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エレキギター、始めました 。←何度目だよ(笑)

三度目の正直、というけれど。

他人から借りたり、譲ってもらったりというのとは別に、自分でお金を出してエレキギターを買うのは、私の記憶が確かならば、これで4本目だ。

ということは、これが4度目なんだから、さすがにこのギターで「弾ける」ようにならないといいかげんまずいのではないかなあ、などと思ったりしてしまうのだが、実際のところ、今回ギターを買った、というのも「絶対ギターを弾けるようになりたい!」という強い意志があってのことではなく(汗)、「キナリ杯」に向けて書いた「フルテン!」の余韻というか。

まあ、これからもバンドをモチーフにした小説を書いていこうかなあという漠然とした思いもあって…ま、自分の作った「フルテン!」のキャラクターたちが、思いのほか元気過ぎて、彼らに「書かされる」感じもあったりするんだけど(笑)、ならば、ギタリストの気持ちを理解する上でもプラスになるだろうし、またギターにトライしてみようかなあと思ったわけで。

それに、例の「流行り病」や、父の病状のこともあるし、自宅でちょっと気分転換できる「何か」が欲しかったということもあってね。

で、今回買ったのは、とあるオンライン・ショップに中古で売りに出ていた、YAMAHAのPacifica、721J。カラーはブラック。
お値段もそこそこ安かったので、ポチッとな。

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このモデルが出てたのは90年代の中盤くらいだったかな。
HSHのピックアップ配置とか、ごついロック式トレモロ・ユニットが載っていたりとか、ね。スペック的に見て、「あの頃」らしさを感じますな。

YAMAHAは、自分としては割と好きなブランドで、私も一時、BBシリーズとかTRBシリーズを好んで使っていた時期があったのだけど(今は手放してしまったけどね…また買い戻そうかな)、ギターは初めてかな。

実は、「フルテン!」の中で、高校生バンドの「ギター君」がプレイするギターとして、私が設定していたのはPacifica721DHだったので(このあたりは、昔のギターカタログを掲載しているサイトなんかを見て決めたんだけどね)、作品を書いた後に、こうして兄弟機種を手にする事になったのも、何かの縁かな。

ちなみに、ギター本体だけでは楽しめないので、

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ZOOMのちっさいマルチエフェクターも買ってみたりして。
最近のマルチは凄いね。こんなに小さくて、電池駆動もできるのに、あんな音やこんな音も出るなんて。ZOOMの「1FOUR」ファミリーは、ベース用のやつは私もすでにライブなんかで使っていたりもするので、操作について迷うことも無いしね。私にとっては、「安心と信頼のZOOM」ですな。

さて、で。
久しぶりにギターのネックを握ってみたわけだが。

「細っ!」
「狭っ!」
「ちっさ!」

ついでに、

「弦、多いな」

…すみません。
普段、5弦ベースを弾いてる人間の率直な感想です(笑)

ちなみに、かつてスタジオでバンド仲間と練習していた時、ちょっと休憩の間にギタリスト氏が「ちょっとベース、弾かせてもらっていいかな?」と言うので、どうぞ、と勧めたら、「でかっ!」「広っ!」って呟いてましたからね。
ま、お互いに新境地に踏み込んだ時というのは、こんなものなのかも(笑)。

ただね、今回、自分で「抜かったな…」と思ったのは、

「ギター用のピックが手元にない」

ということ。
いや、正確に言えば、家にはあるんですよ、ピックそのものは。
でも、ベースを弾く時に使う「HEAVY」なやつしか無いんだよね。
普段、ベースはフィンガー・ピッキングでプレイするし、たまに昔のグループ・サウンズなんかをやる先輩方のバンドのお手伝いをする時は、あの「ゴキンッ」っていうアタック感を出すためにピック弾きするけど、ま、私の中ではピックは「エフェクター」みたいなものなので。

ま、ギター弾く時に「HEAVY」のピックを使っても全然問題はないし、むしろそれが好きだ、という方もね、もちろんおられるでしょうけれど、まあ正直、コレジャナイ感、ありますわな。
そんなこんなで、いずれ時間を見つけて、楽器屋さんで好みのピックを見つける、ってのが次の課題かな。

今は、押さえられるコードとかパワーコードで、「さもそれらしく」弾いて遊んだりしてるけど、今回はね。
ちゃんとギター、練習しようかな。
今度こそ、行けるような気がする。

何度目だよ、とは自分でも、思う。
だけど。
別に、うまく出来なくったって、誰かが傷つくわけじゃないんだ。
よし。
おっさんだけど、ちょっと高校生の頃に戻ったつもりで、頑張ってみるよ。

ちなみに、掲載した写真の、Pacificaの後ろのKORGのキーボード。
ステイホーム期間中に買ったものだけど、これはDAWの勉強用ってこともあるけど、実は「骨折したベーシストが、後遺症で以前のようにベースギターが弾けなくなった場合、どうすれば良いか?」を探るための買い物でもあったのだけれど、その話は、またいずれ。

(了)

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