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呼吸が変わるとラクになる

深呼吸できますか・・?

いまの息をぜーーーんぶ吐ききって、

それからお腹や肺いっぱいに吸い込み、

ゆっくりと全部吐ききる。


このような深い呼吸を繰り返すことで、不安や緊張などのネガティブな感情を緩和させることができると医学的に証明されています。

なにより私自身が身をもって、日常で大いに実感しています。


"呼吸”と、まだ向かい合うことをしていない人には、ぜひ試して実感してみて欲しい。




常に呼吸と心は連動しています。いつでも、例外はありません。


緊張している時、不安な時、イライラしている時、、必ず呼吸は浅く早くなっています。

逆にリラックスしている時にはゆっくり穏やかな呼吸。

心が乱れると、呼吸も乱れる。

呼吸と心は連動しているので、逆にも同じことが言えます。

呼吸が落ち着くと、心も落ち着く。


ではなぜなのか・・・



これには自律神経が関係しています。


緊張や興奮状態のときに活発になる交感神経

寝ている時などリラックス状態で優位になる副交感神経

この2つが自律神経。


呼吸では、吸うと交感神経が優位になり、吐くと副交感神経が優位になります。


つまり・・


吸う(交感神経)⇄ 吐く(副交感神経)のバランスを整えることで、自律神経が整います。


興奮やネガティブな状態の心の波を、呼吸によって調整することができるのです。

なんて単純・・・不思議ですよね。


でも、そういうものなのです。



瞑想やヨガをすると、穏やかになったり気分がスッキリするのは

呼吸を意識的に深めることで、心の波を平穏に近づけることができるからなんです。



感情は常にふつふつ湧き起ってきますよね。

この嬉しい、悲しい、不安などの感情は無意識に働くのでコントロールできませんが、

呼吸は無意識に行われていることがほとんどですが、意識してコントロールすることもできます。


呼吸を使いこなせば、自分の心の浮き沈みを管理しやすくなる気がしませんか・・?



瞑想というのは、ほとんど呼吸法のようなものです。

じっと静かに座って、呼吸を観察してみる。

するとその時の感情が観えてきます。


こういう感情なんだ・・と気付き、また呼吸に意識を戻す。

これを何度も繰り返しながら、ゆっくりゆっくり呼吸をコントロールしていくことで、マインドがクリアになっていくのです。



私は朝起きたら、座って目を閉じて今日の呼吸を観察します。

今日は少し浅い・・・あぁ、緊張してるんだ。不安があるんだな。

今日は深くできてる・・・安定してるな。

という様に心の状態が分かります。(毎日おもしろいくらい違います)


そうして毎朝リセットするように呼吸のバランスを整えてから1日をスタートさせています。

これを始めてから、余計な不安や心配事が減り、その代わりに集中力がアップしました。

1日過ごしている中でもちろん心が乱れることがたくさんありますが、

その度に呼吸をコントロールして少しでも思考をクリアにするのです。


瞑想や呼吸法は筋トレのようなもので、徐々に鍛えてついてくるものです。なるべく間を開けずに適度な間隔でこまめに行うのが大事になります。


ぜひまずは、

静かな場所で、いましている呼吸を通して心の状態をチェックしてみて下さい。


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