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どうせ、緊急事態宣言をだすのならば、一気に収束させた方がよいと思います。

欧米諸国はロックダウンという最終手段を使っているようですが、日本では法的にできないようです。ではロックダウンをせずに感染を収束させるにはどうしたらよいかと考えましたところ、政府と国民が一致団結すれば案外簡単だと気が付きましたので、以下に記します。
1感染の広がりを 劇的に止める方法=「風邪かなホテル」
(概要)コロナでも・インフルエンザでも・ふつう風邪でも、「風邪ひきさんと、風邪かなの人」には、みんなホテルに籠ってもらう。それ以外の人は 基本は普通に暮らす。
「ロックダウン」は、全住民の隔離。
「風邪かなホテル」は、風邪をひいている人だけの隔離。

●「風邪かなホテル」とは、どんな方法か
①政府が東京首都圏・大阪圏のホテルを借り上げる方法で風邪療養部屋を30万室 (実際何室必要かわからないので、とりあえず30万室とします) 用意する。
②国民は 風邪の前兆の悪寒・だるさ・身体のこわばりを感じたら、風邪療養ホテルにいって、直ちに療養を始める。
こうすれば、コロナの人も普通風邪の人もインフルエンザの人も隔離されますので、当然ながらコロナの感染は広がらないのです。
一旦収束させても、感染症の場合はそれで終わりではありません。ですから、社会的免疫ができるまでか、ワクチンが開発されるまでは続け必要があります。その意味で、この風邪療養ホテルシステムは、ロックダウンよりも単にホテル代がちょっとかかるだけで、経済に悪影響が少なくて長く続けられるという利点があります。

●「風邪かなホテル」を実行する為に
「風邪かなホテル」が威力を発揮するには、国民の協力が必要です。「風邪かな?」と思ったら「ホテルにいこう」と自分で来てもらわないとならないので…。誰も来てくれなければ、成果はでません。そこで、如何にすれば国民が協力できるかと言えば、以下の政策と啓蒙が必要になります。
その一 簡単に仕事が休めて、休業が保障される。
 仕事を休む事を思い止まらせるモノは、会社と周囲の同僚の暗黙の批判と、収入減です。ただ、社員全員が風邪の前兆で即座に休む事が社会的な了解事項になれば、自分もその時には堂々と休めるので「お互い様」になります。また、会社にとっても万が一その社員がコロナなのに無理して出社していると、周囲の社員にまで感染を広げてしまうので、社会的了解事項になれば受け入れる会社も方が多いと思います。
 そして、収入に関してはそのホテルにいる日数分は、失業保険でも政府のコロナ対策費でも出所はどこでもいいですが、一日8300円とかの日当を払う。
その二 風邪療養ホテルの使用の方法
 毎日100万人も軽症の風邪で看護をしていたら、医療が持ちませんので、基本的に風邪療養ホテルは医療は最低限で自分で療養する事が基本になります。
 食事は部屋の前に配達。必要なモノは自分でアマゾンでも楽天でも注文して購入する。洗濯はシーツ等は(感染防止のために)塩素系漂白剤にでも浸して部屋の前に自分で置く。下着などは自分で手洗いでしょうか?あとは暖かくして、自分の贔屓の漢方薬を自分で勝手に服用して、とにかく休んで体調を回復させる。
急に息が苦しくなったなどの体調の急変の時には、フロントに電話する。
その三 風邪療養ホテルの医療補助
 悪寒を感じて発熱前から宿泊している患者は、血圧・体温は毎日自分で測り、ドアの前に貼っておく。息苦しいか否かも記入する。個人情報なので表紙がついていた方がよい。
 廊下を歩きながらその情報を確認した医師が、診察が必要な患者の部屋のドアをノックして診察する。例えば、発熱翌日の患者には、インフルの検査をして陽性ならタミフルを処方する。
 その他、様子を見ながら必要ならコロナの検査もする。
 患者からの体調の急変がフロントから連絡されれば、その都度対処する。
 症状が悪化して コロナ中等症の兆候が現れたら、コロナ病院に入院する。

