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Let's鈍行四国旅行

「鈍行で高知の海を見に行きたい」 この一言に乗ってくれた二人と電車に乗ったことがある。 千葉県から始発電車で高松(香川県)へ約16時間かけて向かった。時間の関係で鈍行だけで高知は無理だったのだ。 というわけで、二泊三日の初日はひたすら電車。 途中にお昼を食べた以外はひたすら電車で南を目指した。 意外と飽きないものである。 窓から見える変わってゆく景色、ひたすら先を目指すから寝ていてもいい安心感、座ったり立ったりしてるだけで遠くに行けることに改めて気づきなぜだか感動した。

    • 海か山か、

      海派か山派かという話がある。 山に囲まれた海なし県育ちの私は海に対する憧れが強い。海を目の前にしたテンションはいつも周りを驚かせる。 小さい頃は夏になれば毎年のように海に海水浴に行っていたし、出かけるとなれば海が見える場所を選びがちである。海のあの塩の匂いも、空と海の境目も、何度も何度も押し寄せる波も、浮き輪のビニールの匂いも、バケツの中のヤドカリも、海の家の焼きそばも、海水浴後のシャワーで洗い流すのが大変な砂も大好きなのだ。大人になって、毎年の海水浴に出かけなくなって海で

      • 海がみたかった

        海がみたかった。 現実逃避したくて、海がみたくて(日本海がいい)、折角なら行ったことがない場所が良くて、富山に行くことを2日前に決めた。 行ったことがないから何もわからないけど、海の近くがよくて、美術館も行きたかった。教授に相談したら色々教えてくれて内川周辺に行くことにした。街並みが面白いよ、海は見えないかもしれないけど。新湊大橋から見えるみたいなので大丈夫です。意地でもみます。海なし県育ちの海への憧れは半端ないんだから。 新幹線に乗って富山に降りた。路面電

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