見出し画像

風邪をひいたので 数日自宅にこもります。 たた その前に 七重が 民主党大統領予備選結果を読み間違えた訳をご説明申し上げます。とんだ見当はずれで申し訳ありませんでした。 【米大統領選】バイデンが息を吹き返し、サンダースの革命が失速した理由  

エスタブリッシュメントvs社会主義者
米大統領選の民主党指名候補レースのヤマ場「スーパーチューズデー(決戦の火曜日)」で、ジョー・バイデン前副大統領が華麗なるカムバックを見せた。
14州で一斉に予備選が行われた3月3日のスーパーチューズデーで、バイデンは9州で勝利。事前の世論調査でバーニー・サンダース上院議員が優勢とみられていた大票田テキサスもバイデンが制した。
2月初めに行われた初戦のアイオワ州と次のニューハンプシャー州で惨敗し、勢いを失っていたバイデンだが、2月29日のサウスカロライナ州での圧勝で盛り返し、さらにスーパーチューズデーで大勝利をものにした。
息も絶え絶えだったバイデンは、なぜ復活することができたのか。 
米紙「ワシントン・ポスト」はオピニオン記事で、「民主党主流派と社会主義者」の戦いだったとして、急進左派のサンダースよりも穏健派のバイデンを有権者は選んだと分析した。
「民主社会主義者」を自称するサンダースは、民主党主流派(エスタブリッシュメント)に反発して変化を求める若年層に人気が高い。しかし、この層の支持が伸びなかったのに加え、民主党の重要な支持基盤である黒人票などを取り込むことができなかったと、ポスト紙は指摘する。
「サンダースがアフリカ系または郊外の白人の支持を得られなかったことが、バイデンに地滑り的勝利をもたらした。若者が大半を占めるサンダースの支持層の投票率が、彼が見込んでいたほど大きく伸びなかったのも一因だ。その一方、バイデンは民主党がまさに本選で必要とする、高齢者、女性、アフリカ系アメリカ人、大卒といった層の有権者を奮い立たせることができた」
トランプに勝てる候補を選んだ
ポスト紙はまた別のオピニオン記事で、「トランプに勝てる候補者を選んだ結果のバイデンだった」と指摘。急進的なサンダースの掲げる「革命」は求められなかったと書いた。
「政治学者たちはこれからバイデンの大逆転劇の要因について分析するだろう。ブルームバーグが討論会で自爆したから? サウスカロライナでアフリカ系の支持を確固たるものとしたから? 撤退したブティジェッジやクロブシャーらがバイデンの支持に回ったから?」
「だがそんな分析はもう必要ない。予備選で最も重要な日、スーパーチューズデーで有権者はメッセージを送ったのだ。私たちは革命を望んでいない、ただドナルド・トランプを引きずり降ろしたいだけだ、と」
ただし、バイデンで本当にトランプを倒せるのかという疑問は残る。このままいけば、2016年にサンダースとヒラリー・クリントンが接戦を繰り広げた予備選の再来になりかねないからだ。ポストの記事はこう続ける。
「今後のレースで何が起きようとも、サンダースはかなりの支持を集め、多くの代議員を獲得していくだろう。それでも最終的にはバイデンが民主党の指名候補に選ばれたとしたら、11月の本選でサンダースの支持者らは投票に行かず、トランプに勝利を渡すことになるかもしれない」
サウスカロライナで得た「Joementum」
一方、英紙「ガーディアン」は「バイデンがアメリカの新しいカムバック・キッドになった」と題し、バイデンが奇跡的な復活を遂げたと報じた。
「カムバック・キッド」とは、1992年の大統領選でビル・クリントンにつけられたニックネームだ。クリントンは初戦アイオワで惨敗した後、ニューハンプシャーで僅差の2位につけて盛り返すと、自ら「カムバック・キッド」と称するようになった。
同じように、つい先日まで意気消沈していたバイデンの見事な復活劇だとして、転機はサウスカロライナ州だったと、ガーディアン紙は指摘する。具体的には、サウスカロライナの予備選の直前に、同州選出の黒人有力下院議員ジェームズ・クライバーンがバイデン支持を表明したことだ。しかも、かなり熱のこもった演説でバイデンを応援すると述べた。これでバイデンはサウスカロライナで圧勝し、黒人有権者に限れば得票率61%を記録した。
「スーパーチューズデーにおけるバイデンの勝利は、サウスカロライナが『異常値』ではなく『青写真』だったことが証明された。南部のアフリカ系アメリカ人、穏健派、郊外に住む有権者らは大挙してバイデン支持に回ったのだ」
サウスカロライナで得た勢い(momentum)を、ジョー・バイデン陣営は「Joementum(ジョーメンタム)」と呼ぶ。ジョーメンタムは「決戦の火曜日」を経て、また加速するのかもしれない。
【引用 終わり】
私が 民主党予備選を完全に読み間違った最大の理由は、民主党主流派の目的が「トランプに勝つ」事で それ以外には目をつぶると 思った事でした。
 大統領選挙の本選の勝利だけが目的だったら、前回トランプがやったように 民社党はスゥィング州(揺れる州)=ラストベルト(操業停止の工場が多い地域)での勝利を目指すはずです。スゥィング州(揺れる州)が 共和党 民主党に 揺れる事で 両党から大統領が出て来たからです。共和党がとる 民主党がとる という旗色がはっきりしている州はよほどのことが無ければ動きません。
 ですから 「ラストベルト(操業停止の工場が多い地域)は こうやって再生する」という耳に優しい再生案を提示して、スゥィング州(揺れる州)=ラストベルトをトランプ大統領から取り戻さなければ 民主党の大統領が誕生する事はありません。
 最も 逆に勝利の方程式が決まっているのだからやりやすい。はずです。
 
