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野草食日記 127 ゆかりとクミンのガーリック焼き飯

9月に入ったのに、まだまだ暑い日が続いていますね。

先日の台風で、鎌倉のあちこちで被害があり、私も月曜日、お茶室の庭の後かたずけにいく途中、巨木が根元から折れているのを目の当たりにしました。

山の麓に住んでいるので、初めての台風直撃ということで、ドキドキでしたが、幸い我が家では目立った倒木や停電もなく、テレビが1日点かなかっただけで済みました。
もちろん、庭には山から落ちてきた木の葉や枝でいっぱいでしたが、未だ停電が続いている地域に比べたら、そのくらい大したことではないなと思えます。
この暑さの中、冷房なしで過ごす苦痛はいかばかりでしょう。
とにかく1分でも早く電気が復旧しますように。


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台風前、真夏日の2日間、梅干しの色付けに使った赤紫蘇を天日干しにし、ようやくゆかりを作りました。

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先日炊飯器の中に、1人分には多く、かといって2人分には少ない微妙な量の残りご飯があったので、新たな米は炊かずにチャーハンにしておかずの一品のようにしてしまおう、そんな風に考え。

スキレットに作り置きガーリックオイル少量とクミンを入れ、香りを出すように炒めたら、残りご飯を投入しクミンと混ぜます。
そのあとごはんをスキレットいっぱいに広げ、蓋をしたら2〜3分放置。
焦げ目がついたらひっくり返してまた2分ほどいじらずに焼きます。

カリッとしたところに、ニンニク醤油とナンプラーを鍋肌から流し入れ、ジュジュっと焼き付けながらご飯と混ぜました。
仕上げに胡椒をひき、お皿に盛りつけたら、作ったばかりのゆかりをちぎってのせます。

クミンとゆかり、意外にも相性良しで、夜はご飯ものをあまり食べたがらない家族にも好評。
少なめの油で焦げ目をしっかりつけると、チャーハンというより「焼き飯」と呼んだ方が似合います。



野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。