「さよなら、ステラ」の装画を担当しました

エレオノール・プリア著
「さよなら、ステラ」の装画を担当しました。

アストラハウスより1月発売。ブックデザインは白畠かおりさん

・
・

フランスの人気脚本家エレオノール・プリアによる初邦訳作品。

高校で出会い、瞬く間に無二の親友になったジョイとステラ。
深い友情で結ばれていたふたりにある事件が起こる。
30年の時を経てその真実が明らかに…

味わい深い80年代カルチャーが物語を彩り
背景にはいつもデヴィッド・ボウイの音楽が
流れているような作品。

・
・

ジョイとステラ、ふたりの瑞々しくも危うい日々。

生意気で、繊細さと奔放さを兼ねた少女が
纏う空気を表現しようと試みました。

装丁画の仕事に関し、いつもはアクリル絵の具で仕上げ、原画を納品していましたが
今回は油絵で描いた後、デジタルで仕上げ&納品するという初の工程でした。

ざらりとしたテクスチャーがなんとも心地よい紙に美しく発色され、イメージ通りの色味を出していただけてとても嬉しいです。
何気なくもスタイリッシュなデザインに
イラストを何倍にも引き立てていただきました。

書店などでお見かけの際はぜひお手にとって
ご覧くださいませ。