●「風邪かなホテル」を提案する理由
その一 ロックダウンしないで 感染を収束できる
 このコロナ感染症の厄介な所は、無症状の人や検査で陰性の人からも感染が広がる事です。ですから、欧米各国ではロックダウンで経済活動を止めた訳です。
 はっきり言えば このコロナウィルスではロックダウンしないで感染を収束させることは極めて困難です。(真夏になれば、自然にある程度は収束すると思いますが…)
しかし、ロックダウンで感染規模を小さくした後でも、無症状の人や検査で陰性の人からも感染が広がる事に変わりはありません。すると 感染を防止するためには いつまでもロックダウンをやっていなければならなくなります。少なくても、癌国との往来を止めて鎖国は続けていかなければならなくなります。すると経済は壊滅します。
 これに対して 「風邪かな?と感じたらホテルに来てください」なら、膨大な数の人達が宿泊するだけで、ポッポツ感染が発生しても、クラスターは防げるので感染の広がりは劇的な少なくできます。
 「風邪かな?でホテルへ」でも無症状の人は相変わらず解りません。けれど、無症状の人から感染があっても、2次感染した人が悪寒を感じれ「風邪かな?でホテルへ行けば」その段階で感染が止まるので、クラスター探しに血道をあげる必要もなくなるのです。
その二 「検査」にかかる手間と、「検査」に頼る危険性を排除できる。
「検査」に血道をあげると、ただでさえ逼迫している医療関係者に余計な負担をかけてしまいます。
本来医療の検査とは、「何の薬を使えばよいか」を決めるためのモノです。例えば、インフルエンザでは感染直後は員セスです。しばらくして一定数以上にウィルスが増えた時に初めて陽性になります。要は「こんなに沢山ウィルスが増えちゃったから、薬で殺さないと」と判断する為に、検査をするのです。インフルエンザウィルスに感染していても、「予防注射で増幅させた自己免疫で治せるだろう」という範囲のウィルス数が少ない人達の場合は (つまり薬がいらないだろう人達)は検査で陰性になります。
 つまり、まだ薬が無いコロナ感染の場合の治療におけるコロナの「検査」の価値は、お医者さんたちに「どうすればいいか誰も教えてくれないから、自分の経験と知識を総動員してこの患者の命を救うのだ」と決心を促すことにあります。
 それなのに一般社会では、「検査」が科学である為に、「検査で陰性ならばウィルスは0である」と間違った思い込みが「科学的に正しい」という錯覚が蔓延してしまっています。
つまり「検査信仰」が行き過ぎて、「検査で陽性になるまでの期間は 大丈夫」「検査で陰性だから安心」という、思い込みで感染を広げてしまう事になっているのです。
その三 結局は 費用も安くて済む。
30万室に30万人の休業補償に、1日60億円とすると、1ケ月で1800億・一年でも2兆1千600億円です。一見大金のような気がしますが、これで普通に経済活動ができるのならば安いものです。
つまり、経済を縮小しているとホテル食堂その他に生存補助金を出すことになるので、要は支出方法が変わるだけという事になります。
来冬の前に、各県県庁所在地程度の都市には、風邪かなホテルを作っておいた方がよいと思います。100万室1年でも7兆2千万しかかかりませんから…。

