返済できるようなものなのか)
つまり、お店をやる物件や必要機材もろもろ、「お店を開店するのに必要な金額」が1,000万円だとすると、最低でも100万円を用意する必要があるわけですね。
じゃあ100万だけ用意すればいいのか?
というと、どうもそういうわけにもいかなさそうで・・・
公庫で受けられる融資の上限は3,000万円ですが、融資を受けた人の平均金額は、諸説ありますが約800万~850万だそうです。
ですが、当然融資を受けたい人全員が800万前後の融資を受けたわけではないでしょう。
それより多く融資を受けた人もいれば、当然少ない金額の融資を受けた人もいるはずです。
結局いくら必要なの?
これも諸説ありますが、いわゆる融資金額以外で、自分で用意するお金=自己資金は、300~500万なのだそうです。
それはなぜかというと、大まかに・・・
①融資で受けられる金額が多くなる
②返済金額が少なくなる
以上2点にまとめられます。
まず①について。
前述しました通り、公庫で融資を受ける場合、上限金額は3,000万円です。
そして、融資を受ける3つの最低限の条件をクリアしたからといって、自分が希望している融資金額を満額受けられるとはかぎりません。
融資をする金額として、参考にするのが自己資産なのだそうです。
自己資産とは、通帳に「預金残高」として銀行に預けてある金額のことを指すのだそう。
そして、公庫はその自己資産の3倍前後までを基準として、融資金額を決めるのだとか。
つまり、1,000万の開業資金が必要→必要な自己資産は最低限の1/10だから100万用意の場合、その3倍の300万前後を基準として融資金額が決まってしまうわけです。
用意できる金額が少なければ少ないほど、自分が思っているお店はできず、妥協する点が多くなってきます。
②について
「②返済金額が少なくなる」はそのままの意味です。
融資とは、つまりは金融機関などからの借金です。
借金である以上、利息込で必ず全額返金しなくてはいけません。
ところで、多くの個人開業の飲食店は3年以内に7割近くが閉店しています。
そして閉店してしまえば、せっかく借りたお金もぶっちゃければ無駄になります。
そういったことを踏まえると、3年以内に全額返済できるだけの金額を融資で受けるのが理想です。
仮に開業資金に1,000万必要で、自己資金で100万を用意した場合、公庫からの融資は900万。これを3年、つまり36か月で返済できるのでしょうか?
月々の返済金額は25万で、さらに利息もついてきます。
しかし、自己資金で300万用意できた場合、融資金額は700万。
そうすると、月々の返済金額はおよそ19万5,000円+利息になります。
500万の自己資金が容易できれば、月々の返済金額は約13万9,000円+利息。
つまり、用意できる自己資金が多ければ多いほど、融資=借金が減る=返済金額が少なくて済むわけです。
そうすると、お店としての利益もその分早く確保できるわけですね。
私が決めた目標金額
ここまで踏まえたうえで、私は自己資金として300万を用意することにしました。
開業するにあたって、
①いつオープンするのか
②目標金額がたまるまで待つ
のどちらかで動くのがパターンなのだそうですが、私は後者を選択。
そのうえで、いくらを月々貯金に回すのかを決めるため、手取り給料から月々どう使うのかをまとめました。
・保険 2万9000円
・親へ 2万
・積立金 3万
・スマホ 1万3,000~1万4,000円
手取りは約16万のため、残金は6万7,000円。
この積立金を、月々4万3,000円に変更することにしました。
そうすると、1年で51万6,000円たまることに。
賞与も、今までの分を見ると、毎年1か月分がでていますので、そのうち6万を翌1年分の緊急費用(友人の結婚式や身内のお葬式などの突発的な費用)分として普通口座によけて置き、のこり10万は貯金へ。
これで年61万5,000円たまります。
さらに、いまの会社は年々少しづつ賃金がアップしているので、来年度(2024年4月)からの分は、賃金アップがあるかどうかで見直すつもりです。
最後に
思ったより長くなってしまいました💦
実際、いま私がポイ活をはじめたのも、ぶっちゃければすこしでもお金が欲しかったからです。
たまったポイントを現金化するのか・paypayなどのポイント化するのか、ポイント運用・ポイント投資をするのか、それとも株式投資に回すのかは、まだ交換できるだのポイントがたまっていないので決めていませんが…
どんなポイ活アプリを使っているのかは、マガジンの「今日のポイ活」を参考いただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事でお会いできれば嬉しいです。
→続き。
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