見出し画像

"副業人材"なるものになりました

先月、Udemyという動画講座プラットフォームで講座をリリースして、会社員とは違う収入ソースを作ることに踏み出しました。去年後半から、副業に関するセミナーを覗いてみたり、最近のトレンドやメリット・デメリットを情報収集して、ひょんなことからUdemyの講座を制作するということに。

副業。自分がするとは思ってませんでした。なにしろ会社員として多忙な生活を送っていること、そして、自分の会社が副業がOKとは思っていなかったということもあり。会社名を出すことへの制約も大きいですし。

ただ、日本の大手金融機関でも副業を解禁するところもある、ということで、確認してみたら、自分の会社も副業申請すれば基本OKとのことで。

私の場合は、収入を目当てにする、というのもありますが、かねてから友人知人に「もっと前に出て発信しろ」と促されていた、というのもあって、自分をピンで商品化してコンテンツを売るという、ということに挑戦しました。自分がやりたくて、できることといえば、「女性管理職を増やす」というテーマかな、と思い、4時間近くも管理職のキャリアについて語る、という動画講座を作ったわけです。

いざ、講座を作り始めてみると、収録や編集など新しいスキルを身につけるのも楽しく。さらに、コンテンツを作る過程で、頭が整理されたり、発信する言葉が磨き上げられたり。やはりアウトプットすると、磨かれるのですよね。そこで結晶化した言葉を、会社の中での発信の際に活用する、という良いサイクルが生まれてきています。

とはいえ、会社員の仕事も諸事情により負担が増える局面でして、週末と夜で制作するのは並大抵のことではなかったです。だからこそ、副業は、自分のやりたいテーマで、そして作業面でも好きで得意なことであるべきですね。私自身は、大学時代にアナウンス研究会というサークルに入っていて、喋ったり収録したり編集したり・・という作業に若干の馴染みがあって、動画制作が苦にならなかったのです。これはかなり大きかったです。

自分の役割が複数になったことで、時間管理・タスク管理の意識も上がりました。昔、管理職になる前後に使っていたフランクリンプランナーのオーガナイザーという手帳を再開。かの有名な「7つの習慣」をベースにしたものですね。これを丁寧に使うことで、本業の方の業務もうまくハンドリングできています。副業始めてなかったら、慣れと経験だけタスク管理していたと思います。あらためて価値観の棚卸もして、プライベートの優先順位までクリアになっちゃいまして、これは大きな副産物です。

初期段階で講座を申し込んでくださった方々は、友人知人同窓生の繋がりの方が多く、普段から会社外でのネットワークづくりを楽しんできた蓄積も感じました。フリーランスの方だと、ネットワークと発信は基本動作かと思いますが、会社員にはなかなかハードルが高い行動様式です。ただ、もともとSNSでの発信をしていたおかげで助けられた部分は大きかったと思います。

人生100年時代というプレッシャーの中で、新しいスキルや行動様式を習得するというのは、精神安定剤のような効果があります。それに、「副業します」と発信したら、別の案件も舞い込んできました。やはり発信することのパワーはすごいと実感しています。

今年後半はもう一つの副業の準備と、もう一つ動画講座を制作するつもりでおります~。これで副業人材というのかわかりませんが、きっと副業人材の一歩は踏み出したといえるのではないでしょうか・・・。



いただいたサポートは、他のクリエイターの方へのサポートに使います✨