『むすぶ手の雫に濁る山の井の
  飽(あ)かでも人に別れぬるかな』
(紀貫之)

山越えの途中にある湧水飲み場の休憩所で、話した人たちとの別れを惜しむ唄。

手で掬うことで濁った水が落ち着くまで会話を楽しむ。
別れは指の隙間から雫が落ちていく様な寂しさも。

紀貫之好き。

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