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モチーフ作りのコツ・パステルアート

パステルアートはこどもからシニアまで気軽に楽しめるアートワークです。私もこれまでに「4歳~100歳」までのかたと描いたことがあります。そして、パステルの特徴として、まちがって塗ってしまっても消しゴムで消すことができるというのがあります(濃い色は残ることも)直せるのは気持ちが楽ですよね。
絵を描く過程で、この「消しゴムで消す作業」も「パステルを削る作業」もとても面白いもので、初めて体験された方は驚いてくださいます。パステルアートって工作っぽいですね。


モチーフ(見本)作り

さて、モチーフ作りなのですが。そのWSがどんな方を対象にしているのかでモチーフ作りも変わってきます。私の場合はこんな感じです。

①こども向け(年長さん~小学生)WS
アイテム数を少な目にして余白を残します。余白を残すことで、こどもの自由な発想が生まれます。出来上がりがひとりひとり違うものになるように、声掛けをしていきます。モチーフの通りに描くことよりも、自分の発想や工夫の入った作品にこどもたちは愛着を持つように感じています。

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②一般向けWSとレッスン
WSでは「難しそうに見えたけれど描いてみたら自分にもできた!なかなかいいんじゃない?」と、まずは達成感や満足感を作品とともに持ち帰ってもらいたいと考えています。パステルアートとのファーストコンタクト。楽しかった。また描いてみたいと思ってもらえることが大事です。

教室では自由に自分らしく、「思うようにいかなくても(失敗しても)チャレンジしてみたい」と食指が動くような様々なモチーフを用意しています。こんなものを描きたい、に対応できるようこちらの引き出しもたくさん持っておかなくてはならないので、毎回身が引き締まる思いです。

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③高齢者施設向け
利用者さんの身体的なものにもよりますが、私が通っているところは手先の震えが少しある方々です。(視力が極端に悪い方、指先の震えの激しい方、認知症が進んでいる方は含まれません)

「削るのが難しい」
指先の力があまりないので、削る作業から難しいかたもいます。その場合は、こちらで先に削っておくか、既に粉になっている「パンパステル」(タイトルの画像を参照ください)を使います。

「色の数は少な目で(5色程度)」
48色もあると、どれを選んでいいか迷ってしまいそれがストレスになる方も多いです。自由に好きなものを~がストレスになることを学びました。視力も落ちている方が多いので淡い色よりははっきりした色で描いています。特に黄色が見えづらいようです。色数は5色程度に抑えます。

「消し作業はないほうがいい」
パステルアートはこの「消す」という作業が特徴でもあるのですが、施設では真逆でした。型紙を手で押さえて狙いを定めて消しゴムで消すこと。また、なぜ消すのかわからないことも。工程が複雑だと思考が迷子になるのです。ですので、この消す作業を極力省いて「塗り」だけで完成するよう、工程少な目のモチーフをつくります。

施設でのモチーフ作りは他とは違い、4年以上経ったいまもとても難しく感じております。

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易しいモチーフを作ることの難しさ

易しいものを作るにはいろいろな工夫が必要です。ただアイテムが少ないものをつくればいいということでもなく…その工程がとても大事。また、簡単なものをもっていってもそれを「描きたい」と思ってくださらないと始まらない。見栄えの良さも大事。容易に描けて、かつ満足のいくもの。施設で描くようになって、インストラクターとして随分成長できたように思います。


なないろパステル
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パステルアート講師。2010年より創作は癒し(心のセルフケア)をモットーに皆さんの「自分を表現したい」「癒されたい」をお手伝いしています。なにかを一生懸命に創ってるひとが好き。楽しんでいたり苦しんでいたりそんな姿に共感します。私も様々なことを諦めずやってみたいです。

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