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野草食日記 64 ヤブガラシの会

今週末、近くで行われるライブ後の打ち上げに、土地で採れた野草料理をお出ししようということになり、ご近所の有志の方々とヤブガラシ摘みをしました。

歩いて5分程の広大な空き地はまるでヤブガラシの畑のようです。
梅雨前の貴重な青空の下、みんなで収穫作業。
蔓の先端を摘んで、根元のほうは気持ちばかり除草させてもらいました。
それでも、また芽は出てくるんですけれどね。

若芽の部分がヤブガラシそっくりなのがあって、詳しい人に聞いてみるとキレハノブドウとのこと。


葉っぱの形がよく見ると違います。
野草採取は、似たようなものが有毒かそうでないかを見極める目が必要です。
詳しい人に聞くということはとても大切なポイントだと思っています。

ちなみにキレハノブドウは有毒ではないということでした。

採取後、Yさんのお宅でおしゃべりしながら、柔らかそうなところとそうでないところを仕分けしたあと、ヤブガラシ料理の試食をしました。

ヤブガラシとわかめの胡麻酢和えです。


Yさんが作ったレモンシロップにミントを浮かべた飲み物。
暑かったので身体に染み渡るようでした。
本当に美味しかった。ご馳走様です。

帰宅後、ヤブガラシは熱湯で色が緑になるまで湯がき、たっぷりの水に浸けて密閉容器に入れ、冷蔵庫保存します。アク抜きは本を見ると一晩から1日と記述されていますが、私は最低2日間、できれば3日ほど水を変えながら行っています。

野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。