ですから 私は「オバマ政権の時 私が副大統領の時には うっかりしていたが ラストベルト(操業停止の工場が多い地域)は こうやって再生する」と言い訳しなければならないバイデン氏よりも、全く新しい候補で弁舌さわやかな人物の方がスゥィング州(揺れる州)=ラストベルトでは トランプ氏に勝利させやすいとはずたと考えました。
その上で 初戦でブティジェッジ氏という 見知らぬ人物が1位になったので、私はてっきり米国の民主党の支持者の皆さんも トランプ氏に勝つために「スゥィング州(揺れる州)=ラストベルトで誰なら勝てるか」の基準で 候補者を選んでいると 誤解してしまったのでした。
けれど 民主党エスタブリッシュメントの皆さんは「エスタブリッシュメント=バイデンvs社会主義者=サンダース」の方を より重要に思ったのかもしれません。

しかし 「トランプに勝てる候補を選んだつもりで バイデン氏」というのは 正直申し上げて 私にはちょっと理解できません。
サウスカロライナでも 有力議員が支持したから、スーパーチューズディでの勝利も 撤退した中道派候補が そろってバイデン氏の支持を表明したから。
ブルームバーグ氏も撤退ですから バイデン氏はかなり有利になっています。
 確かに 有利にはなった。しかし みんな「トランプ大統領を倒すために 仕方がないから バイデン氏を推している」のです。
なんかこれだと 選挙戦に力が入らない気がします。トランプ大統領と戦えるのでしょうか?
①選挙で一番 人が燃えるのは 「この人物に 大統領になってもらいたい」と感情が盛り上がっている時です。トランプ氏・サンタ―ス氏の支持者状態です。
②次に 支持者が一通り選挙に協力するのは 「わが党の代表に 大統領になってもらいたい」と仲間意識で盛り上がっている状態です。
③ただ顔を出すだけで 支持者が実際には選挙活動をしている振りをするのは、「誰かに頼まれたから 支持する」時です。
「トランプ大統領を倒すために 仕方がないから バイデン氏を推している」のですから なんとなくですが バイデン陣営には②③の人が多いような気がします。 
大丈夫でしょうか?

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
好き!をいただき、本当にありがとうございます。
1
1963年千葉県生まれ。法政大学でマルクス主義を学んでいた時中国の文化大革命の告発本を読んで世の中には言っていることとやっていることが違う人が多いと知る。産経より2018年『「十七条の憲法」で紐解く日本文明論 多元相対論から日本を考える』を出版。保守系ブログ+漫画を書いていきます

こちらでもピックアップされています

長谷川七重ブログ+マンガ
長谷川七重ブログ+マンガ
  • 626本
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。