見出し画像

滋養への私のアプローチ

こんにちは。
ニューヨークから温かくてなにげない日常を書いているリネンnycです。

「I will sit outside! 」(外に座りますね)ニューヨークの5月は最高に気持ちが良いんです。カフェも人気は断然ストリートに椅子が並んでいる外のスペース。陽の光が新緑の木々を照らしてキラキラしている日は、このお天気を逃すまいとニューヨーカーたちはそれぞれの時間を外で楽しみます。イメージがあまり無いかもしれませんが、ニューヨークでも桜が沢山咲いていて、レンガ作りの建物が並ぶ細い路地にはピンクの華やかな桜が映えます。

さて、ここ数年の私がしている体調の戻し方のひとつが断食です。疲れた胃腸を休めるのが目的です。一度胃のなかを空っぽにしてから、良い物をスポンジの様に取り込むイメージです。ファスティング後は味覚がシャープになるのも気に入っています。大好きな料理中に、“これで決まり!“ っという塩加減に仕上げられるとすごく嬉しいです。

「strong digestion = good health (高い消化能力=心身の健康)」 私がアーユルベーダを学んでいるDivya Alterさんは言っています。一番大切なのは消化力。体が栄養を取り込む準備が十分にできている状態を目指して、しっかり胃腸を休める期間は大切。そのためにも、ファスティングは良い習慣だなと思っています。

消化に良い私の好きなアーユルベーダご飯は、軽くて栄養たっぷりの豆のスープ(ムーングダール)です。春の野菜を刻んで入れれば、彩も綺麗な滋養ご飯が簡単に作れます。

簡単な作り方を最後に紹介しておきます。私はダールに相性が良いと思う春野菜は、ギザキザの葉っぱのエンダイブや紫と黄色が綺麗なスイスチャードなどの葉野菜です。

スープの上にサラダチキンをトッピング
ランチにはサーモスに入れて持っていきます。


私の好きなのムーングダールのレシピ

材料:
ムーング豆 1/2カップ
水 2カップ
ターメリック 小さじ1
ギー 大さじ1 *オリーブオイルに変えてもOK
クミンシード 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ1
生姜パウダー 小さじ1 *生の生姜のみじん切りでもOK
塩 お好みで
ブラックシードパウダー お好みで *胡椒のようなスパイス

作り方:
1  ムーング豆を30分ぐらい水につける
2  鍋にギとクミンシードを入れて、弱火でクミンシードの周りのオイルがフツフツして香りが出るのを待つ。生の生姜を使う場合は一緒に炒める。
3  同じ鍋にターメリック、コリアンダーパウダー、生姜パウダーを入れて10秒ぐらい香りが出るのを待つ。全ての工程が弱火。
4  水を切った豆をスパイスが入っている鍋に入れてしばらく炒める。
5  水を入れて沸騰するまで強火、その後弱火で豆が柔らかくなるまで煮る。
6  豆が柔らかくなったら、塩を入れて味を整える
7  ガーニッシュに私は最後にブラックシードパウダーをかけるのが好きです。

ティップス:
ムーング豆の代わりに、レンテルも美味しいですよ。オレンジのレンテルは緑のレンテルよりも早く火が通りやすいので、急いでいる時にも良いです。
バリエーションで、根菜(大根やカブ)など火が通りにくに野菜を入れる場合は豆と一緒に野菜を入れて煮込む。葉野菜は最後に入れてお好みの柔らかさに煮る。
どうぞ旬の野菜を使ってアレンジを楽しんで下さい!

私がアーユルベーダを主に学んでいるのはDivya Alterいうニューヨークベースのプラントベース・アーユルベーダ料理家さんです。書籍の出版やレストラン経営、アーユルベーダの料理教室をされています。その方のオンライン講座で今は学んでいます。そして今年の秋に始まる対面の料理教室に通う予定です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?