2 その他の感染防止策
その一 高温多湿政策
「コロナウィルスが活動を停止する湿度50% 22.22℃以上」を国民全体の目標とする。幸い日本は湿度が高い国なので4月以降は平均湿度が50%を超えてくるようです。ですから 晴れた日だけ念のために加湿器を作動させて 暖房の設定温度を24℃25℃にしておけば、「湿度50%・22.22℃以上」を達成するのも、困難な事ではありません。
 高温多湿政策は専門家が殆ど無視する対策ですが、社会の経験で判断すれば、最も確実なコロナウィルス対策です。
皆さんも自分の見聞きした現実から判断してください。院内感染が大量発生するのは、寒くて乾燥している冬が殆どです。夏に発生するのは、食中毒です。
近頃 東南アジアの国々でもコロナ感染が伝えられるようになりました。私は この現象には気候も関係していると考えます。なぜならば 熱帯モンスーン気候のこの地域は、2月までは雨季で高温多湿ですが、3月からは乾季で高温乾燥の気候に変わるのです。ですから、湿度と気温という両方が満たされていた2月までは感染が広がらなかったけれど、湿度の要件を満たせなくなった3月以降は感染が広がるようになったのではないかと推測しています。
専門家という人達が何を基準に発言しているかは解らないのですが、専門バカという言葉もございます。
専門家と呼ばれる人たちは世間の常識に照らせば完全におかしい事でも、自信満々で「絶対に正しい」発言するので、つい一般人は「専門家が言うのだから、自分が間違っているのだろう」と考えてしまいがちです。
しかし、この度あれだけ「マスクはいらない」と強調していた米国CDCが「マスクの着用を国民に推奨する」事に方針を転換しました。WHOも「マスクは要らない」派でしたが、これからどうなるかはわかりません。
そしてこのコロナに対して忘れてならないのは、新型なのでテレビに出ている専門家の人たちも「自分のコロナ体験・実験結果を発言している訳ではない」という事です。
ですから、日本のテレビに出ている専門家よりずっと権威のある世界的専門家の米国CDCも「マスクについて意見を変えた」という事を、念頭に置いてテレビを視ることが肝要です。
ハッキリ言えば、新型なのでコロナウィルスの実態は誰にも解っていないはずです。ですから、専門家が「こうです」「ああです」と発言している根拠は「自分はそんな気がするという、実証されない本人の感想に過ぎない」事を忘れてはいけません。
「感染者を治療したらこうだった」治療体験を語りに出演する方は、ごく少数です。
これに対して 精査はこれからですが米国の研究機関が「COVID-19媒介物報告書」で「湿度50%で摂氏22.22度にすれば、ウィルスの活動が収まる」という報告したのは、実験結果です。ですから、高温多湿は有効であると、私は思うのであります。
その二 感染中のレストランなどの営業方法。
その一の「高温多湿対策」をとった上で、テーブルの間隔をあけるなどの追加の方法をとった方が、お客の安心感が増します。その他、お箸・スプーン・フォークなどはお湯の入った湯飲みにさしてお出しするなども一案です。あとは、それぞれ自部の自助努力で…
その三 マスク・手洗い・うがい
 近頃、「換気」「社会的距離を保つ」「密集を避ける」の「三密とマスク」に注目が集まって、「手洗い・うがい」が忘れられがちになっています。また、マスクをすると安心感が出るのか、「マスクを手に入れたから、手洗い・うがいはしなくてもよい」と考える人もいるようです。しかし、感染の危険を避けるという意味では、手洗いとうがいは基本であると思います。
 と申しますのは 知らない間に手についてた・吸い込んでいたウィルスが、体内で悪さを始める前に排除するのが手洗いとうがいだからです。
 私は 自宅に帰ったらまた会社・学校に到着したら、すぐさま手洗いとうがいをすることは、感染を避ける為の第一の手段であると思います。
 「高温多湿・換気・社会的距離・人込みを避ける・マスク・手洗い・うがい」これらはすべて別の手法です。一つを実践する事で10%感染を抑止出来たら、全部すれば70%感染を抑止できるという、加算の関係です。一つの対策をとれば、他の対策をとらなくてもよいという関係ではありません。
 ですから、一人一人が地道に実行する事がなによりも重要です。以上 新型コロナ感染防止策の私案をご提案させて頂きました。
 最後に なぜこんな提案をするかと言えば、日本の中途半端な「緊急事態宣言」後の方策では、感染を収束させることはできないで、世界の物笑いの種になると思うからであります。
25年連続世界一の債権国家である日本の政府は、国民に一世帯マスク2枚一回だけ配る事にしましたが、トルコは毎週5枚配布するそうですので、その記事を追伸として、付記します
トルコは1人当たりマスク5枚 新型コロナ対策、無料で毎週配布  共同通信社 2020/04/06 09:51

© KYODONEWS マスク姿の市民=5日、トルコ・アンカラ(ゲッティ=共同)
【イスタンブール共同】トルコ政府は5日、新型コロナウイルス対策の一環として、インターネットで申し込んだ市民1人当たりマスク5枚を毎週、無料で配布すると発表した。20歳以下と65歳以上は既に外出が禁止されているため、配布対象からは除外される。
 トルコは市民に自主隔離を求め、最大都市イスタンブールを含む主要都市の車両の出入りを厳しく規制。公共の場でのマスク着用を義務付ける一方、経済活動への影響を懸念し、全面的な外出禁止措置は出していない。
 感染者の急増は続き、5日の保健省の発表によると、感染者は2万7069人、死者は574人となっている。

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