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トランプ米大統領、NATO閉幕後の会見中止 「何度もやった」

 12月4日、トランプ米大統領は、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の閉幕に当たり予定していた記者会見を中止した。写真はトランプ大統領とカナダのトルドー首相(2019年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワトフォード(英国) 4日 ロイター 要約] - トランプ米大統領は4日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の閉幕(後に)ツイッターに「きょうの会議終了後、ワシントンに戻る。記者会見は行わない。この2日間で何度も行ったためだ」と投稿した。
トランプ氏の会見中止の発表は、ワシントンで大統領の弾劾を巡る下院司法委員会の公聴会が始まる直前のタイミングと重なった。
トランプ氏の記者会見を巡っては、3日夜のイベントでカナダのトルドー首相が、ジョンソン英首相やマクロン仏大統領らとの談笑で中傷する様子を撮影した動画が明らかになった。
トルドー氏は、首脳会談の冒頭で長時間会見するトランプ氏の手法について、「彼の側近も顎が地面に付くほどあぜんとしていた」と笑いながら話した。これについてトランプ氏は「トルドー氏は裏表がある人物だ」と評した【要約 終わり】

トランプ大統領と韓国の文大統領の首脳会談が 実質ではわずか2分の会談だった事は 日本でも話題になりました。
 カナダのトルドー首相の経験によれば トランプ大統領は トルドー首相との首脳会談でも「首脳会談の冒頭で長時間記者会見をして時間を消費して 実質首脳会談の時間を短縮させた」ようです。
この件に関してトルドー氏ご自身不快に思ったのでしょうが、NATO首脳会議夜のイベントで、ジョンソン英首相やマクロン仏大統領らとの談笑の中で「彼(トランプ氏)の側近も顎が地面に付くほどあぜんとしていた」と中傷する様子を撮影されて 動画で公表されてしまったようです。
トランプ氏もトランプ氏ですが トルドー氏もトルドー氏です。さらに 首脳がそろうイベントでそんな動画が撮影出来るとは、警備体制はどうなっているのでしょうか?
トランプ氏が 遠くからやってきた首脳にロクに話もさせずに 冒頭記者会見を勝手にするのは「失礼な 態度だ」と思います。しかし その時に抗議をせずに、後で英仏首脳に陰口をいうのは頂けません。《負け犬の遠吠え》のようではありませんか。トランプ氏が「トルドー氏は裏表がある人物だ」と評した事もうなづけます。
と申しますのは トランプ氏は「(彼なりの基準で)話をしても無駄だ」思う人物との イベント的な首脳会談の時に冒頭記者会見で時間を消費する《手法》を使っているのです。ですからトルドー氏に対して使われたのならば、トルドー氏はトランプ氏に「相手に しない」と言われたのです。トルドー氏が、自分で「それを どうとるか」はご自身の勝手です。「お互い様だ。こっちも相手にしない」でも「こまったな。隣の大国の大統領だ。なんとか挽回しなければ」でも それはご自分の勝手だと思います。
(最も 「自分はカナダ国民のよりよい生活の為に 働こう」と心底思っていれば、自分の感情は2の次になるのでは…とは思いますが。私はカナダ国民ではないので 彼の勝手と思います)
しかし、どうやら トルドー氏はトランプ氏の「手法が語る 意味」を理解していないらしいです。だからこそ トルドー氏は「『私は トランプ氏に(暗に)相手にしないって言われたんだ。私と話すのは 時間の無駄らしい』と トランプ氏の『手法が語った 自分の評価』」で他国の首脳と 能天気に談笑できるのだと思います。
何ともはや NATO首脳会議がこの体たらく。
もはや 呆れるしかありません。
この先の世界は、大丈夫でしょうか?
NATO諸国の皆さん、選挙は大事です。
よく考えて 投票してください。お願いします。

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