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20歳の現在

こんにちは、Nanaです。

先日、20歳の誕生日をむかえました。
この記念に書き残しておきたいことが山のようにあって、どれから手を付ければわからないと同時に困惑できるほどいろんなことを抱えている現状が幸せだと感じます。

過去を振り返るか、
今を記すか、
未来へ決意をするか。

全てを書きたいのですが、ひとまず“今”を記そうと思います。


20歳の誕生日を迎えるまで120日間にわたってカウントダウン日記をつけていました。
これは本当にふと思い立ったことで、毎日写真と言葉を残したいと自分専用のインスタアカウントを作りました。フォローもフォロワーも0の鍵垢で、完全に独りのアカウント。SNSは人とつながるためのものかもしれませんが、結構快適でおすすめです。
私は写真を撮ることが好きです。言葉を紡ぐことが好きです。
だけど、誰かが見る可能性のある場では、少しばかり作った言葉になってしまうことがあります。
人に見られる自分の言葉を残す場はここ(note)にあるので、自分と向き合い、自分を残すためだけの場所を作りました。そしてインスタだと必ず写真を載せないといけないので、どんな低いクオリティでもその日見た景色を残すように自分に試練を与えました。
結果的にそのたった一人のインスタが、自分にとってすごく心地のよい居場所になりました。
オンライン上で実体としてのかたちがなく、誰とも関わらない独りきりのものを「居場所」と表現するのは可笑しいかもしれませんが、私にとってたしかに居場所でした。自分の考えを吐き出して、言葉を選んでまた考えが変わって、自分にとって大切なものが、自分が選びとりやすい言葉が、自分が惹かれる景色が、少しずつわかっていく過程は楽しくて充実していました。
私は見たもの,食べたものを言語化することが好きなようです。映画や展示を見たときにはもちろん、ひとりで何かを食べたときには必ずその味や感想を残していました。ずっとバラエティー番組を見て育ってきたから、食レポ的な感性が無意識的に育っているところはありますね。
惹かれる被写体は、「木の影」でした。それも特に枝の影。
時期が秋から冬にかけてということもありますが、枝の影を撮ることが多かったです。ただの影だけでなく、逆光でシルエットになった木の枝とかも最高ですね。フレアを出すことも大好きです。
自分の“好き”を改めて知ることができた、あの居場所に今も救われています。
もちろん、あ!やばい!とやっつけの写真になってしまった日も多々ありますし、たった1行しか言葉を残さなかった日もあります。だけど、それでも毎日続けられたことが自分の自信になりました。やっつけで何を選ぶかに、自分らしさが表れたとも思います。自分の撮った写真を見ると前後の記憶もよみがえってきます。こんな状況でこんな気持ちでこれを撮ったと思い出せるんです。やっつけの写真は日常の中のものが多くて、きっと忘れてしまう景色を思い出すことが出来て幸せです。もちろん、忘れたくない景色を思い出せることも幸せです。たった1行しか言葉を残せない日は、なぜそう簡潔になってしまったのか、言い訳が残っていたりもします。なんだか若くて、恥ずかしく思えるくらいでちょうどいいです。
すでに日常になじんでいたインスタグラムだからこそ、気軽に続けられたのだと思います。ギャラリーでは言葉の量がわからないから、たくさん紡ぐことも、たった数行を恥ずかしげもなく残すこともできたのだと思います。
文章を書きたいけど、自信がない方に、アイドリングとして一人用のインスタ垢の開設をおすすめしますよ。


19歳は人生で1番「好きなものを好きと言える」1年間だったように思います。
アイドルとディズニーとカメラが好きだと心から言える1年間でした。
私の19歳の誕生日は劇はじの最中でした。私史上一番バズった瞬間の真っ只中でしたね。あそこから、HKT48への愛の表出量が加速していました。気づけば推しが帰ってきて、卒業を発表し、配信チケットを買ったり、福岡まで飛んだり、イベント付きの映画を観に行ったり… ここ最近はメンバーとの別れがたくさんあって、すごく寂しいけれど、やっぱり好きになって良かったと思えるグループだし、一人ひとりのメンバーに対してそう言えるグループです。私はHKT48が大好きです。
コロナに邪魔された感は否めないけど、ディズニーもたくさん行くことができました。ほぼ毎週行った月もありましたし、同じパレードを追っかけて数か所で見る日もありました。ソアリンと美女と野獣のガイドツアーに行けたのも嬉しかったです。キャストさんとお話して、BGSをたくさん知れた日もあって、すごく楽しかったです。BGS好きなショーパレオタクだと自覚することが出来るくらいには、パークに行くことが出来て良かったです。他のオタクからしたら大したことない回数ですが、1番インした年になりました。そのうえ、Disney+に入会して、映画やオリジナル映像を見るようになりました。舞浜パークオタクにとどまらず、Disney全体をいろいろと知るようになったので、“ディズニーが好き”だと言えるようになってきました。
カメラに関しては、悩む日も多かったです。SNSのせいで疲れてしまった時期もありました。本当に楽しくて撮っているのか、義務感に苛まれていないか、と自問自答する日もありました。いろんなことに意味を求めたくなる性分で、深く考えすぎてしまう性格なんです。だけど、やっぱり私は写真を撮ることが好きだと思えたし、自分の撮った写真で喜んでくれる人がいることが幸せだと思えたし、自分の写真で1番喜んでいるのが自分だということに気が付けました。私の撮りたい写真は1年前に見つけた答えと何も変わっていませんでした。きっとこれからもたくさん悩んでたくさん遠回りをしますが、「最高の思い出写真を撮ること」が私のテーマです。

大学生になって、アルバイトを始めて、自分で自由に使えるお金と時間が増えたからかもしれません。1人での行動がしやすくなったからかもしれません。あとは、コロナ禍で強いオタクも強さを示せない(現場にたくさん通うなどができない)からこそ、自分なりの応援の仕方を受け入れやすかったのかもしれません。
いずれにせよ、好きなものをたくさん愛することが出来て、自信をもって好きだと言えて、そこからさらに自分の“好き”に気づくことが出来て、本当に幸せでした。


20歳になっても、変わらず早寝早起きで、お酒を飲めず、やっぱり大学生らしくはなれません。
小学生の私が思い描いていたような大人ではありません。
25歳までに結婚すると信じていたし、高校生になれば勝手に彼氏ができると思っていたし、バイトして稼いだお金で宮脇咲良の握手会に行くと思っていました。
彼氏も彼女もいないしできたことないよ。失恋もしなかったよ。結婚は望まないし、24歳まで学生をやるつもりでいるよ。バイトは出来ても握手会が出来る状況じゃないし、宮脇咲良は卒業したよ。あなたが思っているよりずっと大きな存在になっているよ。
だけど、小学生のころから変わらずに側にいて笑ってくれる人たちが何人もいるよ。
とかつての自分に伝えてあげたいです。
思い描いていたような大人ではないけれど、思っていた以上の人に恵まれて幸せをかみしめています。
きっとこれからも、思っていたほど大人じゃないと感じる生涯だと思いますが、そんな自分を愛せる人でありたいなと思います。

人に恵まれた20年間でした。


これからの人生はどんなことが待っているのかな、


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Nana

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ケーキが食べたいです。今はモンブランが食べたい気分。