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お役人の考える事は、やはりオカシイ。東京近郊の高齢者すら大規模接種会場に行かないのに、わざわざ地方から泊りがけで東京までワクチン接種に行く高齢者なんかいませんよ。●大規模接種、対象者拡大へ 東京・大阪の出張者も想定


「自衛隊大規模接種センター」を訪れて、受付に並ぶ人たち=2021年5月24日午前7時30分、東京・大手町、川村直子撮影
政府は、東京と大阪に設置した新型コロナウイルスワクチンの「自衛隊大規模接種センター」について、接種の予約対象者を全国に広げる方針を固めた。
現在は東京会場は首都圏の4都県、大阪会場は関西圏の3府県に住む65歳以上の高齢者が対象だが、居住地の条件をなくす。  
予約枠に多くの空きが生じていることを受けた措置。
大規模接種センターは5月24日から接種を開始し、現在は東京会場は東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県、大阪会場は大阪、京都、兵庫の2府1県にそれぞれ対象地域を限定していた。  
当初は予約が埋まっていたが、防衛省によると今月14~27日の接種分の予約状況(10日午前10時現在)は、東京会場(予約枠14万件)で約8割の約11万3千件、大阪会場(同7万件)は約7割の約4万9千件が空いている。  
そのため、政府は65歳以上の高齢者という条件は変えずに、全国から予約を受け付ける方向で調整。東京、大阪への出張者でも接種を受けられることを想定している。防衛省で準備が整い次第、受け付けを始める方針。(菊地直己)
【引用終わり】
お役人の考える事は、やはりオカシイ。
政府が、7月中にワクチン接種を終わらせろ大号令をかけているので、地方でもやっとワクチン接種が進み始めています。
それてもって、地元市町村から「○○日にワクチン接種を受けて下さい」という通知がかなりの数の高齢者の元に届いているのであります。一回目の摂取が終わっている高齢者が25%を超えましたから、多分高齢者の半数位の人には自分のワクチン接種を終えたか、○○日に接種をするという予定が立っているはずです。
だから、国の大規模接種会場で空きが出来たわけですが、東京近郊の高齢者すら大規模接種会場に行かないのに、わざわざ地方から泊りがけで東京までワクチン接種に行く高齢者がいるはずないではありませんか…。
「一日でも早くワクチン接種を受けたい」と考えている高齢者はコロナに強い恐怖心を持っている人達です。その人たちが 感染者が沢山出ている東京・大阪に、わざわざ出かけていくはずはありません。「ワクチン接種に行って感染したら嫌だ」と誰でも考えますよ…。
ですから、政府は65歳以上の高齢者という条件変えないと、大規模接種会場の予約枠を埋まらない気がします。
ですから、東京・大阪の65歳以下の人達の希望者を受け付ける事が適切です。
東京五輪の選手でも、関係者でも、ボランティアでも、ついでに取材予定のメディアでも、警備の警察官でも、誰でもいいから接種希望者を一日でも早く受け付けた方がよいですよ。
ホント、お役人って、「国民がこういう風に考えているから、こういう現象があらわれる」という配慮に欠けていると思います。だから、トンチンカンな事ばかりしているのでしょうね。

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