私の私のお兄ちゃん💕
1‘
彩「お兄ちゃん〜💕」
〇「どうした?」
お兄ちゃんの部屋に入ると出かける支度をしていた。
彩「どこかいくの?」
2‘
〇「うん、友達と遊びに」
彩「そうなんだぁ〜、女の子?」
〇「そうだよ」
彩「あやが知ってる人?」
3‘
〇「どうだろ?この前友達が何人か遊びに来ただろ?」
彩「男の子2人に、女の子4人だよね?」
〇「人数まで…よく覚えてるな、まぁその中に身長の低い子がいただろ?」
彩「うん、1人だけ小さい子がいた!」
4‘
〇「その人と遊ぶんだよ」
彩「2人で?」
〇「うん」
彩「それってデートじゃないの?」
〇「あははは、まさか〜、ただ遊ぶだけだよ」
5‘
彩「あの人だけじゃなかったんだ…」ボソッ
〇「ん?なんか言った?」
彩「ううん!気をつけてね!」
〇「うん!行ってくるね!」
出かける〇〇。
彩「行ってらっしゃ〜い…」
6‘
女の子とお出かけねぇ…
今日はお兄ちゃんと映画見ようと思ってたのに
何時に帰ってくるかなぁ〜?
“準備”しておこうかなぁ
7‘
〜〜〜〜〜
8‘
祐希「今日はありがとうね?」
〇「いえいえ!気にしないでください!」
祐希「き、今日親がいないんだけど…家に来ない?」
〇「今日はご両親いないんですか?」
祐希「う、うん///」
9‘
顔を赤らめる祐希。
〇「う〜ん、でも妹が待ってるからなぁ〜」
祐希「そ、そっか…彩ちゃん、1人になっちゃうもんね?」
〇「ごめんなさい!また誘ってください!」
祐希「う、うん」
10‘
祐希に謝ると帰宅する〇〇。
〇「ただいま〜」
彩「お兄ちゃん!おかえり!」
〇「ぉ、良い匂いがするな〜」
彩「今日は豚骨ラーメンを作ってみたよ!」
11‘
〇「え!?彩が?」
彩「うん!お兄ちゃん、豚骨ラーメンが好きだから内緒で何日も前から仕込んでたの!」
〇「そうなの!?」
彩「良い白豚が手に入ったんだ!」
〇「う〜ん!良い匂い!早く食べたいな!」
12‘
彩「うん!食べよう!」
2人はテーブルにつくと食事を始める。
〇「ズルズル…うん!美味しい!お肉も柔らかい!」
彩「でしょ〜?4日も煮込んだからね〜」
〇「そんな前から!?なんで僕は気づかなかったんだ…」
13‘
彩「ふふ💕そうだ、最近変わったこととかある?」
〇「変わったこと?」
彩「大学生活どうかな〜って」
〇「ぁあ、特に変わったことはないよ?」
14‘
彩「そう?」
〇「ぁ、でも先輩の久保先輩って人が大学を休んでるって…なんでも家にも帰ってないとか」
彩「へぇ〜、そうなんだぁ」
〇「うん、僕が最後に会ったのは家に招いた時だなぁ〜、どうしちゃったんだろう?」
15‘
彩「まぁ!そんなことより冷める前に食べちゃおう!」
〇「そうだね!」
彩「ふふ💕」
2人は仲良く晩御飯のラーメンを食べたのであった。
16‘
〜〜〜〜〜
17‘
ー深夜2時ー
彩「白豚のあまりはご近所さんに配ったから在庫はないし、今度は雌牛のお肉でも仕入れてこようかな〜、でも脂肪が多そうだからステーキにしようかなぁあ〜」
どこかに連絡する彩。
彩「あ、もしもし?今度はある雌牛を仕入れて欲しいんですけど、はい、はい、毛は最初から処理していただけると助かります、はい、お願いしますね〜」
電話を切る。
彩「ふふ💕これでお兄ちゃんはあやの💕」
18‘
この作品はフィクションです。
実際の団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。
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